記事一覧を見る

10月1日は、国際コーヒーの日です!

10月1日は、国際コーヒーの日です!

2015年にInternational Coffee Organization(ICO)の提案で始まった、国際コーヒーの日。コーヒーの素晴らしさ、コーヒーがもたらす喜びなどを祝うとともに、産地を含めた業界全体が直面している問題についても、考えたり話し合ったりするきっかけを作る日です。

もうすぐやってくる国際コーヒーの日を記念して、コーヒーの未来をより良くするためにKurasuで行っている取り組みと、その先にある一杯をより美味しく楽しんでいただくためのお話をご紹介します。

Kurasuについて

Kurasuは、京都を拠点に生まれたスペシャルティコーヒーのブランドです。日本のコーヒー文化を世界とつなぐことを目指し、2013年、個人が運営する小さなオンラインストアから始まりました。それから3年後、京都駅近くに初の実店舗となるKyoto Standをオープン。以来、国内外のさまざまな街に店舗を増やしてきました。

拠点が広がった現在も、焙煎から店舗、そしてコーヒー器具の販売まで、一杯のコーヒーにまつわるすべてに、丁寧に向き合っています。

生豆の仕入れから、できること

買い物は投票だ、と言われることがあります。コーヒーロースターとして、私たちは常に、何を買うか、どう買うかが重要だと考えています。だからこそKurasuは、輸入された豆をただ仕入れるのではなく、実際に現地へ足を運び、生産者と直接関係を築くことを大切にしてきました。

例えば、Kurasuがお付き合いしているブラジルのFAF Coffeesは、まさにその象徴です。パートナーの一つ、「Sítio Joaninha(てんとう虫の農園)」は、家族経営の小さなファーム。農園主のヴァルディール・フェレイラさんは、お母さんが幼い頃に見ていた、たくさんのてんとう虫が飛び交う光景を取り戻したいと、除草をすべて手作業で行い、自然な堆肥で土壌を豊かにし、農園の電力もすべて太陽光で賄うオフグリッドを実現しました。その想いに応えるように、てんとう虫は少しずつ農園へと戻り始めたそうです。

Kurasuのスタッフも実際にこの農園を訪れ、ヴァルディールさんから直接そのお話を伺うと共に、周辺で同じように土壌再生に取り組む生産者たちも訪ねました。生産者の方々は、自分たちの名前や農園名が世界中のロースターのコーヒーに載っていることを誇りに思っておられ、中には「奇跡のようなこと」と話す方もいました。私たちがコーヒーを選ぶという行為は、遠く離れた生産者の暮らしや想いにも、確かにつながっています。

こうした現地での関係づくりは、ブラジルだけに留まりません。今年はインドネシアやタイ、エルサルバドル、ホンジュラス、コスタリカなど様々な産地を訪れ、それぞれの土地の気候や生産者の工夫に触れてきました。

誰かから聞いた話をそのまま受け取るのではなく、自分たちの目で見て、関係を築き、Kurasuとしての基準で選ぶ。そんな仕入れのあり方を大切にして、一杯のコーヒーの源にある生産者の暮らしに寄り添い、共に歩みを重ねていく。それも、私たちがコーヒーの未来のためにできることのひとつだと考えています。

2050 coffeeの挑戦

こうして生産者との関係を築いてきた一方で、現地を訪れるたびに感じてきたのは、「規模」の面での限界でした。コーヒーは気候変動の影響を大きく受ける農作物で、このままでは、2050年までにコーヒーを栽培できる土地が半分近くまで減ってしまうとも言われています。一つひとつの関係をじっくりと深めるだけでは、この規模の課題には追いつけないという実感がありました。

そこで立ち上げたのが姉妹ブランド「2050 coffee」です。2050 coffeeは、サステナブルなスペシャルティコーヒーを、コーヒーに詳しくない方にも気軽に楽しんでいただけるかたちで届けるブランドです。立ち上げ当初は京都の1店舗だけでしたが、さまざまなパートナーに共感いただきながら、現在は国内外に次々と店舗を拡大しています。

Kurasuが一杯一杯のパートナーシップを深めていく一方で、2050 coffeeは「できること」の範囲そのものを広げていく。ふたつのブランドが並んで立つことで、コーヒーの未来に向けた取り組みを、より多くの人に届けられると考えています。

一杯をより美味しくするコーヒー器具

コーヒーの物語を知ったら、次は実際に、その一杯を淹れてみませんか?

Kurasuは、日本のコーヒー文化を世界に届けたいという想いから生まれたブランドですが、同時に、海外の優れたコーヒー器具や最先端のグラインダー・マシンを日本に紹介することで、日本と世界のコーヒーシーンをつなぐ役割も担ってきました。Kurasuオンラインショップでも、世界と日本各地から選び抜いた、デザイン性や機能性の高いコーヒー器具を取り扱っています。

すぐれた器具は、丁寧に淹れる時間そのものを、少しだけ豊かにしてくれるもの。今、特におすすめしているのは以下のアイテムです。ぜひチェックしてみてください。

■ April Ceramic Brewer:甘さ・クリアさ・質感のバランスを取りやすいドリッパー
■ Varia AKU mini Scale:小さいのに0.01g単位の精密さ、レシピの再現性を上げるスケール
■ Fellow Stagg EKG Pro Electric Kettle:数々のバリスタから高い信頼を集めている電気ケトル
■ Fellow Opus2 Conical Burr Grinder:エスプレッソ、ハンドドリップ、コールドブリューまで、毎日の飲みたいを支える電動グラインダー

Kurasuのコーヒー豆

私たちは、生産国にフォーカスし、その時期に最も状態の良いロットを厳選しています。追いかけるのは流行ではなく、「その瞬間にいちばん良いもの」。産地を訪れ、対話を重ね、生産者との関係性を築きながらコーヒーを選んでいます。

焙煎は京都・西陣にて。Loring S35 Kestrelを使用し、豆のポテンシャルを最大限に引き出します。Kurasu焙煎の特徴は、クリーンで透明感のある味わいと、果実としての豊かな甘さを感じられること。自信を持って届けられるコーヒーだけを、丁寧に仕上げています。

オンラインショップでは、産地の個性が際立つシングルオリジンから、シーズナルブレンド、ドリップバッグ、デカフェまで、その時々のラインナップをご用意しています。また、Kurasu焙煎の旬のコーヒーや日本各地のパートナーロースターの豆を毎月お届けする、コーヒーの定期便(国内送料無料)もございます。お気に入りのコーヒー器具で、ぜひ味わってみてください。

■ コーヒー豆一覧はこちら
■ コーヒーの定期便はこちら

イベント出展のお知らせ

2026年10月14日(水)から17日(土)までの間、Kurasuはアジア最大級のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ World Specialty Coffee Conference and Exhibition 2026」(於 東京ビッグサイト)に出展し、コーヒー・器具・世界のつくり手との出会いを「飲む・触る・比較する・話す」という多角的な体験としてお届けします。

現在、特別に本オンラインショップで、来場チケットを条件付きで配布しています。また、今回のSCAJで展示するアイテムも取り扱っていますので、遠方の方もぜひこの機会にチェックしてみてください。

■「SCAJ 2026」来場チケットはこちら

記事一覧を見る

前後の記事を読む

【Kurasu創業10周年】アジア最大のスペシャルティコーヒーの祭典「SCAJ 2026」に過去最大規模で出展。日本初公開となる最新コーヒーギアも先行展示