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Hario V60で淹れる Kurasuの美味しいアイスコーヒーの作り方Q&A

皆さん、こんにちは!
今年の10月は残暑のようですよ。

そう!まだまだ美味しいアイスコーヒーが楽しめるということ!

今日は、前回配信した『美味しいアイスコーヒーのレシピ』の番外編
美味しいアイスコーヒーを作るコツ、詳しくご説明します

Barista TsubasaとShokoの少しゆるめで楽しい掛け合いにも注目です

こちらのブログでは、YouTube動画のポイントを分かりやすく文字起こししていますのでぜひ実際に抽出を試される時にお役立てくださいね!

 

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Chapter1

どうしてコーヒー豆の量がHotの時よりも多いの?挽き目を細かくするのはなぜ?

 Chapter2

「味が薄くなってしまった時の対処法は?」

Chapter3 

「どうして初めからサーバーに氷を入れるの?」 

Chapter4

「サーバー内の氷はなぜ溶かし切るのか?」

Chapter5

「1投目の蒸らしのポイントは?」

Chapter6

「2杯どりのレシピは?」

 

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Question①
Shoko:「どうしてコーヒー豆の量がHotの時よりも多いの?挽き目を細かくするのはなぜ?」

Answer

Tsubasa:『理由は大きく2つ!まずはHotとIceの時の湯量に注目!

上記図でわかるように、純粋にHotと同じ挽き目にしてしてしまうと、成分が全て引き出しきれないから

Hotと同じようにIceも美味しい成分を全部引き出してあげたい!その為に挽き目を細かくして調整しています。

Tsubasa:「それなら細かくするだけでええんちゃうか?と思いますよね?」

Shoko:「思いますね(笑)」

Tsubasa:「ね(笑)ただ、Iceは氷を入れることを考慮する必要があります」

「サーバーに最初に入れた氷を溶かし切った時にちょうどいい濃度にする為に量を増やすことが必要なんです。」

Shoko:「なるほど!挽き目を細かくする理由は『コーヒー豆の味をしっかりと出すため』、量を増やす理由は『濃度調整のため』ということですね!

Tsubasa:「そうです。仮にHotと同じ量で挽き目を細かくしても、氷が溶け切った時に味わいは薄くなってしまいます。」

「あと、HotとIceの大きな違いが、飲んでいる最中にグラス内の氷が少しづつ溶けていってしまうところ。」

※ここPoint!

最後の一滴まで美味しいアイスコーヒーを作るためには少し濃いめに淹れること!

 

Question②
Shoko:「アイスコーヒーを作ると味が薄くなってしまうことがよくある。どうしたらいいの?」

Answer

Tsubasa:『まずはシンプルに豆の量を増やしてみる

ただ、ここで注意したいのが、①でお話したように成分がより多く抽出されてしまうので味わいが変わってしまうということ。

Shoko:「なるほど、そうなると雑味とか嫌な成分も出てしまう可能性があるということですね」

Tsubasa:『薄いけれど味わいは好き!という時は、豆の量を増やしてみる

『薄いし、味わいも物足りない。というときは、挽き目を細かくしてみる

※ここPoint!

味わいは挽き目でコントロール
濃度は豆の量でコントロールする

 

Shoko:「逆に味わいが濃くなってしまったらどうしたらいいですか?」

Tsubasa:『明るさを感じない!という時は豆の量はそのまま挽き目を荒くしてみてください

Shoko:「豆の量を少なくせずにですね!了解しました!」

 

Question③
Shoko:「どうして最初からサーバーに氷を入れるの?」

Answer

Tsubasa:『クリームダウン現象を防ぐため

Shoko:「え、クリームダウン現象!?」

紅茶などでよく言われる言葉。
実際にどんなことが起きるかと言うと、見た目が濁る、味わいも渋みが出て口当たりが悪くなってしまいます。

どうして起きてしまうかと言う原因はいくつかありますが、その中でも「ゆっくり冷める時」に起きやすいということがあります。

Shoko:「ほーう。確かに、私も以前何も知らずに温かい紅茶を冷蔵庫に入れて、いざ飲もうと取り出したら白く濁ってミルクティーみたいになっていた!ということがありました」

 

Question④
Shoko:「サーバーの中の氷を溶かし切るのはなぜ?」

Shoko:「うーん待ちきれない!早く飲みたい!ってなっちゃいます。」

Answer

Tsubasa:『めっちゃ分かります(笑)でも大事なんです

Hotの時の4投目って、決まった分量注ぎ切りますよね。
それと同じことでコーヒー豆とお湯の比率は美味しさを熟考してできたレシピだから。

氷を全て溶かし切って、初めて美味しい一杯が出来上がるようにレシピができているので重要なんです。

Shoko:「グラスの中の氷とは役割が違うんですね?」

Tsubasa:「そう!グラスに氷を入れる理由はずっと冷たいコーヒーを楽しむため。味わいではなく、温度調整の役割があります。」

Shoko:「なるほどー!!アイスコーヒーならではのポイント!」

Tsubasa:「はい。アイスコーヒーは氷が溶けていく具合で味わいや濃度にも変化が出ると言う楽しみ方ができます。」

 

Question⑤
Shoko:「1投目の
蒸らしのポイントは?」

Answer

Tsubasa:『コーヒー全体を均一に蒸らす!』

コーヒーの粉全部から成分を引き出す為に、全体にお湯を行き渡らせたい。
ただ、ここで難しくなるのがHotの時よりも豆の量は多いのに、蒸らしで使うお湯の量が同じだということ。

Shoko:「これ難しいです!」

Tsubasa:「そう!難しい。そこで大事なのがスプーンによる攪拌です」

Hotの時以上に、攪拌の工程が大事なPointになります。

Question⑥
Shoko:「2杯どりしたいときのレシピは?」

Answer

Tsubasa:『単純に2倍にすればOK!』

コーヒー豆32g 氷140g お湯300g

注ぎのステップも、80g→120g→100gでトータル300g注ぐ

※ここPoint!

Tsubasa:「なので、10秒間で注ぐところを大体12~13秒かけてアグレッシブに注ぐように意識してください。」

Shoko:「豆の量が32gに増えてますが、同じ挽き目でやるべきですか?」

Tsubasa:「挽き目は同じ中挽きで大丈夫です!」

Tsubasa:「自分の中で1杯どりの美味しいレシピができていたとして、2杯どりにした時に美味しくならなかったとしたら、挽き目を変えるよりも、注ぎ方を変えてみてほしいです」

Shoko:「アグレッシブにってことですね!」

Tsubasa:「ここで一つヒントを言うと、円を描くように注ぐのではなく、中心い向かって真っ直ぐ落とすように注ぐとより抽出が早くなります。試してみてください」

 

【おまけ】

 

アイスコーヒーにおすすめのスイーツがKurasuで出している『レモンケーキ』
Kurasu EbisugawaとKurasu Kyoto Standで販売していますので、ぜひアイスコーヒーとのペアリングお試しください!

『レモンケーキ』の詳しいご紹介はこちらのブログをチェックしてみてくださいね。

季節の変わり目で、気温の差に戸惑いことも多いですが、そんなときは美味しいアイスコーヒーを淹れて残暑も楽しみましょう♪