こんにちは!
前回公開した「Kurasuのベーシックレシピ」の動画がとても反響が大きくコメントをくださる方も多く、大変嬉しく感じています。
今回のYouTubeはそのスピンオフ。
より詳しく、抽出の際のポイントを解説して疑問にお答えしていく内容になっています。
こちらのブログでは、YouTube動画のポイントを分かりやすく文字起こししていますのでぜひ実際に抽出を試される時にお役立てください。
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Chapter1
「どうしてカフェのレシピよりも1g多くコーヒーを使うのか?」
Chapter2
「お湯を注ぐ際毎回10秒間で注ぐのはどうして大事なのか?」
Chapter3
「蒸らしと攪拌のポイントは?」
Chapter4
「最後にもう一度攪拌するのはなぜ?ポイントは?」
Chapter5
「もし目安の時間で落ちきらなかったらどうする?」
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Question①
Reika:「どうしてカフェのレシピより1g多くコーヒーを使うの?」
Answer
Kosuke:『業務用ミルと家庭用ミルの“性能の違い”』
実際に挽いて見比べて見ると分かりやすいのですが、家庭用ミルだと業務用に比べると明らかに雑味(嫌な味)の原因となる“微粉”が出やすいんです。
では、微粉ができるだけ出ないようにするにはどうしたら良いのか。
“粗目に挽くこと”です。そうするだけで、細かい微粉が減って味わいで言うと少しクリアな感じになります。
Reika:「なるほど!」
Kosuke:(真似して)「なるほど!(笑)解決しました?」
Reika:「ひとつ解決です!それでは次の疑問に移りましょう!」
Question②
Reika:「(蒸らし後)お湯を注ぐ際なぜ10秒間で注ぐのが大事?」
Answer
Kosuke:『各段階で最適な注ぎができるようになるから』
僕らは10秒間を推奨していますが大事なのは時間そのものではなく、同じ時間で違う湯量を注ぐことが大切。
時間を統一することで、自然と各段階にあった最適な注ぎ方が可能になります。
1投目:10秒間で40g 蒸らしの工程は丁寧にゆっくりと注ぐ
2投目:10秒間で60g 甘さを引き出すためにアグレッシブに注ぐ
Kosuke:「実際に淹れてみていかがですか?」
Reika:「秒数を意識すると、自然と注ぎ方を調整することができました!」
Kosuke:「そう!大事なのは湯先なんです。出ているお湯の太さ」
「2投目の“アグレッシブ”って円を早く書くことや無駄に手を動かすことではないんです。やることは実はとてもシンプルで、ケトルの傾き具合を変えるだけ。
傾きを大きくしてお湯を太くします。」
ここでPoint!!
湯先を変えるにはケトルの“傾き”
このコントロールが味に影響する!
Question③
Reika:「蒸らしと攪拌のポイントは?」
Answer
Kosuke:『コーヒーの粉全体にお湯が行き渡るようにしよう』
蒸らしの工程はそのコーヒーの骨格を作るようなものでとても大切。
丁寧に注いで全体にお湯が行き渡るようにスプーンで底の方までしっかりと攪拌する
Reika:「蒸らし漏れがないようにということですか?」
Kosuke:「そうです!あとは毎回の抽出のブレをなるべく減らすため」
Reika:「そうしたら、スプーンの綺麗な使い方も教えてください!」
Kosuke:「見ますか」
Reika:「お願いします!」
ここでPoint!!
ドリッパーの底に当たるイメージでスプーンを前後に動かす
上記の写真のようにお湯が触れていな部分が出来てしまうとNG!
上記写真のように、全体にお湯が行き渡るようにするとGood!
NG写真のようになってしまった時にそれをカバーするためにもスプーンで素早く攪拌します。
Question④
Reika:「どうして最後にもう一度攪拌するの?ポイントは?」
Answer
Kosuke:『目的は、抽出のブレをなくすため』
攪拌しないとコーヒーの壁面に粉が残ってしまいます。その残り具合は毎回同じとは限らず、個人差も出てしまうので結果、抽出のブレに繋がってしまう。
攪拌してドリッパーの壁面に付着した粉を落とすことで、全てのコーヒー粉にしっかりお湯を触れさせることでより均一な抽出ができるようになる。
Kosuke:「ただ、一投目とは違って美味しい成分を出すための注ぎではないのでしっかり攪拌してしまうと嫌な成分がでてしまうので、軽く表面をなぞるように軽く一周だけ攪拌する。」
Reika:「なるほど、そうしたらここも一度見本を見せて頂きたいです」
Kosuke:「見たがりますね」
Reika:「スプーンの使い具合がね。お願いします!」
スプーンで一周なぞるようにコーヒーの壁を崩す。これで無駄なく均一になります。
Question⑤
Reika:「もし2分30秒前後で落ちきらなかったらどうしたらいいの?」
Answer
Kosuke:『落ちきりを待たず抽出を中断して、お湯を足す』
これに関しては、人それぞれ、お店ごとにやり方があると思うんですが、僕の場合は
自分で決めた落ちきりの時間までに落ちきらなかった時は、その時点でドリッパーを外します。
Reika:「へーー!」
Kosuke:「この場合、最後まで落ち切ってないので少し濃いなと感じると思う。その時はお湯をちょっと足して濃度調整します。」
Reika:「ほーー!ありがとうございます!」
Kosuke:「もう大丈夫ですか?」
Reika:「多分大丈夫だと思います!教えて頂いたポイントを踏まえて、ぜひ皆さんも前回の抽出レシピに沿って淹れてみましょう!私もやってみます!」
Kosuke&Reika:「それではまた次回!」
いかがでしたか?
もし、今回のポイントも踏まえて淹れてみたけれど、やっぱりここが出来ない、分からないなどありましたらのコメント欄にお気軽に書き込みください!
それでは今日も美味しいコーヒーのある暮らしをお過ごしください。
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