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Kurasu Journal

Kurasuオリジナル キャップ 再販開始!

つばの部分がフラットでかぶりの浅めと5パネルが特徴のキャップに、 "I drink specialty coffee from Kyoto." というフレーズが刺繍されています。 スペシャルティ―コーヒーへの愛、京都のコーヒーシーンへの想いなど、好きなものをさりげなく。  

<社員紹介>バックオフィスマネージャー:Shoko

Kurasuってどんな会社? ぜひKurasuの魅力を皆さんに知っていただきたく、Kurasuで働く「人」をご紹介します。チームにはどんな人がいて、日々どんな仕事をしているのか。今回はバックオフィスマネージャーのShokoが、Kurasuに入社するまでの経緯や仕事のやりがいについて語ります。 *** Kurasuでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています。私たちと一緒に働きたいと思ってくださった方は、ぜひ求人情報をご確認いただき、ご応募ください。お待ちしております! *** −現在の仕事について「グローバルに事業展開をする会社のお金を管理」 主に経理の仕事を担当しています。Freee会計ソフトを用いた日々のお金の仕分け、請求書や納品書の整理、また税理士さんとの打ち合わせなど、様々な業務に取り組んでいます。 Kurasuは京都、バンコク、シンガポールにそれぞれ実店舗を、また国内・海外向けのオンラインショップを運営しています。それぞれのお金の動きを正確に管理するためには、業務効率化に向けて新しいシステムの導入を検討したり、変化する税制や法改正への対応もいち早く行ったりする必要があり、柔軟な対応力が求められます。 私自身、Kurasuに入社するまで経理の仕事は未経験でしたが、日々勉強しながら会社のお金を管理しています。お金はすごく大事な分、みんなの心配やストレスになりかねません。代表の大槻が経営に、他の部署のスタッフがそれぞれの仕事に集中できるように、責任を持ってお金の管理をすることが私の役目です。 −なぜKurasuに?「自分らしくコーヒーに携わることができる職場」 Kurasuに入る前から、コーヒーはよく飲んでいました。大学時代、たまたまコーヒー好きな後輩や教授に囲まれ、その頃から私にとってコーヒーは身近なコミュニケーションツールでした。 大学卒業後はタイルメーカーに入社し、その後京都のデザイン事務所に転職。これらの経験を経て、改めて自分がどういった仕事をしたいのか考えた時に、たまたまKurasuがパッキングスタッフを募集していることをインスタグラムで知りました。大学でプロダクトデザインを学んでいたためコーヒー器具に関心があり、また裏方として大好きなコーヒーに携わる仕事がしたいという想いから、応募しました。 全く違う業界に転職することは不安でしたが、それよりも現状を変えたいという想いが強く、「とりあえず飛び込んでみよう!」という思いで入社を決意。入社してすぐ、小さいチームならではのチームワークの良さや信頼関係の強さを実感し、不安は解消されました。むしろ、どんどん挑戦したい仕事を担えることにやりがいを感じました。 Kurasuは、熱意と責任感があれば自分が得意なことを生かし、関心があることに挑戦できる環境です。私もパッキングスタッフとしてアルバイト入社しましたが、現在では正社員として経理やマーケティングなど、多岐にわたる仕事に取り組んでいます。 −Kurasuってどんな会社?「コーヒーが結ぶ個性豊かなチーム」 Kurasuでは、多種多様な経歴を持つスタッフが一緒に仕事をしています。元銀行マン、ワーホリ経験者、パワフルなママさんなど様々な人がいますが、共通点はみんな「コーヒーが好き」ということ。あと、みんなグルメですね。美味しいお店やこだわりの調理器具など、情報交換が日々盛んに行われています。(笑) みんな得意・不得意ありますが、代表の大槻やゼネラルマネージャーの大木がそれぞれの良い部分を生かせるように私たちと向き合い、努力と結果をしっかり評価してくれます。小さい組織ながらも個々の力を合わせて、大きな仕事も成し遂げています。 Kurasuでは様々なコーヒーへの関わり方があります。バリスタや焙煎士だけではなく、マーケティングやカスタマーサポート、バックオフィスなど、それぞれが得意な分野で素晴らしいコーヒーや器具を国内外のお客様にお届けするために頑張っています。 とにかく、コーヒーも人も面白い。みんな熱意を持って、そして楽しんで仕事をしています。 将来のKurasuのメンバーへ Kurasuは年々成長を遂げています。経理も業務量が増え、これ以上私一人では担えません。まさに今、Kurasuh社内の体制を整えていく大事な時期。 小さいチームだからこそ、個々の裁量権が大きく、時には素早い決断を求められます。経理は会社のお金を正確に管理する大事な仕事のため、責任感を持って一緒に仕事に取り組んでくださる方と巡り会えたら嬉しいです。ぜひコーヒーが好きで、自分らしくコーヒーに携わりたいと思っている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご応募ください! 詳細はこちらから。  ※写真は全て撮影時のみマスクを外しています。

