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シングルオリジン:「ホンジュラス・ベラルミノ・コントレラス」心の余白を取り戻す一杯

昨年に続き、べラルミノさんのPacasは、2期目の買い付けとなります。昨年も心地よく繊細な味わいが後から追いかけるような魅力のあるコーヒーでしたが、今年はもっと甘さが増して、全体的にさらに美味しくなった印象を受けます。寒くなる季節、ぜひ飲んで頂きたい豆、ホンジュラス・ベラルミノ・コントレラスの魅力に迫ります。



生産者べラルミノさんの話


べラルミノさんは、物心ついた頃から、農園の仕事を覚え、
父親から受け継いだ土地にコーヒーを植え、自らも農場主としての道を歩んでいます。そんな彼は、先にスペシャルティコーヒーを販売した兄からのアドバイスと支援を得て、マイクロロットのスペシャルティコーヒーに挑戦します。



 

地域の高い生産コストと労働力不足という困難の中でも、丁寧な手作業による品質管理が重視しております。将来は高品質の品種であるゲイシャやSL28を新たに植え、土地の持つ魅力を最大限活かしたいということ。

 

ホンジュラス・ベラルミノ・コントレラス


焙煎度:浅煎り
プロセス:フリーウォッシュド
品種:パカス
カップコメント:花やかな香り、柿やあんずの味わい、焼きりんごのような甘みと、煎茶のような滋味深く長い余韻が続きます。

 


焙煎チームからのコメント



豆が持つポテンシャルとして、酸質がとてもクリーンです。柔らかさのある和柑橘のような味わいがありながら、昨年と変わらず煎茶のような優しい余韻が残ります。全体的に昨年より親しみやすく旨味が増した印象です。今年は日本への入港の時期も早く、実にジューシーな状態です。フレッシュなコーヒーの美味しさをぜひ味わって頂きたいです。

 

おすすめのレシピ:減らすことで見える心地よい余韻

使用道具:HARIO V60
コーヒー:12.5g
挽き目:粗挽き

お湯:200g 92c~93c

0-40s 40gの蒸らし(Point! しっかり粉全体が濡れるように)

40s-1:10s 60g 注ぐ (Point! 攪拌を意識して、しっかり注ぐ)

1:10s-1:40s 50g注ぐ

1:40s-2:10s  50g注ぐ
2:20s~ 落ち切り


普段、Kurasuのハンドドリップは、13gの豆を使用して淹れています。しかし、このホンジュラスは、あえて少ない粉量で淹れてみてほしいんです。コーヒーの美味しい成分をより溶けだすようにするために、粉量を減らすイメージ。ホンジュラスの持つ心地よい余韻を引き出すレシピです。

抽出環境は、自ずと異なるので、大事なのは、普段使う粉より、少し減らして見るというところでしょうか。



もう一つ12.5gをおすすめする理由として、実は12.5gって8杯淹れると、100gになるんです。

「12.5×8×100」

中途半端に余り豆が残らない、計算式。
コーヒーラヴァ―ならきっと共感してくれると、中の人は信じています。


カップクオリティはもちろん、Kurasuとしても思い入れのあるコーヒーです。例えるなら、ボーっとしている時に、そっと寄り添ってくれるような。ラグジュアリーではないけど、余白がある、ある意味、日本的な贅沢さがあるコーヒーです。朝の一杯としても、午後の一杯としてもおすすめします。

(生産地写真提要: SYU・HA・RI