みなさんこんにちは。
Kurasuのアヤカです。
今回のブログではどんな気持ちで、5周年を迎えたのか。
長くなりましたがみなさんにお届けしていきたいと思います。
お時間ある時にぜひ、読んでいただければうれしいです。
Kurasu 京都 Stand は2016年8月11日にスタートし、
私は、カフェオープン時にバリスタとしてKurasuに入りました。
ここで自分が過ごしてきた5年間はお店の歴史と重なることも多いので思い出話もまぜながらこの5年間を振り返っていきたいと思います。
「京都から世界へ。日本のコーヒーカルチャーを発信する」
当時、カフェをオープンするにあたり代表の大槻がだしていたHiringの記事の中の一言。そのワードに惹かれて Kurasuで働き始めました。
その言葉通り、京都駅から歩いて五分。お店のまわりには大きなホテルや会社もたくさんあり、日本の方に限らず世界中からお客様が訪ねてきてくれます。
始めたばかりの頃は
日本のお客様に、 「初めまして。コーヒー屋です。これからよろしくお願いします」とご挨拶。
海外のお客様には、「やっと来れたよ!ずっと来たかったんだよ!」と声をかけていただく。
不思議な感覚でスタートした京都店。
オープンしてから多くのスタッフは、海外のカフェでバリスタの経験を持っていたり、日本のカフェで経験をしっかり積んだいて。
それを活かした接客で日本のお客様も海外のお客様も言語の壁を乗り越え、コーヒーを楽しんでいただく空間を自然と作りだすことができました。
近すぎず、遠すぎず、ラフすぎず、丁寧すぎない。
簡単なようで難しいお客様との心地よい距離感。
それを保ちつつ、美味しいコーヒーを提供する。シンプルにかっこよく。
5年の中で、もちろん卒業したスタッフもいれば、新しい人も入ってくる。いい意味で変わらず、いい意味で変化し続けて来れたのではないでしょうか。
どの時代の人とも共に過ごした深い思い出があり、面白い毎日でした。
喧嘩をした時もあれば、面白すぎて笑い転げたり、閉店後にビール片手に話こんで夜になってたり・・・
お客様ともありがたいことに、とても良い関係を築かせていいただいていると思います。
特に常連様は面白くて優しい方ばかりです。
いつも会うと体調を気遣ってくださる方、恋愛相談してくれる方、コーヒーの質問が止まらない方、お土産いつもくださる方。会いに来ました!と。
この5年でいろんなお客様と出会うことができました。
1度きりの来店であっても、また京都来たら寄るね。と声をかけてくださったり、出張のたびに顔を出してくださる。
本当にお客様の愛情をたくさん感じることができた5年間。
美味しいコーヒー、Kurasuのスタッフ、そして、最高のお客様。
自分で言うのもなんですが、京都スタンド。本当に大好きなんです。
愛が溢れすぎたので少し話を戻して・・・
最初は自家焙煎じゃなかった私たち。日本全国のカッコいいロースターさんの豆をいっぱい提供させていただきました。
お店に来ていただいてゲストバリスタイベントを開催したり、ワークショップをやっていただいたり。
自家焙煎じゃないからこその、挑戦や、人との出会いがたくさんありました。
さあ! Kurasu 焙煎へ。
はじめはシェアロースターでこつこつと。週1回大阪まで通って焙煎。
少しして、焙煎機ギーセンを購入し 伏見Roastery をオープン。
自分たちで焙煎し始めてからコーヒーへの思いや、知識、プロ意識などいろんな方面で幅が広がったように感じます。
自分たちの好みの味、感じている思いを、Kurasuとして発信できるようになったのが自家焙煎の醍醐味の一つかなと思います。
Kurasuのハウスブレンドが初めてできた時は、よくわからないなりにジーン。と感動したのを覚えています。ついに・・・と。
今年リニューアルして、さらにパワーアップしましたが、やはりお店のブレンドっていいですよね。
そんな中、2019年年末に始まってしまった新型コロナウイルス・・・
世界中の方が被害を受け、今もなお厳しい状況の日々が続いています。
大変じゃない人なんていない。だからと言って頑張ることを諦めることはできない。
私たちにできることを。そう思い今日まで過ごしてきました。
そんな中迎えた5周年、訪れていただくことができないみなさまとどう繋がれるか。
スタッフと話し合い企画した「Kurasu京都店5周年記念セット」中身は豆とTシャツ。
豆の種類も、Tシャツのデザインも、届いてからのお楽しみ。
ご予約いただいた方限定で、スタッフも一部を除きデザインを知らずにドキドキして一緒に届くのを待つ企画。
私は、デザインを覗き見することはできたのですがあえて見ずに、みなさんと一緒にドキドキしながら待ちました。
そんなこのTシャツには代表の大槻からのメッセージが込められています。
「コーヒーの木は、実がなるまで最低3〜4年かかると言われています。僕たちもコーヒーを入れ続けて多くの人に支えられながらKurasuという実がなってきています。そしてこれからKurasuの木をじっくりと成長して、より美味しいコーヒーを提供できるようにしていきます。」
STILL BREWING AFTER 5 YEARS
STILL GROWING AFTER 5 YEARS
これからもKurasuをよろしくお願いします。
皆様と一緒に成長し、良い時間を過ごしていきたいです。
無事で、またお会いしましょう!
2021年8月
Ayaka Oki
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