【新商品】FELLOW Stagg EKG 温度計付き電気ケトルに白が登場!

大人気のFELLOW Stagg EKG 温度計付き電気ケトルの白色が入荷しました! 真っ白で、黒と違って、パッと目立つような存在感です。   弊社の運営している別ブランド「Kigu」からも購入可能です。 Kiguのサイトは、こちらから Kiguでは海外のコーヒー器具を多く取り扱っております。今後もラインナップが増えていく予定です。お楽しみに。   Kurasuはこちらからご購入いただけます!  

なんと新しい動画2本も公開!Kurasu Youtube Channel

みなさんこんにちは! 長らく更新が停滞しておりましたKurasuのYoutube Channel。また気合を入れて撮影を進めており、先週2つも新しい動画を公開しました! まだまだ公開予定の動画がたくさん。これからもっと活発に動画を上げていく予定ですので、お見逃しなく。コメントもたくさんお待ちしております! 「自宅でアイス エアロプレス ラテの作り方」 おうちでKurasu Ebisugawaで大人気のアイスエアロプレスラテが飲める?!KurasuジェネラルマネージャーのAyakaが、Kurasu Ebisugawaで提供しているアイスエアロプレスラテのレシピを大公開しちゃいます! 今回ご紹介している器具は、「エアロプレス」と「プリズモフィルター」の2つ。こちらの器具を使って、おうちで本格的なラテを作ってみませんか? 作り方はとても簡単で、Ayakaのわかりやすい解説付きなのでぜひ一度動画を観てみてくださいね! Kosukeのコーヒーの話:CoE#15コロンビア・マリア・イルダ・アルメロ・ディアス 新シリーズ!Kurasu焙煎士のKosukeが、毎回Kurasuのコーヒーをテーマにその魅力や豆知識、そして美味しい淹れ方をご紹介します。 記念すべき第一回は話題のCoEコロンビア・マリア・イルダ・アルメロ・ディアス。 Kurasu初のCoEの取り扱い。そもそもCoEって何?という話から、焙煎士が考える最高の淹れ方まで、短い動画の中にもためになる情報が盛り沢山。この動画を見終わる頃には、コーヒーへの関心や愛着、そして知識量が増えているはずです。コーヒー好きの方、これからコーヒーを始めたいと思っている方、必見です!

【新発売】爽やかなケニアのコーヒー豆

新発売!コーヒー豆情報⁠⁠ケニア ケグワ AB [浅煎り]⁠ 商品ページへ⁠フローラルな香りや柑橘の中でも、甘さたっぷりというよりは軽めで、甘さ控えめな柑橘の印象。冷めるに連れて、滑らかな質感と、伸びのある甘さが際立ちます。⁠⁠⁠フレーバーノート⁠花やかな香り、みかんやブラックカラントの味わい、マスカットジュースのような爽やかな飲み心地。⁠⁠---商品詳細---⁠⁠原産国:ケニア⁠⁠地域:Kirinyaga(キリニャガ)⁠⁠品種:Ruiru 11, SL-28, 32, Batian⁠⁠精製方法:Washed⁠⁠標高:1504m⁠⁠価格:100g- 1,000円〜⁠⁠ 商品ページはこちら⁠

2021年11月 クラスパートナーロースターはBasking Coffeeさん!

