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コーヒー器具を買う時のポイント

コーヒー器具を買う時のポイント

自分でハンドドリップコーヒーを淹れたい

こんにちは、KurasuのHitomiです。

最近、ダイエットも兼ねてトマトベースのスープばっかり食べてます。

そのスープをお弁当としてお店に持ってきたら汁物を持ってきた勇者と久米さんに称号をもらいましたd-(^^)-b


さて、自分時間が増えて新しい事を始めた方も多いかと思いますが、お客様からも「自分でコーヒーを家で淹れてみたいけど、何をどれから揃えたら良いか分からない。。」

という声を頂戴します。

そんな方の為に今回はコーヒー器具を買う時のポイント"や、"器具のお手入れ方法"などご紹介したいと思います♪

どれくらいコーヒーを飲むのか?

器具を揃えに店頭にいらしたお客様に私がまずお伺いするのが、その方の習慣です。

例えば、どのくらい量を飲むのか。

毎日1杯飲む、1日に3~4杯、週に2~3杯飲む方ではオススメする商品も変わってきます。

それに、一回の抽出で1人分?2人分?4人分?どのくらいの量を淹れるのか、どんな場所やシーンで淹れるのか?

メインでよく飲むのは、浅煎り?深煎り?もしくはどちらも?

何かこだわりはあるのか?などで、使う物も変わってきます。

なのでまずは、自分の傾向やコーヒーを飲む際の習慣を振り返る事をオススメしてます。

その次に気になるところが"費用"だと思います。

全部揃えるとどれくらいになるんだろう?と漠然とした疑問をお持ちの方が多いと思います。

また、1万円以内で買い揃えたい!と予算が明確な方もいらっしゃったり。

費用の面では正直なところ拘ればキリがないので色々ですが、最安値~いくつかの例をKurasuで取扱いのある商品で見ていきたいと思います!


費用

まず、費用の差は素材や製品の作られ方で変わってくることが多いです。

一番お手頃なのがやはり、プラスチック製。

プラスチックの良いところは、割れにくい、軽い、持ち運びやすい、安い、ところです。

その他にもステンレスや、陶器、金属製、ガラス、木製など素材だけでも様々。

素材が違うとどう違ってくるかというと、一番は熱伝導の差。

ドリッパーの中のお湯の温度の伝わり方が変わってくるとコーヒーの味にも影響があります。

それから、ものによってはお湯の落ちるスピードも変わってきます。

素材についての差の違いを話し始めると長くなってしまうので今回はここで割愛。

今回はKurasuで扱っている商品を参考に、アイテム別で値段を見ていきたいと思います。

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◆ドリッパー

¥450~  Hario V60 プラスチックドリッパー01

◆ペーパーフィルター

¥170~  Hario V60 ペーパーフィルター01(40枚)

◆ケトル

¥1430~ Hario V60 ドリップケトル・エアー

◆コーヒーサーバー

¥1760~ カリタウェーブ 300サーバG

◆グラインダー

¥3300~ ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム

◆秤

¥6600~ ハリオV60 ドリップスケール ブラック

◆コーヒー豆

¥870~  ハウスブレンド ダーク

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Kurasuでは、一番安価なものだと上記から取り扱いがあります。

これ全部を合わせると、14,580円。

15,000円以下で大体の物は買い揃えられます☺︎

後はお好みで

・コーヒーメジャー

・コーヒースタンド

・キャニスター

・ドリッパートレー

・温度計

など合わせると勿論もうちょっとかかります。

逆に、これは最初は要らないかな?と思うものは、後から必要になれば買い足す。とかでも良いと思います。

本当に最低限必要なもの、これがないと始まらない!ってなるものは

・ドリッパー

・ペーパーフィルター

・ケトル

・コーヒー豆

です。

ケトルはもしお家にあるものが細口のものであればそれでも大丈夫です!

特に一番初めは費用を安く抑えたいって方も多いと思うので、サーバーの代わりにコップを使ったり色々工夫は出来るのでまず、自分がどれくらい買い揃えたいだろう?って気持ちとすり合わせすると欲しいものや必要なものが見えてくると思います。


器具を選ぶ時のコツ

器具を選ぶ時の大まかなポイントとしてはサイズと使うシーン。

大体どのメーカーも1-2杯用、1-4杯用の二通りのサイズが主体。(もっと大きいのもあります)

自分が主に一回の抽出でどれくらいの量を淹れるかで決めると良いと思います。

後は冒頭でも書いたように、自分が何を一番優先しているかを考えると段々絞れてくるかと。

お家で淹れるのか、アウトドアの時に使いたいのか、職場にも持っていきたいのか、など。

では、大まかにですがアイテム別でポイントを見ていきましょう!

