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Prismoを使ったアメリカーノコーヒーの作り方 〜翻訳シリーズ9〜

Prismoを使ったアメリカーノコーヒーの作り方 〜翻訳シリーズ9〜

こんにちは、Kiguの成尾です。

FELLOWブログの翻訳シリーズ、第9弾。


今回のテーマは


「How To Brew An Americano With Prismo」

直訳すると「Prismoを使ったアメリカーノコーヒーの作り方」。

本題に入る前に少しだけ補足情報です。

アメリカーノコーヒーとは

高圧・短時間で少量の濃厚な液体を抽出するエスプレッソを、お湯で割ったものを主に指すと言われています。(Wikipedeiaより)

これはおうちでゆっくりお湯を注いで作るハンドドリップのコーヒーとは、根本から作り方が違うので、味わいは全く異なります。

ハンドドリップとの違い

エスプレッソはパウダー状にまで挽いたコーヒーを、マシーンに取り付けて約30秒ほどで抽出。レシピにもよりますが、20gのコーヒー豆に対して、出来上がりのエスプレッソは約40g。1:2くらいの比率です。

対してハンドドップは、細挽きから中挽きのコーヒー豆にお湯をかけて、約3分ほどかけて抽出。15gのコーヒー豆に対して、出来上がりが約200g。1:13くらいの比率です。

コーヒー豆の挽き目は、味に直結します。たとえ出来上がったエスプレッソにハンドドリップと同量のお湯を足しても、挽き目・抽出時間が違うため、その味には大きく違いがあります。

アメリカンコーヒーやロングブラック

似た名前で、日本には「アメリカンコーヒー」がありますが、実はこれは由来が曖昧で正確な定義はないそうです。多めのお湯でドリップすることを指す、比較的薄い味のコーヒーのようです。(Wikipedeiaより)

またオーストラリアのカフェメニューでよく見られるロングブラックは、お湯を注いだカップに、エスプレッソを落としたもので、アメリカーノとは作る順番が違うだけです。ただ、カフェによってはそれをアメリカーノと呼んだり、お湯の分量差でロングブラックとアメリカーノを分けていたり等、カフェや地域でルールはいろいろあります。(Naruo体験談)

Prismoとは

今回の主役であるPrismoは、おうちでも簡単にエスプレッソスタイルのコーヒーが作れる、エアロプレス専用アタッチメント。
簡単にエスプレッソのようなフルボディで濃厚な抽出を可能にするのが特徴です。

また標準フィルターと異なり、圧力をかけなければ液だれをおこさない設計で、従来の方式でしかできなかった蒸らし・じっくりと時間をかけた浸水が簡単にでき、より濃厚な抽出が行えるというアイテムです。 Kiguで現在販売中です!

補足情報はここまで。ここから本文スタートです。

英語原文はこちら

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2020年3月23日

Prismoを使ったアメリカーノコーヒーの作り方

「Prismoカーノ」は、エスプレッソをお湯で薄めた北米のカフェの定番ドリンク「アメリカーノ」をお家で作れるようにマニュアル化したものです。

基本的にはエスプレッソスタイルコーヒーの作り方とかなり近くなります。

第二次世界大戦中にイタリアに駐留していたアメリカ兵が、エスプレッソにお湯を加えて、より親しみのある一杯を作ったという伝説がアメリカーノの由来と言われています。



ナチュラルのようなフルーティーなコーヒーや、ケニア産のコーヒーにはこのレシピがとってもおすすめです。ぜひ試してみてください。

私たちのお気に入りは、Onyx Coffee LabのLa Palma Natural Gesha #346と、Andytown Coffee RoastersのEthiopia Bedhadtu Jibicho Naturalの2つです。

さて淹れる準備はできましたか?

アメリカーノの作り方

必要な道具

Prismo
エアロプレスコーヒーメーカー
Stagg EKG 電気ケトル or 湯温がわかるケトル
・カラフェ or コップ(丈夫なもの)
・コーヒーグラインダー
・スケール(計量器)
・タイマー

必要なコーヒー豆、お湯


・浅煎り〜中煎りのコーヒー 20g
・沸騰したお湯 60g
・82℃のお湯 200g

レシピ


1) コーヒー豆を出来るだけ細かく挽きます。(細挽きより細かく)

2)エアロプレスの底にPrismoを取り付けます。抽出前の準備として、50g程度のお湯をエアロプレスに注ぎ、振り混ぜませて器具を温めます。

3) 挽いたコーヒー豆20gと沸騰したてのお湯60gをエアロプレスに入れます。

4) タイマーをスタート。

5) コーヒーがすべてお湯に触れているようにするため、少し本体を回すか、スプーンなどで混ぜてください。液体が少ないので、渦を作るように攪拌するのがおすすめです。



6) タイマーが60秒になったら、Prismoをカラフェにセットしてプレス!

プレスし終わったら、カラフェに82℃のお湯を200gを加えます。

7) エンジョイ!

温度のコツ

同じケトルで2種類の温度を使い分けるには、少量のお湯(約250グラム)をまずは沸騰させましょう。

最初の60グラムを100℃で注いだ後、約50グラムの常温の水をケトルに加え、Stagg EKGのダイヤルを82℃まで下げます。こうすることでお湯が程よく冷め、最後にプリズモショットを希釈するのに使用する低温度に調整しやすくなります。

これは、プリズモでアメリカーノを作る私たちの方法ですが、淹れている中であなたのお気に入りを見つけることもできます。希釈は少なめに?もっと?ぜひご意見をお聞かせください。

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いかがでしたでしょうか?

Prismoで作るアメリカーノコーヒー。

いつものハンドドリップとは違った、味わいがきっと楽しくなりますよ。

ちなみに最後に足すお湯の量は、是非微調整してほしいポイント。

スケールがお家にあるなら、10g単位でお湯を足して調整してみると、それぞれの味の違いにきっと驚きます。ちょうど良い塩梅になると、鼻抜けがよく、味が口全体に広がる感覚が感じられます。

お楽しみください。

使用した商品についてはこちらをチェック

Prismo

Stagg EKG 電気ケトル

エアロプレス

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