こんにちは、Kiguの成尾です。
FELLOWブログの翻訳シリーズ、第8弾。
彼らが随時更新している興味深いブログをもっとみなさまに知って欲しくて、翻訳しています。
今回のテーマは
「How To Brew Old Coffee」
直訳すると、「古いコーヒーの淹れ方」。
よくある古いコーヒーの活用法としては、
・肥料にする
・消臭剤にする
などがありますが、
今回はあくまでコーヒーをコーヒーとして使おうというブログ。
これを読めば、
棚に眠ってしまっているコーヒーを美味しく飲む方法が分かります。
原文はこちら
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2018年2月8日
古いコーヒーの淹れ方
晴れた土曜日の午後、コーヒーを淹れようと思って、たくさんコーヒー豆が入った袋を買ったとします。
その後数週間が経ち、悲しいことにあなたはその美しいコーヒー豆の袋を放置してしまった。
気がつけば、コーヒー豆は古くなっていた。
あー、貴重な豆を無駄にしたくない、、でも古いタバコのような味のコーヒーは飲みたくない。
どうしたらいいのでしょう?
そんなあなたに朗報です。
コーヒーがどのくらい古いかにもよりますが、実際にはいくつかの簡単なトリックによって、かなりまともなコーヒーへ救済することができます。
コーヒー豆の期限
コーヒーは焙煎から2 ~ 3 週間はその味を保持します。
そして、品種やローストによって大きく異なりますが、3週間を過ぎると、コーヒーは酸化して古くなり始める傾向にあります。
その際には、フルーティーな風味が酸味や苦味に変わってしまいますが、心配はご無用です。
今から紹介する2つの淹れ方なら、5週間前のコーヒーでもまず大丈夫です。
1.水出しコーヒー
水出しコーヒー(コールドブリュー)は、古い豆を救済するための最も馴染みのある方法です。
Toddyの研究によると、新鮮な豆を使った水出しコーヒーは、お湯で淹れたコーヒーよりも67%酸味が少ないと推定されています。
12時間かけて抽出することで、酸味のある後味を抑えながら、コーヒーの素晴らしいフルーティーな風味をゆっくりと解放することができます。
これは低温でコーヒーを抽出することによって、酸性化合物が多く含まれたコーヒーオイルがコーヒーへ大量に溶け出すことを避けてくれるためです。
コールドブリューコーヒーの場合、レシピはお使いの器具によって異なります。
(水出しコーヒーのレシピについてはこちらをチェック! -Kurasu 水出しコーヒーのレシピ)
2.粗挽き+多めの豆
古いコーヒー豆をホットで抽出するには、挽き目を粗くし、お湯に対してのコーヒー豆の量を増やすことをお勧めします。
挽き目を粗挽き(フレンチプレス用ほど)にして、湯温を80度ぐらいに保ちます。
これも酸味の強いコーヒーオイルが溶け出すのを出来るだけ避けるためです。
もしいつも350mlのカップに対して、約30gのコーヒーを使用するのであれば、約50gに増やしてみましょう。
新鮮なコーヒーの場合、豆や使用する器具にもよりますが、水とコーヒーの比率は12:1から15:1(コーヒー1gに対して水15ml)が一般的です。
古いコーヒーは、7:1 程の比率で、コーヒーの量を上げます。例えば約 50 gのコーヒー豆に対して、お湯の量は約 350 mL になります。
いつものように、ご自分の抽出方法に合った割合を色々試してみてください。
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いかがでしたでしょうか。
私は時々、欲に任せてコーヒー豆を買ってストックが増えていき、その上コーヒー豆のサブスクリプションが同じタイミングで届いたりして、結果的に適正な頃合いで飲みきれないことがあります。
そういう時には、私は2つ目の方法で淹れることが多いです。
普段のドリップでもそうですが、コーヒーは如何に良い味を引き出して、如何に良くない味を引き出さないかが勝負。
いつも慣れ親しんだレシピがあるとは思いますが、そのレシピではどうしようもない!という時は、ぜひ一度試してみてください。
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