グアテマラから、とっても美味しいカスカラを再入荷!
今回は皆様に甘酸っぱいカスカラをまたお届けできるのを記念して、改めて「カスカラって何?」と、「カスカラってどうやって使えばいいの?」の2つの疑問にお答えするブログを公開します。
カスカラって何?
コーヒーの実が木になるときには、真っ赤なチェリーのようなフルーツの姿なのはご存知の方も多いのではないでしょうか。このチェリーが見慣れた茶色いコーヒー豆になるまでの過程で生まれるのがカスカラです。
「コーヒーチェリーティー」と呼ばれることもあるカスカラは、コーヒーチェリーの外皮を乾燥させたもの。これまでコーヒー豆の製造過程での副産物として位置付けられ、コンポストとして使用されない場合は廃棄されてしまう事がほとんどでした。
しかし最近、このカスカラが、美味しくて新しい食材として、スペシャルティコーヒーシーンで注目を集めています。
良いコーヒー豆は、良い果実、美味しいチェリーから生まれる、そんな当たり前の事を改めて考えてみると、果実の部分をただ捨ててしまうのは惜しいですよね。 天日干しによってぎゅっと味わいが濃縮されたカスカラは、乾燥時には濃い暗赤色の見た目。
味わいはコーヒーとは全く違って、ローズヒップやプラムのような甘酸っぱさと、蜂蜜のようなまろやかな甘みが特徴です。
フルーツティーのように思われますが、コーヒーの実にはカフェインが含まれています。しかし含有量自体はコーヒーの4分の1から8分の1とやや低めで、紅茶と同じような感覚でお楽しみいただけます。
Kurasuのカスカラの特徴
① アップサイクルに貢献でき、環境に優しい
先ほどご紹介したように、これまで主に廃棄物として処理されてきたカスカラ。大量に廃棄されると、処分の際に水質汚染を引き起こす事もあるといいます。
カスカラを美味しく消費することは、無駄になる農産物を減らし、環境汚染を軽減し、農園にも新たな収入源ができることにつながります。
カスカラもコーヒーと同じく美味しく飲むことで、スペシャルティコーヒーをもっとサステナブルにできます。
② 品質の高さと環境への影響にこだわる、信頼できる生産者
Kurasuが自信を持ってカスカラをおすすめする理由は2つ。まずは何よりも、高品質で美味しいこと。そして、生産方法が人にも環境にも優しく、スペシャルティコーヒーの未来に貢献していることです。
Kurasuのカスカラを生産してくださっているのは、グアテマラの小規模農家生産者団体、GOOD COFFEE FARMS。代表のCarlos Melen(カルロス・メレン)さんは、グアテマラ出身で、18歳の時に日本への旅行をきっかけに北海道に移住し、以来、日本を拠点にサステナブルなコーヒー生産をサポートする活動を行っています。
GOOD COFFEE FARMSでは、全ての豆のトレーサビリティが徹底して管理されています。 小規模農家と協力し、技術、精製方法など様々な面で生産をサポートしながらトレーサビリティを確保し、同時にクオリティの向上を図っています。
さらに注目したいのが、GOOD COFFEE FARMSが使用する、環境に優しく、かつ金銭的な負担の少ない新アイデア、ドライ・バイシクル・パルピング。自転車を動力とする脱穀機で、大量の水や電力を消費することなく、また精製由来の水質汚染などの環境問題も解決できる素晴らしい方法です。
グアテマラの太陽をいっぱいに浴びて熟したコーヒーチェリーの、最高品質の果実だけを厳選して作られたGOOD COFFEE FARMSさんのカスカラ。コーヒーは果実、をぎゅっと味わえる甘酸っぱいカスカラ、ぜひお試しください!
(記事内写真提供:GOOD COFFEE FARMS)
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