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KurasuヘッドロースターKosukeの1日

みなさん、おはようございます。

KurasuのヘッドロースターKosukeです。

今日は以前から要望の多かった「Kosukeの一日」をご紹介します。

まだどの媒体でも語っていませんよ。

 

最近は、朝6時起きが定着しています。

 

以前は、起床時間よりも睡眠時間を重視していました。

出来る限り、8時間寝る努力をしていたのですが、ある時、二度寝しようが、三度寝しようが、疲れが取れている感覚が無いことに気付きました。

睡眠に疲れを取る以外のメリットを見出せなくて、それ以来、睡眠時間への拘りは捨てました。なので、基本的に夜10時に寝ようが、夜中2時まで起きていようが、起きるのは6時です。(※実際に、夜中2時まで起きていることはありません。)

 

起きたら、顔だけ洗って、5分後には、走り始めてます。

 

僕には、死ぬまでにどうしてもアメリカ三大トレイルを縦断したいという目標があります。

そのためのトレーニングの一環として、毎朝、ストリークを実行しています。

ストリークとは、簡単に言うと、自分が決めた距離を必ず毎日走り続けるという個人的な挑戦みたいなものです。なので、走った距離や時間の長さへの拘りはありません。僕にとっては、体調が悪かろうが、嵐であろうが、何がなんでも「毎朝走ること」こそが重要なのです。

はい、で、大体30分前後走って、読んでいる本がある時は読書して、彼女にコーヒーを淹れて、いざ、出勤です。

 

と、どうでもいい話のように聞こえますが、僕にとって、毎朝のルーティーンはとても重要なプロセスです。朝一番、玄関から出た時の空気の感触や匂いで、その日の焙煎環境が予想できます。いや、「できる」というよりは、無意識的に「しています」。

もちろん、一生同じことをし続けているわけではなく、年齢や季節、一緒に暮らしている彼女の状況に合わせて、ルーティーンは定期的に見直しています。でも、「ルーティーン遵守」の精神は多分、職業病みたいなものなんだと自分で納得しています。

 

なので、お店に着いてからも同じです。(焙煎日の場合)

<7時30分>

まずはQCから。

前週に焙煎したものを一気に並べて、カッピングします。

焙煎のエラーがないか、あれば、どう改善するかを考えます。

 

<8時30分>

QCが終われば、その日の焙煎準備に取り掛かります。

その日のオーダー数を確認して、必要な豆を必要な量準備します。

そういえば、Loringになったことで、バッチ数は大幅に削減されましたが、一回で焼く量が増えた分、より肉体労働感が増しました。1日に200kgくらいの生豆を測るので、右腕だけ、マイティーソーみたいになってます。パワー系バリスタの飛翔くんに腕相撲で勝てる日もそう遠くはなさそうです。

<9時30分>

さて、焙煎が始まると、もう息つく暇はありません。

1日で200kgの豆を焙煎するには、焙煎ごとに休憩していては間に合いません。安定した焙煎ができる最短のインターバルで、バッチを消化していきます。

 

インターバルとは、バッチとバッチの間の時間です。短すぎると、焙煎機が冷めず、長すぎると、冷めすぎてしまい、焙煎の一貫性が損なわれます。いつも同じ条件で焙煎するために、ちょうど良いところを見つけないといけません。

 

でも、焙煎中に気に掛けることと言えば、それくらいです。

 

変な話、焙煎の結果は準備段階で99%決まっています。

結果の良し悪しは置いておいて、思った通りに進まないということはありません。

 

焙煎中は、事前に計画していたアプローチや修正をただただ実行するだけです。

もちろん、最初のうちは、その「ただただ実行」が一番難しいのですが。。。

 

でも、だからこそルーティーンが重要なんですね。

<12時>

途中、1時間ほど休憩を挟みます。

今はまだ、LoringとGiesenの両方を使っているので、休憩している間に、Giesenを予熱します。

 

ちなみにお昼ご飯は、寝かせ玄米です。

彼女が、白米で血糖値が上がりやすい(っぽい)僕のために、提案してくれたもので、これに変えてから、お昼以降も絶好調です。

 

<15時30分>

全ての焙煎を終えるのが、大体この時間。

それから、後片付けをして、終了です。

 

と、こんな感じです。

焙煎士は、一にも二にもルーティーンが大事です。

 

が!実は、最近はあえてルーティーンを崩したりする日もあります。

 

目的を書くと長くなるので、そこら辺の話は西陣営業日にでも!

 

きっと、ありとあらゆることに役立ちますよ。

 

それでは、みなさん、ごきげんよう。