YouTubeで、新しいコーヒーの紹介動画を公開しました。
今回取り上げているのは、 ホンジュラス/ベラルミノ・コントレラス Pacas Washed です。
Kurasuではこの生産者のコーヒーを紹介するのも今年で4年目になります。 毎年扱っているコーヒーではありますが、「今年はどうだったのか」「なぜ今年も選んだのか」という点は、 年ごとにしっかり向き合いながら買い付けをしています。
ホンジュラスの“季節感”
秋から冬にかけて、日本ではホンジュラスのコーヒーをよく見かけるようになります。 収穫から輸送を経て、この時期にちょうど良い状態で届くこともあり、 味わいとしても寒くなる季節と相性がいい産地です。
今年の ベラルミノ・コントレラスのPacas は、例年よりもフローラルさとみずみずしさが印象的で、 重すぎず、軽すぎず、毎日飲みたくなるバランスに仕上がっています。
なぜ San Vicente なのか
今回のエクスポーターは、ホンジュラスを代表する San Vicente。 3代続く家族経営の輸出業者で、単なる商社ではなく、 生産者と深く関わりながら品質向上に取り組んでいる存在です。
水分値や水分活性の管理、乾燥工程の検証など、 「どうすれば毎年安定した品質で届けられるか」を地道に積み重ねています。 動画では、Head QCのアンヘル氏の人物像や、実際に話して感じた印象についても触れています。
あえて Pacas を選ぶ理由
最近は、ゲイシャやSL系、パライネマなど、華やかな品種も増えています。 その中で、今回あえて選んだのが Pacas でした。
Pacasはブルボンの突然変異種で、甘さと質感をしっかり持ちながら、 派手すぎないのが特徴です。 サンタバルバラで育ったこのPacas は、リンゴや梨、オレンジのようなやわらかい果実感と、 後半にかけて緑茶のような落ち着いた余韻が感じられます。
「毎日飲みたいコーヒー」を考えたときに、 今のKurasuの真ん中にくる味わいだと感じました。
生産者:Belarmino Contreras
Belarminoさんは、父の代から続くコーヒー農家で、 子どもの頃から収穫や精製に携わりながら経験を積み重ねてきた生産者です。
近年はマイクロロットにも取り組み、 生産コストが上がる厳しい状況の中でも品質を落とさず、 持続的にコーヒーを作り続けています。
同じ生産者のコーヒーを継続して紹介することで、 年ごとの味わいの変化 や、農作物としての面白さも一緒に感じてもらえたら嬉しいです。
抽出と味わい
動画では、Graycanoを使ったドリップレシピも紹介しています。 香りの華やかさと、口当たりのなめらかさを意識した抽出です。
派手さはありませんが、 一杯飲み終わったあとに「落ち着くな」と感じるタイプのコーヒー。 秋冬の朝や、少し一息つきたい時間におすすめです。




