今月の #クラスパートナーロースターは、Kurasuと同じ京都市にあるStyle coffee(スタイルコーヒー)。2019年4月のオープン以来、コーヒーショップが溢れる京都で順調にファンを獲得し続ける人気ロースターです。
オーナーの黒須さんのコーヒーとの歩みは、関東にあるコーヒーショップから。数年の修行を経て、コーヒーの街メルボルンに移住し、さらに腕を磨きました。 そこではただスキルを学ぶだけではなく、その地の文化、嗜好、人の流れなどを肌で感じることができ、同じコーヒーでも国によって違うことを学べた、行ってよかった3年間だった、と黒須さんは懐かしそうに当時を振り返ります。
帰国後は、京都のスペシャルティコーヒーのパイオニア、weekenders coffeeにて抽出や焙煎を担当。経験を積む中で、自分自身で答えを突き詰めることができる環境で豆を焼きたい、という思いが強くなり独立を決意したそう。 「実は元々接客は得意じゃない」と話す黒須さんですが、今続けられているのは、シンプルにコーヒーが好きだから。「相手のニーズに合わせるのではなく、自分の好きを皆さんに伝えることが自分にできること」と、独自のスタイルを貫く姿で、より一層根強いファンを生み出しています。
黒須さんにとって、何よりも大切なことはクオリティ。常に「なぜ」と疑問を持ち続けることに重きを置いていると言います。自ら焙煎と抽出をする上で一貫するこだわりは、マウスフィール(口当たり)。
「触感を意識しそこに甘さを乗せ、クリーンに仕上げることにより、フレーバーを感じてもらえるようなコーヒー作りを心がけています」と語る黒須さんが作り出すのは、嗜好品であり人それぞれに好みも異なる中でも感じてもらえる、スペシャルティコーヒーの「絶対的な美味しさ」。 将来は農園訪問もしたい、という黒須さん。様々な経験を経て、また違った目線でコーヒーを感じ、深く知れる日が来ると思う、と楽しみにしていらっしゃいました。
今回のインタビューでは、他にもたくさんの印象的なお話を聞かせていただきました。知れば知るほど、お話を伺うほどに増す黒須さんの魅力に、もっと色んなお話を聞いてみたい!と感じる時間でした。 ここではご紹介しきれなかった素敵なお話もたくさん。
京都にお越しの際は、Style coffeeさんとKurasu Ebisugawaのハシゴでぜひ裏話を聞きに訪れてみてくださいね。お待ちしています!
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