ドリッパー

これがないと始まらない一番のメイン、そう、ドリッパー!

どういったドリッパーを選べば良いか分からないって方も多いと思うので簡単に説明したいと思います。

ドリッパーにはリブというものが内側にあります。

リブには様々な形状があり、それによってお湯の流れ落ち方などが違い、それによって味わいが変わります。

そしてドリッパーの形を大きく分けると、以下の二種類に分けられます。


◆台形型

『Kalita Wave』『Karita HA』『TORCH マウンテンドリッパー』『TORCHドーナツドリッパー』

台形型は別名でフラットボトムと呼ばれることもあります。

物によって穴の数や大きさは様々ですが、円錐型に比べると比較的穴が小さい物が多く、コーヒーがドリッパーの底の方に溜まってから落ちる構造なので落ちる速度が一定です。

その為、お湯の注ぎ方にコーヒーの味が左右されにくい、というメリットがあります。

そういった点で、安定した味わいを出しやすいので初心者の方にもオススメです。

◆円錐型

『Hario V60』『Kono』『Origamiドリッパー』『Munieq テトラドリッパー』

円錐型は台形型に比べると穴が大きく、中心に集まったお湯がそのまま下に落ちます。

そのため、お湯の注ぎ方で味わいも変わります。

自分好みの味を出したい時には、注ぐお湯の量や速さをコントロールする必要があるので、円錐型は色々な味わいを出したい人や注ぎ方を勉強したい方に向いています。

味わいも台形型の物に比べると注ぎ方にもよりますがスッキリした印象なので、フルーティーな味わいが好きな方にもオススメです。


ケトル

今回の記事を書くにあたって、器具に関して社内アンケートをとったのですがその中の項目で器具を買い揃い始めた当初何を選ぶのが一番難しかったという質問に対しての回答で一番多かったのが「ケトル」でした。意外。

選ぶ基準としては、シンプルに自分が注ぎやすいかということと、温度も計れるものなのかという2点と思います。

なかなか実際に水を入れて注ぐのを試せるお店は少ないと思いますが、持った感じや傾けた時の雰囲気などを触ってみてから選んだ方が良いと思います。

ケトルで直接お湯を沸かす場合、直火・IH対応かなども基準になりそうですね。

後は、温度設定。

やはり、1℃単位で温度を設定出来るのは凄く便利ですし、お湯が沸騰してから温度が下がるまで待たなくてもいいので早いです。

コーヒーは凄く繊細なので1℃でも温度が変わると味わいも変わってきます。

温度も1℃単位でこだわりたいって方には温度設定が出来るケトルをお勧めします。

ちなみに、温度設定のものを買わない場合は沸騰したお湯を温度計を使って温度を計ってから淹れます。



グラインダー

グラインダーはミルと呼ばれることもあります。

グラインダーも選ぶのに難しかった器具にランクインされていました。

個人的に私は、買い揃える当初一番難しいなと思ったのはグラインダーです。

グラインダーは、手挽きのものと電動のものと2種類あります。

浅煎りを普段メインに飲まれている方、飲む杯数が多い方や女性の方はもしかしたら電動のものが良いかもしれません。

というのも、浅煎りの豆は深煎りの豆に比べて硬いので手挽きだと、グラインダーにもよりますが少し力が要ります。

Kurasuでも女性の方に試しに挽いてもらったりするのですが、思ったより力がいると驚かれる方が多く、電動のものにされる方が多いです。

ただ、ゴリゴリ挽いてる感触が好きな方も多いのでそこは嗜好に合わせて選んでもらったら良いなと思います。

あの時間もコーヒーを淹れる楽しみの一つですよね♪

グラインダーを選ぶ最大のポイントは、挽いた粉の粒がどれくらい均一に挽けているかっていうところです。

こればっかりは、初心者の方には難しいと思うのでお店のスタッフに聞いたり、実際に豆を挽かせてもらって挽いた後の粒を見たりして確認出来れば一番ですね。

もし身近に実際使っているお友達がいたら試させてもらったり、感想を聞いたりするのも良さそう。

意外に知らない方も多かったのが、実は大半のコーヒーショップでコーヒー豆を買った場合、その豆をお店で挽いてもらうことが出来ます。

なので、一番初めは挽いてもらったりしてその間に店員さんにおすすめなど聞いてから買うのも良いですね。

個人的は、飲む前に一回一回挽く方が断然美味しいのでグラインダーは買っていて損はないと思います。


コーヒーを量る

社内アンケートでこれだけは買っといた方が良い!ってアイテムは?という質問に対して、ダントツに多かった答えが「秤(スケール)」です。

私もそう思います。絶対使った方が楽しさが広がります!

