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浅煎りと中煎りで水出しはどう変わる?ドン・ハイメと夏暁|2026年7月 Kurasuサブスク

浅煎りと中煎りで水出しはどう変わる?ドン・ハイメと夏暁|2026年7月 Kurasuサブスク

2026年7月のKurasuコーヒー定期便では、エルサルバドル ドン・ハイメと、Kurasuのサマーブレンド夏暁をお届けします。

今回の動画では、KurasuのTakuyaとロースターのKotaroが、2つのコーヒーをまったく同じ水出しレシピで飲み比べます。焙煎度によって抽出のされやすさはどう変わるのか。同じレシピなのに、なぜ濃さや味わいに違いが生まれるのか。そして、ブレンドの味は焙煎後にどう変化していくのかを紹介します。

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エルサルバドル ドン・ハイメ

ドン・ハイメは、エルサルバドルの生産者ハイメさんが手がける、パカス種のナチュラルプロセスです。精製後は、シェードの下で1ヶ月以上かけてゆっくりと乾燥。ナチュラルらしい甘さを持ちながら、クリーンで厚みのある味わいに仕上がっています。

普段はエスプレッソローストで店頭に並ぶことが多いコーヒーですが、今回はサブスク用にフィルターローストの浅煎りで焙煎しました。品種や産地が持つ個性を、より明確に楽しめるプロファイルです。

花やかな香りに、プラム、パッションフルーツ、プルーン。アーモンドのような優しい甘さやチョコレート、クリーミーな口当たりが感じられます。

精製方法:ナチュラル

品種:パカス

焙煎度:浅煎り

フレーバー:フローラル、プラム、パッションフルーツ、プルーン、アーモンド、チョコレート

夏のシーズナルブレンド「夏暁」

夏暁は、アイスコーヒーや水出しで楽しむことをイメージして作った、Kurasuの夏限定シーズナルブレンドです。2026年は、3種類のコーヒーを組み合わせています。

  • ブラジル 50% — アナエロビックナチュラル
  • ケニアAA 40% — ウォッシュド
  • ホンジュラス 10% — アナエロビックウォッシュド

昨年までの夏暁よりもウォッシュドの比率を高めることで、今年は酸の美しさと、しっかりとした骨格のある味わいを目指しました。中煎りらしいボディとキャラメルのような甘さも楽しめます。

花やかな香りに、レッドベリー、みかん、ネクタリン、葡萄、ローストナッツ、キャラメルのような余韻が広がります。

生産国:ブラジル、ケニア、ホンジュラス

精製方法:ナチュラル / ウォッシュド

焙煎度:中煎り

フレーバー:レッドベリー、みかん、ネクタリン、葡萄、ローストナッツ、キャラメル

同じレシピでも、抽出のされやすさは違う

水出しコーヒーは、低い温度で長時間かけて抽出します。お湯を使った抽出よりも成分が溶け出しにくいため、豆の構造や焙煎度の違いが、出来上がりの味に大きく影響します。

一般的に、深く焙煎した豆ほど細胞壁がもろくなり、成分が抽出されやすくなります。そのため、まったく同じレシピで仕込んでも、中煎りの夏暁はより濃く、ボディのある水出しに。浅煎りのドン・ハイメは、華やかさと透明感が際立つ仕上がりになりました。

焙煎度は、色だけで決まるものではありません。焙煎の終了温度、時間、水分ロス、そして豆の内側と外側の火の入り方などを総合的に見ながら判断します。最終的に最も大切なのは、それらがカップの味わいと結びついていることです。

エイジングで変化するブレンドの味

ブレンドを構成する豆は、すべて同じスピードでエイジングするわけではありません。それぞれの密度や大きさ、精製方法によって、ガスが抜けて味が開くまでの時間が異なります。

夏暁では、比較的柔らかいアナエロビックナチュラルのブラジルが早く開き、焙煎後の早い段階ではラズベリー、ナッツ、クリーミーな印象が強く表れます。一方、粒が大きく密度の高いケニアAAは、よりゆっくりとエイジングが進みます。3週間ほど経つと、ケニアらしい明るい果実味がはっきりと感じられるようになります。

時間とともにブレンドの主役が移り変わっていくことも、ブレンドならではの面白さです。

Kurasuの水出しレシピ

  • コーヒー豆:50g
  • 水:600ml
  • 比率:1:12
  • 挽き目:中挽き〜中粗挽き
  • フィルター:不織布のコーヒーバッグ
  • 抽出時間:冷蔵庫で15時間
  1. 挽いたコーヒー豆を、不織布のコーヒーバッグに入れます。
  2. バッグをボトルや保存容器に入れ、水を注ぎます。
  3. 冷蔵庫で15時間抽出します。
  4. バッグを絞らず、ゆっくりと持ち上げます。雫が点滴のように落ちる程度になったら、ジェントルに取り出します。

バッグを強く絞ると、微粉や好ましくない味が液体に出やすくなります。最後まで優しく扱うことが、クリーンに仕上げるポイントです。

少量で作る場合も、豆と水の比率を1:12、抽出時間を15時間にすれば、同じ考え方で調整できます。

京都から、毎月新しいコーヒー体験を

Kurasuのコーヒー定期便は、ただ毎月コーヒー豆をお届けするだけのサービスではありません。

京都から、日本のコーヒーカルチャーの「今」を届けること。Kurasuが産地や生産者と向き合うことで生まれる深さと、日本各地のロースターが描き出す多様な表現。その両方を交差させながら、毎月の一杯を通してコーヒーの背景やストーリーも一緒にお届けしています。

コーヒーとともに、その背景にある人、考え方、レシピまで。毎月新しい一杯との出会いをお楽しみください。

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