日本のコーヒー文化を世界に発信するーKurasuのコンセプトの根幹としてオープンして以来、これまでに色々な機会に恵まれ、コーヒーを愛する世界中の方々との出会いが生まれています。今回はイギリス・ノリッチで行われたカッピングで、日本のスペシャルティコーヒーロースターの一つとしてKurasuのコーヒーを紹介していただきました!
日本と同じく、サードウェーブが盛り上がりを見せ続けているイギリス。今最も勢いよく成長している産業といっても差し支えないほどで、ロンドンコーヒーフェスティバルは世界の中でも最も集客力・影響力の大きいイベントの一つです。都心以外でも、個性あふれるロースターやスペシャルティコーヒーを扱うカフェが熱い注目を浴びています。ロンドンから東に電車で2時間半ほどの街、ノリッチもそんなスポットが集まる街の一つ。古くから交易の中心地としての歴史を持ち、学生の街でもあり、作家やアーティストが多いこの街では、独立系のお店が多く、スペシャルティコーヒーを楽しむ人々がそれぞれお気に入りのカフェを持っています。
その中の一つが、Ancestors Coffee(アンセスターズコーヒー)。ヴィーガンフレンドリーな軽食も提供するこのカフェでは、世界中のコーヒーが常時数種類楽しめます。月に一回パブリックカッピングを主催しているのはオーナーのキーラン。新しく提供するコーヒーや、キーランが気になったものや挑戦してみたいコーヒーを集めてカッピングします。
場所柄、イギリスではヨーロッパのロースターを取り扱う事が多く、時にアメリカのコーヒーを仕入れるところもありますが、日本で焙煎されたコーヒーがイギリスでサーブされることはまだ珍しいそう。
今回カッピングテーブルに並んだ日本のロースターは、京都のWEEKENDERS COFFEE、東京のONIBUS COFFEE、埼玉のHSKWKF(星川カフェ)、そしてKurasuの4軒。日本以外からはノルウェーのSOGNEFJORD、スウェーデンのmorgoncoffeeroasters、アイルランドのCalendar Coffee、イギリスのCampbell & SymeとDark Arts Coffeeというラインナップで、参加者がそれぞれブラインドでカッピングを楽しみました。
初めてカッピングをするという人から、コアなコーヒー愛好家まで様々な人々が互いに感想や予想を交換しながらの賑やかなカッピングとなり、最後にキーランがそれぞれのコーヒーの正体を明かすと歓声が上がりました。特に日本のコーヒーはどれも好評で、人々が普段慣れ親しんでいる味わいとはまた違った特徴が印象的だったという声が多く、Kurasuのケニアにもたくさんの票が集まりました!
カッピングに並んだコーヒーは、ゲストコーヒーとして店頭でもしばらく提供されるとのこと。これをきっかけに、日本のコーヒーをより多くの人に楽しんでいただける貴重な機会となりました。
Ancestors CoffeeのInstagramはこちら
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