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Harioの新商品試してみました!

Harioの新商品試してみました!

こんにちは、KurasuのHitomiです。

もう4月ですね、新生活が始まった方も多いのではないでしょうか?

この時期は、”新”という漢字をよく目にするかと思います。

新生活、新社会人、新学期、、、、、新商品!!

という事で、もうご存知の方もいるかと思いますが今回はHarioからリリースされた新商品

MUGEN」・「V60 ドリップアシスト」・「W60」の3つを使ってみた感想を皆さんにシェアしたいと思います!

MUGEN

まずは、V60 1回抽出ドリッパー「MUGEN」

ドリッパーはこんな感じ。

上から見ると手裏剣みたいですね。だからパッケージの蓋も唐草模様っぽいのかな?

確かにリブが全然なく落ちるのが遅そうな印象。

では、実際に抽出。

Let’s MUGEN!

Harioさんからの商品紹介は以下の通り

>Hario: 注ぐお湯は一回だけで抽出できるドリッパーです。内側に凸のリブがなく、ドリッパーにペーパーが張りつき星型の『溝』を伝ってゆっくりとコーヒーが抽出されます。ホルダーは取り外せるので、スタンドにのせてドリッパー本体だけで使用することも可能です。

なるほど。

前回のSwitch同様お湯を注ぐのは一回だけ♪の、1回抽出のドリッパーということですね。

ただ、今回は浸漬式ではなく透過式!どんなお味がするのでしょうか?


今回はHario推奨のレシピで検証

・コーヒー20g(中挽き)

・お湯240ml(91度)

・一投淹れなので蒸らしはなし

使用した豆は、浅煎り【Rwanda Ruli】と中深煎り【House Blend Dark

1回目 特に時間を意識せず注いだ結果(約30秒)

・すっきりとした味わいでフルーティーな酸味が出ている印象。

2回目 1回目よりも気持ちゆっくり注いだ結果(約45秒)

・ボディ(コク)がしっかりして甘さが立っている印象。舌触りも前者に比べて少しとろみがある。

  

焙煎度合い違いで比べてみましたが両者傾向は同じでした。

使ってみた感想としましては、個人的には結構好きです!

繊細な味わいやクリーン且つ酸味の輪郭がはっきり出ていたので一投淹れの中では好みな味わいでした。

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【結論】

何より思ったことは “すごく簡単!” という点です。

だって一回お湯を注いで後は放置で良いんです。

忙しい朝や、コーヒーの知識がそこまでない初心者の方でも簡単に淹れられると思います。

ただ気を付けたいことは、一投淹れなので挽き目が粗すぎたり粉の量を少なくすると味が薄すぎてしまう傾向にあるので、そこだけ注意してもらえたら後はいつでも美味しいコーヒーを淹れられると思います。

注ぐ時間を変えるだけで味わいを変えられるのも楽しめて良いですね♪

【こんな人にオススメしたい!】

・初心者の方

・めんどくさがり屋さん

・朝にサッとコーヒーを淹れたい方です!

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W60

次に試してみたのが、アメリカ出身の2013年ワールドバリスタチャンピオン、【ピート・リカタ氏】とHarioがコラボレーションした商品の一つ、「W60」

02のペーパーフィルターがすっぽりハマる大きめなサイズのドリッパーで、一緒に底が平らな樹脂メッシュフィルターが付いて来ます。

リブはV60に比べて高いです。

このドリッパーの特徴は以下の3通りの淹れ方ができること。

ペーパーフィルターを使って抽出

メッシュフィルターを使って抽出

ペーパーフィルターとメッシュ両方を使った抽出

3通りの淹れ方をこの一台できちゃうなんて、なんだかお得な気分ですね。

それではこの3通り、レシピはまたもHarioさん推奨のものに沿って試してみました。

そのレシピがこちら。どどん!

色々細かく書かれていますね。ふむふむ。

レシピ通り作れたかは分からないですが出来る範囲で再現してみました。



まずは、シンプルに

①「ペーパーフィルター抽出」

上記のHarioレシピ通り淹れてみました。

飲みやすい濃度帯で良さそうです。

味わいもすっきりクリーン。美味しいです。イメージとしてはV60で抽出したものと似ている印象です。

②「メッシュフィルター抽出」

これは粗挽きでも試してみたんですが、不思議な事に落ちる時間が5分以上かかりました。

本来なら早くなるところなんで凄く不思議です。。

色々試してみてこちらの挽き目を2パターンで比べてみました。

使用したグラインダーはコーヒー屋さんで一番使われているEK。

全部注ぎ終わりの時間を1’10秒(Harioのレシピを参照)くらいで統一。

かなり物足りない印象で出てしまうので、中深煎りのものはもうちょっと細かくてもいいかもしれません。

味は、メッシュフィルター特有のコーヒーオイルが楽しめて良いですがやはり微粉もあるので①のペーパーフィルター抽出と比べると粉っぽい印象。

比べてみるとより挽き目が細かい方が粉っぽさが抑えられていて、質感が滑らかになったように感じました。

味わいも素材そのものの味がダイレクトに感じられて、コーヒーのクオリティをチェックする時に用いられるカッピングの味に似てます。

特に、甘さが凄く分かりやすくUPしてます。

ただ、ちょっと抽出が出過ぎてる感じもある印象。

個人的にはより甘さが際立った中深煎りの【House Blend Dark】の方が合ってるなと思いました。

③「ペーパーフィルターとメッシュのダブル使い抽出」

まず、難航したのがレシピの時間通りに中々落ちてくれなかった事です。

目安が4’20-4’45分って書いてあるのに、色々試したのですがどうやっても9~10分以上になってしまい予想に反して凄く時間かかりました。

まず注ぎ終わりが大体2’25分くらい。そこからメッシュ部分のお湯が落ち切るのにはそんなに時間はかからないのですが、その後フィルター部分で溜まって中々落ちきらないという印象でした。

どうしてこうなったのか、この部分は次回以降じっくり検証してみたいと思います!