度々ブログの中でお伝えしている事なんですが、コーヒーって本当に繊細でちょっとした変化に敏感です。赤子のよう。。

日々、お湯の温度1℃やコーヒーやお湯の量を0.5g単位で刻んでいったりして理想の味に近づけます。

そして、そのほんの少しの事でちゃんと味わいは変わってくれます。

コーヒーの大会などはそれの極みみたいなもので凄く面白いです。

そして、特に初心者の方には使って頂きたいです。

なぜなら、美味しいレシピを見てその通りに作るだけで大抵は美味しく淹れられます。

あの人のレシピ試してみよう、前作って美味しかったレシピまた試してみよう。など、数字で残しておけば色々可能性は広がります。

コーヒーショップで売っている秤はタイマーも一緒についているものが多いので凄く便利です。

時間もちゃんと計る方が良いですね。

お手入れ

お手入れ方法についてもたまに聞かれる事があります。

方法はメーカーや器具によるので取扱説明書に従うのが一番です。

共通して全ての物に言えることは毎回清潔にして保管するということです。

コーヒーには焙煎度合いにもよりますが、油分があります。

それが付着したまま保管しておくと、次に淹れる時に匂いや味わいが美味しくなかったり、物によっては油分で錆びたりすることもあります。

洗っていいものは全て洗う。

洗えない部分や物に関しては、布で拭き取ったりブラシで粉を落としたりすれば良いと思います。

グラインダーに関しては毎回綺麗にしている事を前提に、年に一回位分解して細かくお掃除するのが理想的です。

まとめ

ポイントを大きくまとめると以下の3つに絞れるかなと思います。

◆サイズ

◆費用

◆用途

特に大きなポイントを占めているのは用途だと思います。

自分の嗜好や生活スタイルを振り返って、サイズや素材を予算で決めていけば欲しいものが決まってくるかと思います♪

後は、コーヒーショップの店員やバリスタに相談するとおすすめを教えてくれるので気軽に分からないことがあればスタッフに聞いてみてください(^^)

Kurasuからのオススメ3セット

◆これだけあればコーヒーは淹れられる!

Hario ドリッパー01 プラスチッククリア  ¥450

Hario ミニドリップケトル 粕谷モデル   ¥3,850

HarioV60 ペーパーフィルター(40枚)    ¥170

本当に最低限これだけあればまずコーヒーが淹れられる物です。

サーバーの代わりにマグを使ったり工夫して低価格から始められて入門にはもってこい。


◆優しい温もりセット

Hario ガラスドリッパー オリーブウッド01       ¥3,850

Hario コーヒーサーバー オリーブウッドハンドル400ml ¥4,950

Halo コーヒースタンド                ¥5,100

月兎印 スリムポット(0.7L)              ¥4,200

Hario コーヒーミル・スマートG           ¥4,400

とりあえず、飾っていてもオシャレに!見た目重視なあなたへ。

店頭に立っていると木製の器具が人気があるように感じます。

味もですが、デザインも楽しみたい方はこちらをオススメ。


◆機能重視派のあなたへ

Wilfa svart aroma 高性能グラインダー      ¥24,200

FELLOW Stagg EKG 温度計付き電気ケトル     ¥23,650

Kalita Wave ドリッパーTSUBAME 155 銅      ¥11,550

Hario メタルドリップスケール          ¥11,000

Kalita Wave サーバー300G            ¥1,760

とりあえず、機能を重視したい!正確な抽出をしたい!バリスタに劣らぬものが飲みたい!という方にオススメセットです。

とにかく、機能性を重視しました。どれも家庭用には申し分ないものです。

合計金額を計算したらすごい金額になったのは内緒で。

始める前だと自分がどうしたいかも分からないって方も多いと思います。

そんな時に今回の記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。

誰もが初めは皆初心者。

社内アンケートでKurasuのバリスタ達の器具を買い揃え始めの感想などを読んでいたら初々しくてほっこりしました。

いつまでも初心を忘れずにコーヒーを淹れていきたいです。

さてさて、今年は例年よりかなり早めの梅雨入り。

梅雨が明けたらもう夏到来…!

暑い時にグビッと飲みたいのが、水出しコーヒー。

でも、、最近巷で噂のミルクブリューというものを小耳に挟みました。

ミルクブリューって?どんな味?

これは作ってみるしかないってことで。

次回 噂のミルクブリュー試してみました。

2021.5.27

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