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Days Coffee Roaster(新潟)2024年7月Kurasuパートナーロースター

Days Coffee Roaster(新潟)2024年7月Kurasuパートナーロースター

今月のKurasuパートナーロースターは、新潟県のDays Coffee Roaster。"日常に刺激を"もたらすコーヒーを軸に、新潟にポジティブな交流を生み出しているスペシャルティコーヒーロースターです。「心に火をつけ、情熱的な出会いを生み、それを共有する」ことで美味しいコーヒーが広がり人生が豊かになっていく、とオーナーの白井さん。今回、彼のこれまでの人生と店舗についてお話を伺いました。

コーヒーの世界に入るきっかけとなった出来事は、高校生の時に遡ります。地元新潟の喫茶店でアルバイトをしていた白井さん。そのアルバイトの最終日、マスターの提案で、特別にカウンターに立たせてもらうことになったそうです。そこで初めて自分が淹れたコーヒーを来てくれた家族や友人に提供し、その時の「カウンターを挟んでワイワイ話している雰囲気がとても心地よく感じた」と話します。

実際にコーヒー業界の門を叩いたのは、23歳の時。東京の大学を中退し、他の飲食店の経験を積んだ後、新潟で大手のコーヒー豆卸問屋に入社。約3年間店長として働き、会社が焙煎工場を新設するタイミングで焙煎工場長に就任。焙煎士としてのキャリアを歩み始めます。

順調に工場長としての生活を送っていた白井さんですが、30歳を機に知り合いの居酒屋を間借りし、本業と並行してDays Coffee Roaster(以後DCR)をスタートさせます。半年間間借り営業を続け確かな手応えを感じていた頃、「新たな複合施設を作るので出店しないか」といった話が白井さんの元に来たそうです。「〇〇社の白井としてではなくDCRの白井として依頼が来た。これは自分の力で掴み取ったチャンスだ」と感じ、2021年4月に現在のDCR実店舗を開業しました。

DCRでは、ラッキーコーヒーマシンの直火式焙煎機を使用しています。前職時代、大阪の元井珈琲さんから初めて焙煎を学び、Glitchの鈴木さんにインスパイアされ、豆ポレポレの仲村さんのセミナーで理解を深めたという白井さん。ProbatやFuji Royalの経験もある白井さんですが、「直火でしか出せない味がある」と語ります。果実感と濃厚な甘さがあり、豆ごとの個性がしっかりと感じられる味わいになるとのこと。

店舗は全ての豆を試飲できるスタイルで、深煎り目当てでやって来て浅煎りが好きになる人も多いそう。カッピング会や勉強会で、新潟のコーヒーコミュニティの中心となっているDCRは、昨年2店舗目となるinnovative Co.をオープン。珍しい品種や最先端のプロセスの豆を中心に、新潟で新しいコーヒー体験を提供しています。新潟に訪れる際はぜひ足を運び、彼らの情熱的なコーヒーを体感してください。

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