Fellowとは
Fellow(フェロー)は、2013年に創業者のJake Millerがクラウドファウンディングサイトで発表したフレンチプレスから始まったプロダクトデザインメーカーです。
サンフランシスコのシリコンバレーを拠点に展開しており、「おいしいコーヒーを家庭で淹れることをサポートする」を使命としています。
高品質なコーヒーを淹れるためには、高品質な器具が必要であることに着想を得て、好奇心旺盛なコーヒー好きからプロシューマーまでの幅広いユーザーの生活を対象に、スペシャルティコーヒーのポテンシャルが発揮できる器具を届けています。
毎年100%以上の成長率を維持している世界的人気のメーカーである彼らは、自分たちのことを「コーヒーが大好きで、製品デザインに夢中になっている『オタク』」と称し、美しさと機能性を追求し尽くした魅力的なデザインにこだわり続けています。
設立以来、コーヒー業界に関わる多くの人々から注目と称賛を集め続けており、Blue Bottle Coffeeなど、数多くのブランドや企業ともコラボレーションしています。
日本でもFellow Carter Move Mugなどは、多くのカフェでカスタマイズされています。
2022年の6月には、ベンチャーキャピタルから3000万ドル(日本円で40億円超)の資金調達をし、製品イノベーションの加速、教育系コンテンツの強化、小売の拡大、優秀な人材の追加採用などを目指しています。
FellowとKurasuの出会い
Kurasuの代表であるYozoが、Kurasuバンコク店のオープンの際に電気ケトルを探していてたどり着いたのが、当時のFellow EKG電気ケトルでした。

海外のコーヒーショップや大会などでも頻繁に使われている製品で、オープンしたてのバンコク店でも安定した注ぎができる品質の良さを発揮し、オペレーションを力強くサポートしていました。
その後、日本でもぜひ使いたい!と思っていましたが、日本の当時の代理店さんは輸入の予定がなく、継続的なFellow製品の販売にも消極的な様子でした。
そこでKurasuがFellowとやり取りを始め、新たに代理店となってFellow EKG電気ケトルの国内で初めての販売に至りました。
その後はエアロプレス用のツールであるPrismoや、Stagg Dripper、Ode Brew Grinderなどの人気商品を展開しています。
洗練されたデザインで業界に新たな価値を提供し続ける
Stagg EKG電気ケトルやOde Brew Grinderは、デザイン性に優れた製品に贈られるRed Dot Design Awardを受賞するなど、過去に発表している多くの製品で人気を集めています。
また、プロダクト開発には常に力を入れており、アメリカの都市で開催されるコーヒーエキスポSCAでは、業界にこれまでになかった新しい製品を毎年発表しています。
最後に:機能美を兼ね備えたFellowのプロダクトで、豊かなコーヒーライフを
Fellowは、製品のデザイン性の高さで注目を集めますが、その実、性能面でも他のコーヒー器具ブランドにはなかった機能や使い勝手を実現しています。
これまではドリップコーヒーやフレンチプレスなどの分野での製品を開発・販売していましたが、今後はエスプレッソ用品などさらにディープなコーヒー器具分野の開発や、他方でライトユーザーに向けたテーブルウェアの開発など、多方面への活躍をする予定です。
是非Fellowの製品で、コーヒーカウンターをワンランクでもツーランクでもカッコ良くして、美味しいコーヒーを淹れましょう!
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