農園や商社から届く、わずか100gほどの貴重なサンプル豆。特に高価なゲイシャや希少なロットを前にしたとき、「絶対に失敗できない」というプレッシャーを感じたことはありませんか?
サンプル焙煎がうまくいかなかったがゆえにポテンシャルを見抜けず、買い付けの判断に迷ってしまうのは、ロースターにとって大きな痛手です。
そんなプロフェッショナルの不安を解消し、確信を持った買い付けをサポートするため、Kurasuはノルウェー発の最高峰サンプルロースター「ROEST Sample Roaster L100 Plus」の国内販売を開始しました。
今回は、販売開始の1年以上前から焙煎所で実機を使い込み、その実力を検証してきたKurasuのヘッドロースター・Takuyaのリアルな声とともに、ROESTの魅力をお届けします。
一発勝負のプレッシャーをはねのけるROESTの柔軟性

KurasuのヘッドロースターであるTakuyaは、ROESTの販売開始に先駆け、1年以上前から実際のオペレーションの中でテストを重ねてきました。
産地や商社から届くサンプル豆は、時に100gほどしかないことも珍しくありません。高価な豆ほどサンプル量は少なく、一発勝負になることが多いのです。もし焙煎が浅すぎて穀物感が出てしまったり、逆に火が入りすぎて豆本来の酸味やフルーティーさが失われてしまえば、その豆の真のポテンシャルを見誤ってしまいます。
「これまでは焙煎の仕上がりに不安が残り、リスキーだなと悩みながら買い付けの判断をすることもありました」と、以前の課題を振り返るTakuya。
しかし、ROESTを導入したことでそのプレッシャーは大きく軽減されたと言います。
従来の小型焙煎機は、一度設定したプロファイル通りに進むため、焙煎途中での微調整が困難でした。一方、ROESTはオートモードで焙煎を進めながらも、豆の温度上昇の挙動を見て途中でマニュアル操作に切り替え、火力を調整することが可能です。
ROESTのこの機能についてTakuyaは、「ウォッシュドやナチュラルなど様々な精製方法の豆が混ざっているときでも、1つのプロファイルに縛られず柔軟に対応できるため、失敗しづらくなりました」と高く評価しています。

そして特筆すべきは、ROESTがもたらす圧倒的なデータ量による「感覚に頼らない焙煎」です。
「ROESTには豆温度やエアー温度など、5つのセンサーが搭載されています。もちろん全てを使うかはロースター次第ですが、実際の焙煎機の状態を詳細な数値で見ながらコントロールできる感覚は、私たちが普段使っている大型機(Loring)に非常に近いです。熱風の温度だけでなく豆温度を基準にしたプロファイルも組めるため、焼きすぎる心配も減りました」(Takuya)
なんとなくの勘や、音・香りだけに頼るのではなく、焙煎状況をリアルタイムの数値で把握できることで、焙煎の精度と再現性は飛躍的に高まります。

ちなみに、ROESTは1台ごとにノルウェーの地名に由来する固有の名前が割り当てられて届くというユニークな一面もあります。ちなみに、KurasuのROESTには「グルハウグ」という名前がついていて、社内では「なんだか子犬みたいで愛着が湧く」と話題です。
ROEST L100 Plus、革新的な4つの機能

Takuyaの言葉にもあった通り、ROESTは「感覚に頼らない焙煎」と「高い再現性」を実現するためのテクノロジーが詰まっています。その価格に見合う、プロのための機能をご紹介します。
(1)高精度な5つのセンサー
豆温度、エアー温度、インレット温度、ドラム温度、排気温度を計測し、焙煎プロセスの熱の動きを多角的に把握できます。
(2)完全自動化とファーストクラック検知
内部のマイクロフォンセンサーが、豆のハゼる音を個別に識別します。ハゼを検知すると自動的にデベロップメントのカウントダウンを開始し、設定したタイミングで自動排出まで行ってくれるため、焙煎中に別の作業に集中できます。
(3)連続焙煎のブレをなくすBBP機能
BBP(Between Batch Protocol)機能により、バッチ間でロースター内部の熱エネルギーを常に一定の状態にリセットします。連続焙煎時でも毎回同じ条件からスタートできるため、サンプル間の比較精度が格段に上がります。
(4)業務を効率化するデュアルファンシステム
排気用のファンとは独立して冷却ファンがついており、約90秒で豆を冷却します。焙煎終了後、前のバッチを冷却している間に次のバッチを投入できるため、1日に何バッチもこなす多忙なロースターの時間を大幅に節約します。
【動画で見るROEST】Loringとの飲み比べ&実際の焙煎風景を公開!
「実際にどうやって動くの?」「味の仕上がりは?」
そんな疑問にお答えするため、KurasuのYouTubeチャンネルにてTakuyaがROESTの実演レビューを行いました。
動画内では、コロンビアにあるレイナ・デ・サバ農園の貴重なゲイシャ(100g)を実際に焙煎。さらに、プロダクションロースター「Loring」で焙煎した同じ豆と、ROESTの異なるプロファイルで焙煎した豆をブラインドカッピングで飲み比べています。
ROESTで焙煎した豆は、Loringのローストにどこまで迫れるのか? 気になる結果はぜひ動画でご覧ください。
まとめ
焙煎の精度を高め、買い付けの迷いをなくし、効率化によってロースターに貴重な時間を作り出してくれるROEST L100 Plus。きっと、頼もしいパートナーとなるはずです。
ぜひ商品ページで、詳細をご覧ください!
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