Variaとは
Variaは香港を拠点としたコーヒー器具メーカー。
創業者のRamseyは、ニュージーランド出身で、オーストラリアの有名コーヒーショップToby’s Estate Coffee Roastersでのバリスタ経験やロースタリーでの生産管理等、これまで20年近くコーヒー業界に携わっています。
そんな彼が2020年にスタートしたコーヒー器具ブランドがVaria。
コーヒー文化が醸成しているオーストラリアのカフェで多くのことを学んだ彼が手がける製品は、これまでの伝統的なコーヒー作りをもっと現代的にアレンジした上で、初心者からプロまで全ての人が、おうちでいかに美味しく簡単にコーヒーを作るかが研究され、開発されています。

これまでに発表したVaria マルチブリュワーは、世界スペシャルティコーヒー協会の2021年ベストニュープロダクト賞に、VS3 グラインダーは2022年のSCAJベストデザインプロダクト賞に選ばれる等、Variaは今世界で注目されています。
VariaとKurasuの出会い
海外コーヒー器具の多くは海外の展覧会やコーヒーエキスポなどで発表されるため、Kurasuもそこに出てくる製品をいつも注視していました。
その中で、世界スペシャルティコーヒー協会の2021年ベストニュープロダクト賞に輝いたブリュワーを開発したVariaに関心を持ち、やり取りを開始しました。
代表であるRamseyはコーヒー開発にとても意欲的で、当時から次に出す商品のアイデアを沢山持っていました。

Varia製品のうち、Kurasuで最初に販売したのはVaria Hand Grinder。従来よりもかなり細かなステップで挽き目の調整ができるギーク向けな製品でありながら、専用のケースなどで持ち運びやすく、デザイン性にも優れていました。
このグラインダーが、Varia製品は今後も人気になるだろうと、確信を持たせてくれた製品でした。
翌年に販売を開始したVS3 グラインダーは、彼らがこれまで得た知見を最大限に発揮した製品で、国内外で大きな人気を集めています。
革新と顧客志向で市場を切り拓く
代表のRamseyは海外の展覧会やコーヒーエキスポに積極的に参加して、自らプロモーション活動を行っています。
SCAJには2023年から本格的に参加し始め、2024年にはVaria専用のブースを展開し、Variaブランドを発信し続けています。
彼のこの姿勢はブランド発足時から変わらず、イベントのない時期であっても、各国代理店の元へ実際に訪れて、製品サンプルを有識者と一緒に試してフィードバックを集めたり、細かなコミュニケーションやマーケット分析を行っています。
VARIA × Kurasu のコラボ商品もリリース
2024年5月、スペシャルティコーヒー業界に新風を巻き起こすべく、「Variaと京都から世界へスペシャルティコーヒーをお届けする」Kurasuのコラボレーションが実現しました。
それがFLO Dripperです。※FLO = FLEXIBLE LIQUID OUTPUT
FLOは抽出における流量変化を研究して辿り着いた商品。
製品作りに強みを持つVariaが特許を取得し、Kurasuがフローレートや素材などについて改良を加えたFLOは、付属のスクリーンを駆使することで流量などを自在にコントロールできます。
様々な抽出方法やコーヒー豆の味わいや酸味、フレーバーの抽出をカスタマイズできる、まさに究極のドリッパーであると言えます。
最後に:初心者からプロまで、すべてのコーヒー愛好家に応えるVariaの革新
Variaは一貫して、新しいアイデアや技術を既存のコーヒー器具の分野に落とし込むことで、スペシャルティコーヒー業界に革新をもたらしてきました。コーヒーオタク向けだけの製品を作ることにこだわるのではなく、あらゆるレベルのコーヒー好きがコーヒーを淹れることを楽しみ、もって業界全体を盛り上げることに貢献しています。
これからも様々なラインナップが展開していくので、Variaの新商品をぜひお楽しみに!