今月の #クラスパートナーロースターは福岡と広島に展開している、Basking Coffeeさん。⁠Photo by @baskingcoffee⁠⁠⁠(Baskingcoffee.comより抜粋)⁠------⁠「おいしいコーヒーをもっと気軽に楽しんでもらいたい」⁠そんな想いからこのお店は生まれました。⁠コーヒーを淹れたり、味わったりという時間を日常に加えることで、わたしたちの人生はちょっと心ゆたかなものになる。⁠旅をしたり、読書をしたり。家族とゆっくり過ごしたり、ひとりで物思いにふけったり。⁠そういった何気ない暮らしのなかにそっと寄り添っていられるような、そんなコーヒーを日々お届けしていけたらと思います。」⁠------⁠⁠2014年に福岡で1号店をオープンしてから、広島にも出店し、国内に現在3店舗構えています。⁠⁠福岡、広島へ行った時に絶対に行きたいコーヒーショップ。⁠そんなコーヒーを今月のサブスクではお届けしますので、登録まだの方はぜひこの機会にお得なサブスクリプションを。

お家でエアロプレスラテを作ろう!

みなさんこんにちは。 Kurasuの彩夏です。 日本に限らず、まだまだ外出が難しい世の中・・・ みなさん、美味しいコーヒー飲んでますか? コーヒー業界で働く身としては、お客様や友人と話している時に 「お家で美味しく淹れられないんだよね〜。」 という一言が少し気になる今日この頃。 コロナ渦になって、以前に比べると「お家コーヒー」満喫されている方は多いと思います。その中でこのブログにたどり着いた皆様がもし何かお悩みでしたら、少しでも解決のヒントになれば嬉しいです。 今回は、お家で美味しくカフェラテを飲みたい方に是非読んでいただきたい内容となっております。 目次  エアロプレスってなに? キーアイテムはプリズモフィルター! オススメのアイスラテレシピ エアロプレスってなに? まず最初に、「エアロプレス」ってご存知ですか? 元々アウトドア用に作られたコーヒー器具で、空気圧を利用し抽出する器具です。 エアロプレスを使った世界大会が実施されるなど、コーヒー業界で注目度も高いので要チェックです! 今回使用する器具に関しての詳しい紹介は別のブログでしているので、ご覧ください。   キーアイテムはプリズモフィルター!   このエアロプレスに、今回はプリズモフィルターという圧力作動型のアタッチメントを使用してカフェラテの作り方を紹介したいと思います。 このフィルターは、通常のエアロプレスのキャップとフィルターの代わりに使用するのですが、簡単に装着する事ができます。 抽出口は一見穴が空いてないように見えますが、実は細〜く十字の線が入っているんです。 この穴は、空気の圧力がかかった時に始めて開く構造になっているので、押さない限りはコーヒーを積止めし、浸漬式の状態になります。 中にセットするフィルターは紙ではなく、付属の金属フィルターを使用することでコーヒーの油分も一緒に抽出することができます。 浸漬式+金属フィルター この二つが濃いカフェラテ用のコーヒーを抽出するのに大切なポイントです。 オススメのアイスラテレシピ では実際に淹れてみましょう。 まず用意するものは ・コーヒー豆20g(極細挽き 家庭用グラインダーで一番細かい挽き目) ・お湯(91度) ・エアロプレス本体 ・プリズモフィルター ・ケトル (今回はKINTOプアオーバーケトルを使用) ・サーバー (今回はPitchii サーバーを使用) ・ミルク140g(オーツやソイなどお好きなもので) 作り方 プリズモフィルター装着済みのエアロプレスをサーバーの上にセットし、豆を投入   タイマーをスタートさせ、お湯を60g注ぎ入れる 〜30秒まで、しっかり攪拌する(付属のパドルまたはスプーンなどでもOK) 〜1分30秒まで待つ。そしてプレス!! コーヒーの抽出はこれで完了です。 あとはお好きなグラスに氷とミルクを準備し、上からコーヒーをかけます。 あっという間に美味しいアイスカフェラテの完成です。 このレシピで抽出したコーヒーは、バニラアイスにかけてお家でアフォガードが実現したり。...

