記事一覧を見る

Steadfast Coffee Brewer (海外コーヒー器具レビュー)

Steadfast Coffee Brewer (海外コーヒー器具レビュー)

みなさんこんにちは、KiguのNaruoです。

Kiguとは端的に申し上げると、日本未上陸の海外コーヒー器具を、日本の皆様に販売するショップです。

一つでも多くの素敵な商品をご紹介すべく、日々様々なサンプルを取り寄せてはコーヒーを作っています。

そんな器具の中から、Naruoが気になったものを、せっかくなので時々ご紹介しようと思います。発売は未定です(このブログの反響次第かも...)

不定期更新シリーズ開始でございます。記念すべき第一回目はこちら!

SteadFast Coffee Brewer(ステッドファストコーヒーブリュワー)

お隣、韓国からやってまいりました。

(Steadfast ウェブサイトはこちら

以下の点に沿ってご紹介します。

・開発者

・特徴

・推しポイント

・気になるポイント

・彼らのもう一つのアイテム

・(写真集)実際に淹れてみました in ベランダ

開発者 Nothin Coffee

開発したのは、韓国のスペシャルティコーヒーロースターであるNothin Coffee

の共同創業者、Hyujun Kimさん。

大企業サムスンで高周波回路の設計などに15年間従事したのちに、スペシャルティコーヒー屋さんを始めたという、すごい経歴のお方。

2015年からスタートしたNothin Coffeeのキャッチフレーズは

No think / Nothing / but No thin coffee

(考えない、何もない、でも濃いコーヒーを)

なんか珍しい。

そんな彼が2021年に発表したのが、Steadfast Brewer。

海外の多くのコーヒーメディアで取り上げられた結構話題の商品なんです。

Introducing The Steadfast Coffee Brewer From Nothin Coffee Founder Hyunjun Kim (Sprudge)

The Steadfast Coffee Brewer is Determined to Win Over Pour-over Fans (Daily Coffee News)

去年、日本のクラウドファンディングサイトMakuakeにも出品し、目標額を大きく上回る支援を集めました。

特徴

台形一つ穴タイプ

メリタやカリタ往年のモデルである台形タイプの2〜4杯用サイズ。

安定した流量をキープできます。コーヒーが落ちる穴は1つですが、過剰に湯だまりが起きないように計算されています。

リブもしっかりと全方向から合計32列入っていて、流量をコントロールにとても気をつかわれています。

また底のベース部とドリッパー部の隙間にある小さな溝は、空気孔の役割もしているので、平らなコップに直置きしてドリップしても、空気の逃げ道が出来て流量に悪影響を与えません。

ステンレススチール

SUS304という分類のステンレススチール。耐食性が高く、保温性に優れているため、冷めにくいのが特徴。水筒などにも使われる便利な素材です。

ちなみに台形一つ穴タイプでステンレス製のドリッパーは、世界初です。

本革カバー

ドリップ中に熱くなる本体をカバーするためについている本革のカバー。使い込む毎に風合いが変わる楽しみがあります。

ちなみにドリップ中に、革が熱せられて匂いがするということはほとんどありません。

推しポイント

やはり本革のカバーが魅力です。

これがあることで、抽出に圧倒的に差が生まれるのかといえばそうではないと思います。(カバーがあることで保温性能がさらにアップしますが)

ただしかし、圧倒的に見た目がかっこいい!

経年変化で育てるドリッパーなんて、とても粋じゃないですか。持っているだけで何ともいえない安心感があります。

また、カバーをしていない時の工業製品感があって無骨なステンレスの風合いも実は好きです。

気になるポイント

お手入れ

カバーをつけたままシンクに置き、冷めてからカバーを外すという作業が入るので、どうしてもカバーが水に濡れたりします。革は濡れたまま放置するとカビが生えることもあるので、取り扱いに慎重になってしまう印象です。

ペーパーフィルターの使い方

台形のペーパーフィルターって、最近だとスーパーマーケットなどでも安く買えるのでとっても便利です。

ただ、このドリッパーは台形フィルターをそのまま使うと、内壁から少し浮いてしまいます。(写真参照)

推奨されているのが、ひと手間加えたペーパーフィルターの折り方。私は面白くて好きなのですが、人によっては面倒に思うかもしれませんね。

彼らのもう一つのアイテム

Steadfast サーバーも頂きました。

透明度が高く、高級感があるのですが、実は頑丈なプラスチック製で出来ています。ガラス製のサーバーを割った経験のある方には、朗報ですね。

注ぎ口は、液ダレをしにくい鋭い設計で、日々の小さなストレスが緩和されます。また、本体の直径が少し細めに設計されているので、どんなドリッパーでも使える優れものです。

(写真集)実際に淹れてみました in ベランダ

・Stumptown Coffee Hair Brender

Stagg EKG 電気ケトル

・Acaia パール Sスケール

・Commandante グラインダー

・Steadfast ドリッパー

・Steadfast サーバー

・コーヒーの木(貰い物)

本日は以上です!

もし気になる・使ってみてほしい海外の器具などありましたら是非コメントで教えてくださーい!

Naruo

Steadfast ウェブサイトはこちら

記事一覧を見る

コメントを書く

全てのコメントは、掲載前にモデレートされます。名前はコメントと共に公開されますのでニックネームをご入力ください。メールアドレスは公開されません。

このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。

前後の記事を読む

Kurasu Kyoto Stand 6周年記念限定コーヒー
Munieq テトラドリッパー で楽しむアウトドアコーヒータイム