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エルサルバドル ドン ハイメ

エルサルバドル ドン ハイメ
花やかな香り、プラムやパッションフルーツ、プルーンの味わい、チョコレートのような甘みとそれに伴う余韻。

プロフィール

商品名 エルサルバドル ドン ハイメ
プロセス ナチュラル
品種 パカス
生産者 ハイメ・ゲバラ
農園 ドンハイメ農園
エリア チャラテナンゴ、サンイグナシオ
標高 1,400-1,500m
エクスポーター J. Raul Rivera S.A. de C.V.
インポーター COYOTE
フレーバーノート 花やか、プラム、パッションフルーツ、プルーン、落花生、チョコレート
カップコメント 花やかな香り、プラムやパッションフルーツ、プルーンの味わい、チョコレートのような甘みとそれに伴う余韻。


ロースターコメント

Kurasuで4年目の取り扱いとなるハイメさん。

彼のパカス ナチュラルは、私たちの定番のラインナップとなりました。

同じ品種、同じ精製方法でありながら、毎年微妙に味わいのニュアンスが異なるのが、農作物であるコーヒーの面白いところ。

今年のロットは、昨年よりも軽やかな印象で、フローラルな香りや心地よいプラムの酸、茹でた落花生のような優しい甘さが伸びていきます。

約35日間かけたアフリカンベッドでの丁寧な乾燥工程によって、綺麗な発酵感と柔らかい質感に仕上がっています。

今年もカフェではエスプレッソで提供予定です。ミルクと合わせると、より華やかで優しい印象のラテに。ぜひお試しください。

生産者、農園について

エルサルバドル北部、ホンジュラスとの国境に近いチャラテナンゴ県サンイグナシオ。標高1,400〜1,500mに位置するFinca Don Jaime(ドンハイメ農園)でコーヒーを生産しているのが、ハイメ・ゲバラさんです。

2026年1月、私たちのチームは彼のもとを訪れました。自然に囲まれた自宅は、庭の隅々まで丁寧に手入れされており、その佇まいからも誠実な人柄が伝わってきます。

ハイメさんのコーヒーづくりを象徴するのが、自宅に併設された精製所です。庭や屋上といった生活空間の中に乾燥設備が溶け込んでおり、「家で精製する」という言葉を実感できる場所でした。生産規模を無理に広げるのではなく、自宅で精製できる量を一つひとつ丁寧に仕上げています。カナダの大学に留学中の彼の息子も、収穫期には帰国して農園を手伝っているそうです。

エクスポーターについて

このロットの輸出を担うのは、チャラテナンゴを拠点とするJ. Raul Rivera S.A. de C.V.です。代表のラウル・リベラさんは、自身もFinca Santa Rosa(サンタ・ロサ農園)を営むコーヒー生産者。同時に、アクセスが難しく生産量も限られる周辺の小規模生産者からコーヒーを受け入れ、精製からロット管理、輸出までを担っています。

ハイメさんのコーヒーも、農園で丁寧に乾燥されたのち、ラウルさんの精製所へ運ばれます。そこでパーチメントの脱穀やスクリーン選別、比重選別、光選別、ハンドピックなど、複数の工程を重ねて品質を整え、ロットごとに管理。こうして輸出の準備を終えたコーヒーが、コンテナで日本へ届けられます。

ラウルさんは農業分野の専門教育に加えてMBAも修め、農園経営と輸出の両面から地域のコーヒー産業を支えています。母校からインターンを受け入れ、講義を担当するなど、次世代の育成にも取り組んできました。生産者一人ひとりの仕事を、その背景や個性とともに海外へつなぐ、チャラテナンゴのコーヒーに欠かせない存在です。

プロセスと精製、収穫、CWSについて

乾燥工程では、収穫したチェリーを最初の数日だけ直射日光に当て、その後は段階的に日差しを弱めながら乾かしていきます。屋上には遮光率の異なる2種類のシェードシートがあり、豆の状態に合わせて使い分けています。一般的なパティオでの天日乾燥なら11日ほどで仕上がるところを、彼は約35日かけてゆっくりと乾燥。水分活性を低く保つように乾かすことで、フレーバーを保ちつつ、カビや枯れたような風味の発生を抑えています。手間と時間を要するため実践する生産者が少ないなか、ハイメさんは長年このスロードライを続けてきました。

乾燥の見極めには、数値だけでなく長年培った感覚も生かされています。「噛めばだいたい分かる」と話すハイメさんは、手触りや噛んだときの感触、日々の変化を確かめながら、目標とする水分値約11%まで丁寧に仕上げます。また、収穫したチェリーは水に浮かべてフローターを取り除き、密度の高いものだけを選別しています。

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