11月の西陣店のカフェ営業日

11月の西陣店のカフェ営業日は11/13日(土)12:00-17:00のみです。25日は営業しておりませんのでご注意ください。 先日ローリングの35KGの焙煎に設置が無事完了しました。焙煎所内の雰囲気もガラッと変わっております。是非ご覧になってください。 いつものように美味しいラテやコーヒー、お菓子を用意して皆様のお越しをお待ちしております。

Coffee Journey with Reika〜抽出理論〜3 比率と挽き目の応用編

皆さんこんにちは!焙煎サポートのReikaです。 先日秋のシーズナルブレンド”秋うらら”が発売されました。もう飲んでいただけましたでしょうか? エチオピアのWashedとNaturalのブレンドなんて、私自身すっごく求めていました。初めて飲んだエチオピアとエチオピアのブレンド。WashedとNaturalが1対1でブレンドされているのですが、お互いが良さを発揮しつつお互いを引き立てていて。。。 なんと言ってもフレーバーノートの可愛らしい豪華さがなんともいえないのが特徴です! 好みが分かれることのない、本当に皆さんに好んでいただけるような味わいになってます!季節が変わってしまう前に楽しんでください♪ さて、長くなってしまいましたが本題に移ります! 第3回の本日は前回までの発展編です。 おうちでコーヒーを淹れるとき、 「いつもは13gで淹れているのに残りが6gになってしまった。じゃあ全量の19gを使ってドリップしよう!」 などなど、コーヒー豆を購入したら最後の残り問題はどうしても起こってしまいますよね。 13gと19g、使う量が増えれば濃度が高くなると前回のブログでお伝えしました。 では使う量が変わっても美味しいコーヒーを淹れるには? そちらを今回はご紹介致します! ー方法ー 使用したドリッパー:Hario V60抽出レシピ:Kurasu推奨Hario V60レシピグラインダー:EK43コーヒー豆:Peru(浅煎り) まず、前回のおさらいです。全量19gを13gと同じレシピで淹れると、、、 <使う粉量:注ぐお湯の量 #挽き目><19g:200g #8.5> 抽出させるべき成分量が全て増えるため、酸味に対して甘みや余韻が少ないコーヒーが出来上がります。 ここは前回お伝えした内容です。あえて粉量以外のレシピを変えず、美味しくないコーヒーを淹れました。 実際に皆さんに実践していただく方法はここからです。 ↓ ↓  ↓ たまにはしっかり目のコーヒーを飲みたいなという場合 方法① 細かく挽いて甘みや余韻を引き出す(抽出理論①参照)<19g:200g #7.0> 第一回のブログでお伝えしたように、味わいのバランスが悪い場合は、挽き目で調整です。 次に、いつもと同じ濃さで飲みたいなという場合 方法② 多く注いで、甘みと余韻まで抽出する<19g:290g #8.0>※ Kurasu推奨レシピ13g:200gと同じ比率で淹れる(19g:290g) こちらの方法②では、注ぐ量を増やしていつもと比率を揃えました。 “比率”というと難しく聞こえるかもしれませんが、普段料理される時と同じです。一人分を作る時と二人分を作る時では、量を倍にしますよね。それに合わせて、調味料も増やしたり、減らしたりするかと思います。 それが「比率」です。 残った豆19ℊを全て使ってバランスの良いコーヒーを淹れるには、前回までの理論を用いると、上の方法2種類がございます。 2種類とも、酸味→甘み→余韻まで抽出でき、雑味・苦味が抽出される前で止められています。ということは、二つとも味わいのバランスは取れています◎ しかし、粉量と注いでいる量の比率が違います。19g:200g 19g:290g 比率が違うと何が違うのか? それは濃度です。 比率とは濃度の違いであり、濃度の違いとは簡単に言えば好みの違いなのです。二つとも適性の抽出ですので、好みの問題なのです! ー結果ー いつも使う量より多くコーヒー豆が残ってしまった場合、細かく挽いて濃くかつバランスの取れたコーヒーにするか、水の量を増やして比率を調整するか、いずれかでお楽しみください! ポイント! 粉の粒度は、何と比較しているのかがとても重要です。 コーヒー屋さんが言う、細かい、粗いと言うのは、物理的な部分よりも味わいの部分で話していることが多いです。 例えば上の例のように、粉を19g使用する場合と、いつも通り13gで淹れる場合、13gに対して適正な粒度でも、19gに対しては粗めと表現します。 それは単に物理的な大きさを指しているわけではなく、この粉量に対してこのお湯の量であれば、もっと細かく挽く必要があるよねと言うことで、それを考えるとこの粒度は粗いよねと言う話です。...

