皆さんこんにちは。
KiguのNaruoです。
今回は、Sibarist FAST Paper Filterの透過速度がどれくらいのものか、実際にコーヒーを作って検証してみました。
検証目的
ペーパーによって、透過速度にどのような違いあるのか。 また、その違いが味にどのような影響があるのかをみていく。
検証方法
全ての検証において以下のベーシックレシピを用いて、それぞれのペーパーフィルター毎の落ち切り速度、TDSを比較する。
レシピ
比較対象
比較するのはこの3種類。
・Hario V60 ペーパーフィルター ホワイト 02(100枚入)
・CAFEC 円錐形フィルター 焙煎度別ペーパーフィルター 浅煎り用 2〜4杯用(100枚入)
・Sibarist FAST CONE Specialty Paper Filter M (25枚入)
検証場所、参加者
検証場所:閉店後のKurasu Ebisugawaにて
参加者:Kurasuバリスタチーム、Kurasuバックオフィスチーム、Kiguチーム
1回目
コーヒー豆は「Kurasu エチオピアハロベリティ 浅煎り」
TDS、落ち切り速度比較
参加者コメント
「Sibaristは想像を絶する速さだった」
「違うコーヒー豆と思えるほど、クリーンな味わい」
「冷めてもネガティブなフレーバーがなく、クリア」
「こんなに早いなら、もっと挽き目を細かくして抽出効率を上げれそう」
「Harioと CAFECは飲み慣れた味わい。」
2回目
コーヒー豆は「Kurasu エクアドルエアルーム 浅煎り」
TDS、落ち切り速度比較
参加者コメント
「しっかり甘い」
「21秒で落ちちゃうのに、フレーバーはしっかり出てるの面白い」
「豆少なくして挽き目細かくするなど、いろんなやり方ができそう」
「Harioと CAFECは、冷めると酸が少し強調される。ボディ感はあって、飲み慣れた味わい。」
総評
透過速度について
日本で広く利用されているペーパーフィルターに比べると、4〜5倍のスピードで落ち切る。
普段よりも抽出効率を高めるような、細かい挽き目にすると良く、このペーパーフィルターを使うことを念頭に、レシピを作りを元から変える必要があるほどのゲームチェンジャーと言えます。
味わいについて
フレーバーをしっかり出すことができて、かつクリーンで雑味の少ないコーヒーにすることが出来る。
他方ボディ感が弱くなるので、その点は挽き目など、レシピを調節することで好みのコーヒーが作れそうです。
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