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Kigu Journal

Tag: April

パトリックワークショップレビュー 

さて遅ればせながら、先日のSCAJの後に開催しました、April Coffee Roastersのパトリックによるワークショップのレビューをさせて頂きます。 実際に頂いたご感想も交えながら、当日の雰囲気を感じ取って頂ければと思います。 当日ご参加されていた方は、ぜひ暇つぶしに、記事巻末のNaruoからのレビューをお読みください。 本日のトピック ーーーーーーーーーーーーーーー ワークショップ概要 当日のアジェンダ 注目いただいたポイント 参加者の声 Naruoからのレビュー (長文) ーーーーーーーーーーーーーーー ワークショップ概要 @東京 日時:10月15日 18時半から20時頃まで 場所:dotcom Space Tokyo 参加人数:30名 @京都 日時:10月16日 18時から19時半頃まで 場所:Kurasu Ebisugawa 参加人数:10名 当日は、弊社代表の大槻が、翻訳を務めました。 当日のアジェンダ コーヒー作りに対する彼の考え方 コンペティションに参加する理由 自身で開発、使用したApril Brewerでのアプローチ、大会での考え方の共有 April Brewerを使用してのコーヒー抽出、試飲提供 Q&A などなど盛りだくさん。 注目いただいたポイント アンケートなどから注目いただいたポイントを抜き出しました。 ・プリグラインドすること コペンハーゲンにあるAprilのカフェでも、抽出の直前ではなく、前日からコーヒーを挽いておき、味の一貫性を高めている。大会でも同様に行っています。 ・April Brewerの魅力 焙煎から抽出まで一貫した彼のスタイルを体現するために開発されたBrewerは、Aprilのコーヒー豆を最大限抽出する。甘さやバランスの点で、平底型を選び、とにかく一貫性の高い抽出をするために設計した。 ・シンプルなレシピ 大会でよく見られる複雑なレシピとは全く違った、シンプルなレシピ構成の考え方やその理由があります。 参加者の声 「1回じゃ理解しきれないボリューム内容だったので、複数回開催してほしい!」 「一貫性のある抽出をとても重視していることがわかった」 「間近で世界レベルの抽出が見れたのは感動!」 などなど色々なご感想を頂戴しました!...

April Coffee Roasters History (エイプリルコーヒーとは)

なんと、April Coffee Roasters の代表であるPatrikが、2022年10月12日より開催されるSCAJ2022のために来日してくれることが決定しました!! 当日はKiguのブースにて、コーヒーをサーブしてくれる予定です。 彼は、9月27日から行われるワールド・バリスタチャンピオンシップのファイナリストでもあります。その結果がどうなるかも、とっても気になるところです! このブログで、今一度Aprilのこれまでを紐解いて行きましょう。 April Coffee Roasters 北欧デンマークでスペシャルティコーヒーの焙煎を中心に、ドリッパーや服などもデザインしている、世界的に有名なコーヒーロースター。 彼らのこれまでの歴史についてご紹介していきます。 Aprilの創業者 Patrik まずApril Coffee Roastersを紹介することは、つまりその創業者であるPatrikさんについて語ることだと思います。 (右がPatrik、左がドリッパー制作協力をしているSeraxの代表、Photo by @aprilcoffeecph) スウェーデン出身のPatrik Rolf Karlssonさんは、20代の若さで地元の有名なコーヒーロースターで経験を積み、その後ドイツのベルリンにあるFive Elephant Roasteryでヘッドロースターとして働きました。 (Photo by @Fiveelephant) 当時多いときには週に3~4トンという大量のコーヒーを焙煎したり、25時間連続で焙煎したりと、とても忙しい日々を過ごしていたそうです。⁠ ⁠ ⁠忙しい焙煎所の勤務をしながら、世界中のコーヒーワークショップに登壇して、自らの知識や経験を広める活動を行い、それは今のApril coffeeの活動にもつながり、今日多くのコーヒーラバーが彼のことを知っている理由でもあります。 April Coffee Roasters スタート  2年間のFive Elephant Roasteryでの活動を終え、2016年に彼がデンマークのコペンハーゲンで始めたのが今のApril Coffee Roasters。 彼は周囲の環境こそがその人を形作ると信じ、コペンハーゲンのダイナミックで品質を重視した革新的な文化性と、世界でも有数の食の街であることを称賛し、その地でビジネスをスタートしました。⁠ そして、コーヒー焙煎に主軸を置いたApril coffeeの活動から約3年の期間を経て開発したのが「Pour-Over Brewing Kit」。開発の最終段階として臨んだ、2019年のワールドブリューワーズカップで、Patrikはこのドリッパーキットを駆使して、カップスコアの最高得点を記録、総合で準優勝を果たしました。⁠ April Coffee Roastersの今 現在、April Coffee...