Style coffee(京都): 2021年10月 Kurasuパートナーロースター

今月の #クラスパートナーロースターは、Kurasuと同じ京都市にあるStyle coffee(スタイルコーヒー)。2019年4月のオープン以来、コーヒーショップが溢れる京都で順調にファンを獲得し続ける人気ロースターです。     オーナーの黒須さんのコーヒーとの歩みは、関東にあるコーヒーショップから。数年の修行を経て、コーヒーの街メルボルンに移住し、さらに腕を磨きました。 そこではただスキルを学ぶだけではなく、その地の文化、嗜好、人の流れなどを肌で感じることができ、同じコーヒーでも国によって違うことを学べた、行ってよかった3年間だった、と黒須さんは懐かしそうに当時を振り返ります。   帰国後は、京都のスペシャルティコーヒーのパイオニア、weekenders coffeeにて抽出や焙煎を担当。経験を積む中で、自分自身で答えを突き詰めることができる環境で豆を焼きたい、という思いが強くなり独立を決意したそう。 「実は元々接客は得意じゃない」と話す黒須さんですが、今続けられているのは、シンプルにコーヒーが好きだから。「相手のニーズに合わせるのではなく、自分の好きを皆さんに伝えることが自分にできること」と、独自のスタイルを貫く姿で、より一層根強いファンを生み出しています。 黒須さんにとって、何よりも大切なことはクオリティ。常に「なぜ」と疑問を持ち続けることに重きを置いていると言います。自ら焙煎と抽出をする上で一貫するこだわりは、マウスフィール(口当たり)。 「触感を意識しそこに甘さを乗せ、クリーンに仕上げることにより、フレーバーを感じてもらえるようなコーヒー作りを心がけています」と語る黒須さんが作り出すのは、嗜好品であり人それぞれに好みも異なる中でも感じてもらえる、スペシャルティコーヒーの「絶対的な美味しさ」。 将来は農園訪問もしたい、という黒須さん。様々な経験を経て、また違った目線でコーヒーを感じ、深く知れる日が来ると思う、と楽しみにしていらっしゃいました。   今回のインタビューでは、他にもたくさんの印象的なお話を聞かせていただきました。知れば知るほど、お話を伺うほどに増す黒須さんの魅力に、もっと色んなお話を聞いてみたい!と感じる時間でした。 ここではご紹介しきれなかった素敵なお話もたくさん。     京都にお越しの際は、Style coffeeさんとKurasu Ebisugawaのハシゴでぜひ裏話を聞きに訪れてみてくださいね。お待ちしています!