味わいとしては、やはりペーパーで濾してあるので質感がクリア。

メッシュフィルターだけで抽出した時と同様の甘さもそのまま出てるので、個人的には2つ使った方法が好きです。

少し抽出し過ぎてる感じもあるので、注ぎ方や挽き目のところはもうちょっと実験が必要そうですね。

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【結論】 

何よりも、これ1台で色々な抽出方法が試せるというところがいいなと思いました。

私も、自分なりの美味しい淹れ方を探してみたいと思います!

【まとめ】質感・味わい・他

①「ペーパーフィルター」抽出

この中で最も、すっきりした質感。フルーティーな酸味。

②「メッシュフィルター」抽出

とろみを感じる質感。甘みがしっかり出ていた印象。

③「ペーパーフィルターとメッシュのダブル使い」抽出

クリアでバランスのいい味わい。

【こんな人にオススメしたい!】

・普段から色んな淹れ方でコーヒーを飲んでる方

・プロの方(色んな遊び方が出来そうなので楽しんで頂けそう)

・1つで色々試したい欲張りさん

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V60 Drip-Assist

ピート・リカタ氏とHarioがコラボレーションしたもう一つの商品、「V60 Drip-Assist」

これはパッと見だけじゃ、何だこれ??どうやって使うの??って方も多いと思います。

Harioさんからの紹介文は以下の通り。

Hario: 径の違う二つの穴で、蒸らしとそれ以外を分けて注ぐことができます。適当に注いでも、きちんとシャワー状になって落ちるのでヤカンや電気ポットでも美味しいコーヒーが抽出ができます。ペーパーの内側に嵌合するので、02サイズのドリッパーであればどれでも使うことができます。

ドーナツのような形で、真ん中の窪みとその外側の溝の二層にお湯を注ぐところが分かれていて、蒸らしの時は真ん中に、その後の抽出は外側の所にお湯を注いでいくっていう感じで使います。

使ってみてまず思ったのは、お湯注ぎすぎて中央部分に溢れないかな?ってこと。

ドキドキして使いました(笑)

勢いよく注ぎすぎるとダムの決壊みたいになりそうですが、ゆっくり注げば大丈夫です。

ピートリカタさんの紹介によるとその流れ込みを利用したレシピも作れるそう。面白い…。

小さい穴からシャワーみたいに一定にお湯が出るので、技術がなくても均一に注ぐことができてこれも初心者の方にとても良いと思います。

マニュアル型のコーヒーメーカーみたいな感じですね。

しかもしかも!なんとこれコーヒー専用の細口ケトルを持ってなくても出来ちゃうんです!

こんな感じ。

今回もHarioの推奨レシピで淹れてみました。

・コーヒー 18g(中挽き)

・お湯 300ml(97℃)

・蒸らしお湯50g (蒸らし時間30秒)

お湯97℃って結構高めですね。どんな感じになるのでしょうか。

挽き目はMUGENと同じく中挽きで。

普通のV60で淹れた時よりかなりすっきりめな印象、フルーティーな酸味で輪郭もはっきりしてます。かなりライトボディ。

濃度が低い印象だったのでフレーバーが感じやすいのかなと。

味はちゃんと出ているので浅煎りの豆に凄く向いてそうです。


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【結論】

もっと挽き目とか注ぐ時間を変えたり、蒸らし後もまた真ん中の部分に注いでみたりと、沢山アレンジ出来そうでコーヒー好きの方にも飽きずに楽しんでもらえそうです。

蒸らし後、一定にケトルを持って注ぐのは慣れるまでは難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れたら楽そう。

【こんな人にオススメしたい!】

・抽出に自信のない人

・どちらかというと、大雑把な人

Kurasuのボス、洋三さんも

かなりクリーンで注ぎ方が安定する」

「技術に左右されない」

「お湯のスピードを気にせずに入れられる」

と、今回ご紹介させて頂いた新商品中で一番気に入ってよくお家に持って帰っていました。笑


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まだ使ったことのない器具を試すっていうのはワクワクしますね♬

今回全ての商品のベースがV60だった事もあり、全体的に味わいが似ていて、

普段V60を愛用している方にアレンジとしておすすめだと思いました。

新商品が出る度にこんな視点があったのか!と商品開発の人に驚かされてます。

「使ってみたよー」とか「こんな風になった!」とかあれば

Instagramで #kurasulabo ってハッシュタグを付けて投稿してもらえたら嬉しいです♪

次回は、最近私も友達の家に行く時の手土産にしているドリップバッグコーヒーの器具を使わない美味しい淹れ方を色々試してシェアしたいと思います〜!!

次回 Kurasuドリップバッグの美味しい淹れ方!

2021.4.15

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