SIBARIST BOOSTER CONE

セットするだけで、いつものドリッパーで新しい抽出体験

BOOSTER CONEは、60度の円錐ドリッパーに対応した抽出時の流れを最適化するツールです。 ドリッパーの底にBOOSTER CONEを置き、フィルターをセットしてリンスし、いつも通りコーヒーを抽出します。

本体には、サビに強く衛生的なステンレス（AISI 304）に、食品と触れても安全な金メッキを施した素材を採用しており、長く安心して使えます。パッケージも再生可能なFSC認証紙素材が採用されています。

フィルターを点で支え、流れを整える仕組み

円錐ドリッパーではペーパーフィルターが底面に密着しやすく、チャネリング（お湯の流れが一点に偏ってしまうこと）が起こることがあります。

BOOSTER CONEは、底面に複数の小さな突起（点接触）を持ち、フィルターをわずかに持ち上げるように支える構造になっています。これによりフィルターとドリッパーの間に小さな隙間が生まれ、フィルターの全面が張り付くことなく、お湯の流れが確保されます。

これにより円錐ドリッパーの先端部の流れが安定し、チャネリングを抑え、スムーズにコーヒーが流れ、抽出効率の向上につながります。

安定した流れがもたらす澄んだ味わい

BOOSTER CONEによって整えられた抽出は、過抽出や雑味を防ぎ、口に含んだ瞬間から、透明感のあるクリアな味わいを感じさせます。角の取れた丸みのある味わいにまとまっていくのが特徴です。細かい挽き目でも過度なえぐみは出ず、甘さとリッチさが際立ち、より豊かでバランスの取れた仕上がりになります。

また、少量の豆からでも十分に密度感のある味わいを引き出せるため、どんなお豆でも大切にしながら、何度もその魅力を楽しむことができます。

幅広い円錐ドリッパーで活躍

一般的な円錐ドリッパーでご使用いただけます。

ドリッパーの底面形状や内部リブの違いによって、フィルターの浮き具合や湯の流れに変化が出るため、抽出ごとに新しい発見を楽しめます。

Kurasuで取り扱いのあるtukumo DripperやKONO Dripper（夷川店でのみ販売中）のように内側にリブが伸びているドリッパー、TORCH Mountain Dripperのような複数の種類のフィルターの汎用性がある底の広いドリッパーなどは、ペーパーフィルターが浮きやすくなるので、ドリッパーごとの個性を活かしたレシピ調整が可能です。