エルサルバドル ドン ハイメ パカス ナチュラル [浅煎り]

ハイメ・ゲバラさんは、Kurasuでは3年目の取り扱いとなります。

個人的に、Kurasuで初めて焙煎した豆がハイメさんのナチュラルだったので、自分にとっては彼のコーヒーが届くたびに勝手に節目を感じます。

梅やプラムのような風味やすみれの花っぽい香りがハイメさんの特徴なのかな、と去年までは思ってたんですが、今年は”深さのある甘み”もそれに加えて感じました。

軽やかというよりは、ズシっと芯のある甘みがぐーっと伸びていく。なんだか擬音が多く伝わりづらいかもしれませんが、そんなイメージです。

こういった変化を感じると、農作物としてのコーヒーの面白さを感じます。同じ生産者から継続して購入することの一つの魅力ですよね。

焙煎について、昨年は中浅煎りくらいまで火を入れていましたが、今年のものは浅煎りに留めています。焙煎を進めるとチョコレートやキャラメルといった甘みはどんどん出てきはしますが、それは生豆というよりは焙煎プロセスによる甘みです。

もちろん生豆の特徴によっては、そういった甘みを加えた方がカップバランスが取れるものもありますが、今回のパカス ナチュラルの良さを活かすことを考えると、それはあまり必要ないと判断しました。

エスプレッソでも、フィルターでも◎です。

門川さん、¡Muchas Gracias!