Patrik Rolf 大会後インタビュー2019

皆さまこんにちは、KiguのNaruoです。 今回は、April Coffee代表のPatrikが2019年に準優勝したWorld Brewers Cup(世界ブリュワーズカップ)の大会後に、「Barista Magazine Online」で答えたインタビューを翻訳しました。 実にストイックで、日々学びを得ている彼らしいインタビューになっています。コーヒーのコンペティションに出る方や、パトリックってどんな人なんだろうと気になる方は是非ご覧ください。 実は、コーヒー業界のキャリアをバリスタとしてスタートしていなかった点など注目です。 ちなみに、彼がその大会で使っていたレシピについてはこちらをチェック→世界大会で使用したコーヒーレシピ インタビュー記事の原文はこちら -------------------- 2019年5月16日 パトリック・ロルフは、2019年のWorld Brewers Cupの為に途方もない多くの時間を費やしました。コスタリカのタラズ地方にあるダ・トータ農園に足を運び、大会用のコーヒーについてより深く知るために費やした時間。この大会と、彼が立ち上げたApril Coffee Roastersのため、途方もない時間をかけて開発したApril Pour-Over Brewing Kitという抽出器具。そして、何度も何度も練習を重ね、完成させた抽出ルーティン。それらの努力が実を結び、4月にボストンで開催されたWorld Brewers Cupで、スウェーデン出身のパトリックは見事な活躍を見せ準優勝に輝きました。 (こちらのビデオシリーズで、パトリックの大会での経験をご覧いただけます。) World Brewers Cupでのルーティンの組み立て方、競技の魅力など、パトリックに話を聞きました。 コーヒー業界に入ったきっかけ クリス:いつ、どのようにしてコーヒー業界で働き始め、何があなたをコーヒーの世界に引き入れたのでしょうか? パトリック:地元ヨーテボリのダ・マッテオというスペシャルティコーヒーロースターで、ビジネス関連のプロセスを担当するコンサルタントとしてスタートしました。 その時、創業者のマッツ・W・ヨハンソンからスペシャルティコーヒーを紹介されました。彼がいなければ、私は決して始めていなかったでしょう。ちょうど、一生懸命取り組める本物の何かを探していた時期だったのです。 コーヒー競技会への参加について クリス:コーヒーのコンペティションには、いつから参加されているのですか?大会に参加することの魅力は何ですか? パトリック:長い間継続して、何らかの形で大会に参加してきました。実はコーヒーを始める前に、ただ楽しいチャレンジとして、スウェーデンのバリスタチャンピオンシップに参加したことがあるんです。ブリュワーズ・カップに力を入れていますし、ロンドンではコーヒーマスターズという大会にも参加しました。 コンペティションは、この業界で学び、進歩するための最高の機会です。正しく励めば、技術や知識はより良くなるのですから、誰もがコンペティションには参加すべきだと思います。 April Coffee Roastersとは クリス:焙煎所としてのAprilについて教えてください。 パトリック:デンマークのコペンハーゲンにあるAprilは3年目(2019年時)で、スペシャルティコーヒーロースターのトップランナーとして高品質のコーヒー基準を生み出すことを目標としています。 私たちは小さな会社で、現在3人のスタッフがいます。多くの時間を費やして、自分たちの経験を共有し、他のコーヒー専門家をできるだけ支援したいという野心を持っています。 2019年 World Brewers Cup でのコーヒー豆について クリス:タラズの農場を訪れ、彼らのゲイシャ豆をもっと分かち合いたいと思ったことが、World Brewers Cupに繋がったそうですが、その経緯を教えてください。このコーヒー豆の何がそんなにエキサイティングだったのでしょうか? パトリック:チューリッヒにあるMAMEの創設者兼オーナーで、私が見てきた中で最高のバリスタ競技者の一人であるマチュー・テイスから話が始まりました。...