Coffee Journey with Reika〜抽出理論〜2 粉量の調整

皆さんこんにちは。 焙煎サポートのReikaです。   前回のブログ【抽出理論】①挽き目の調整は読んでいただけましたでしょうか? 抽出において調整するポイントはたくさんあります。その中の一つである挽き目。原理は無事伝わったでしょうか?原理が分かっていると、よりスラスラ挽き目の調整が出来るようになります!そして応用もできたりします◎ 前回の挽き目の原理はまたブログで登場したり、今後の調整に大事になってきます。まだ読んでいない方は是非読んでみてください! 第二回の本日のテーマは粉量の調整です。 皆さんは普段、1杯あたりに何グラムのコーヒー豆を使っていますか? ドリップコーヒー、エスプレッソ、どんな判断基準でグラムの調整をしていますか? コーヒー豆を購入したお店のレシピで淹れたりすることが多いのかなと思います。しかし、お店によっても豆によっても様々ですよね。。。コーヒーを飲みに行ってレシピを聞くと、驚くほど使っている量が違います。 そして、「コーヒー 一杯 豆の量」などで検索すると、答えは書いてあってもその理由が記載されてない記事がたくさんあります。そのぐらいか、と流してしまいがちですが、理由が分かればより自分好みのコーヒーが淹れられます! 使う粉の量で味はどう変化するのか! 今回も、まずは量を増やして味わいの変化を見ました。 ー器具・レシピ・豆ー 使用したドリッパー:Hario V60抽出レシピ:Kurasu推奨HarioV60レシピグラインダー:EK43コーヒー豆:Peru(浅煎り) ー結果ー 豆1gに対し、各成分が1ずつ入ってると仮定しています。 コーヒーは酸味→甘み→余韻→雑味・苦味の順に水に溶け出します。酸味+甘味+余韻=ベストな1杯!と前回一緒に確認しましたね! まず、11gと13gのグラフを比較すると、粉量を減らすと抽出させなければならない酸味・甘み・余韻の量も減ります。11gのグラフ上では、140gほどで余韻が出切っています。そこから、さらに60g注いでいるので、雑味・苦味まで出てしまっています。 つまり、200gのお湯に対し粉量が少なすぎるということになります。 続いて、13gと15gのグラフを比較してみましょう。 粉量を増やすと抽出させなければならない酸味・甘み・余韻の量も増えます。13gでは、60g地点で、酸味を全て抽出させることが出来ました。ですが15gでは、80gまで注がないと酸味を全て抽出させることが出来ません。 13gから15gに粉量を増やしたことで抽出する成分が増え、200gのお湯では酸味〜余韻までの全ての美味しい成分を抽出できなくなってしまいます。 さらに粉量を増やした17gと19gでは、余韻にまで到達せず抽出が終了しました。酸味とほんの少しの甘みしか感じられないコーヒーが出来上がります。 それでは次に、コーヒーの濃度についてみていきましょう。 味わい/粉量 11g 13g 15g 17g 19g 濃度 4 5 6 8 9 Acidity(酸味) 11 13 15 17 19 Sweetness(甘味) 11 13 15 12 7 After...

HSKWKF(埼玉): 2021年9月 Kurasuパートナーロースター

今月ご紹介する #クラスパートナーロースターは埼玉県熊谷市にあるHSKWKF(ホシカワカフェ)。   代表の鈴木さんは2009年に星川通りにある本店をオープンし、その他にも市役所前に6坪の小さなコーヒースタンド、駅ビルの中にあるコミュニティをメインとする店、の計3店舗を経営されています。本店のすぐそばには5kg窯のヴィンテージのプロバットを使用した焙煎所もあり、今年で13年目を迎えるそう。   鈴木さん自身のコーヒーとの出会いは16年前、メルボルン滞在中に飲んだグロリアジーンズコーヒーのフレーバーコーヒー。帰国後偶然が重なり、グロリアジーンズの関東初出店の店長としてキャリアをスタートさせました。元々ミュージシャンという異色のバックグラウンドを持つ鈴木さん。しかし実際に音楽の世界で働く中、不安定な仕事だと感じたことや、お祖父様が喫茶店を経営されていたことなど、様々な影響を受けてコーヒー業界へ。その後スペシャルティコーヒーに出会い、産地や豆自体の個性に興味が湧き、独立し今に至ります。   現在運営する3店舗のカフェは全て違うコンセプトになっているのも特徴。各店舗ごとにターゲット層も違い、それぞれの地域との関係性や、町興しにも積極的に参加するため、全ての店舗を作り込んでいるのが印象的です。     これだけ違うコンセプトを持つ複数店舗を運営する場合、豆のグレードや焙煎度合いを変えて価格を設定する方が多い中、鈴木さんは全ての店で共通の豆を使いながらも、挽き目や収率を変更するなどして柔軟に対応しているのが驚きでした。カッコイイ豆のパッケージは、鈴木さんご自身がコーヒーを飲んだ印象でキャンパスに向かって描かれているとのこと。デザインを見て味を想像しながら楽しむことができるのも魅力の一つですね。   そんな素敵な鈴木さんは今回のインタビューで、「生産者さんの作られたコーヒーの味わいを僕たちのフィルターを通して提供しています。いつか、購入している生産者さんに会いに行く目標があります!お口に合えば嬉しいです」と照れながら話してくださいました。埼玉のコーヒーシーンも年々盛り上がっていて、地元に帰ってきてこれから頑張る若者達の手本になれるような存在でいたい、と話す鈴木さん。埼玉に訪れるのが楽しみになるお店です。