「持っているコーヒー豆に合うドリッパーが知りたい」「素材によってどんな味の違いが出るのかわからない」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
コーヒードリッパーは、素材によってコーヒーの味わいが変わるだけでなく、形状やフィルターの違いによっても抽出の仕上がりが異なります。本記事では、素材ごとの味の違いと、おすすめの選び方をわかりやすく解説していきます。
素材ごとの味の違いと特徴
コーヒードリッパーは主に「プラスチック」「トライタン」「金属」「陶器」「ガラス」の5種類の素材があります。それぞれの特性を比較表にまとめました。
素材 | 熱伝導率 | 耐久性 | 抽出難易度 | 味わいの特徴 |
プラスチック |
☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆ | マイルドでバランスが良い |
トライタン |
☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆ | クリアで安定した味わい |
金属 |
☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | シャープで明るく酸味が出やすい |
陶器 |
☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ | 甘味とコクを引き出しやすい |
ガラス | ☆☆ | ☆ | ☆☆ |
すっきりとしたクリーンな味 |
各素材の特徴とKurasuがおすすめするドリッパー
プラスチック製ドリッパー
熱伝導率が低く、抽出中の温度変化が少ないため、安定した味わい。軽量で割れにくく、初心者向け。
【Kurasuおすすめ商品】
1.ORIGAMIドリッパーAir
ORIGAMI史上、最も軽くてタフなドリッパー。陶磁器製に比べて約50%の軽量仕様で、耐衝撃性にも優れシーンを選ばずに使用することができます。
2.April Plastic Brewer Ver.2
世界で1番美味しいコーヒーを淹れた北欧デンマークのロースター考案のドリッパー。使いやすく、より美味しいコーヒーを淹れることができる、新しく革新的なコーヒー器具
トライタン製ドリッパー
プラスチックよりも透明度が高く、抽出の様子を観察しやすい。安定した抽出が可能。
【Kurasuおすすめ商品】
CAFEC フラワードリッパー トライタン
コーヒーの競技会で使用された話題のドリッパー!最高の味のための最高の形。ドリッパー内部の表面をくり抜くという革新的なアイデアで、ペーパーとドリッパーの間に十分な空気層を作ることで、コーヒー粉を十分に膨らませ、深い濾過層が形成されます。
金属製ドリッパー
熱伝導率が高く、シャープな酸味を引き出しやすい。耐久性があり、アウトドアにも最適。
【Kurasuおすすめ商品】
FLO Dripper (Varia x Kurasu Kyoto)
標準で3つのFLOスクリーンが付属。それぞれ流量速度が(Fast、Medium、Slow)となり、自在にコントロールができます。
陶器製ドリッパー
熱を保持しやすく、甘みやコクのある味わいを抽出しやすい。デザイン性も高い。
【Kurasuおすすめ商品】
OREA Brewer Porcelain
オープンボトムスタイルのドリッパー。通常磁器製、およびセラミック製のブリューワーは熱を素早く吸収し、淹れ始めのコーヒーの温度を下げる側面があります。このブリュワーは(ガラス等と比べて)この熱を素早く放散することなく、抽出の後半にはより断熱的で温度を保ちます。
ガラス製ドリッパー
コーヒーの風味をクリアに表現。におい移りが少なく、見た目も美しい。
【Kurasuおすすめ商品】
April Glass Brewer
透明なガラスがコーヒー作りをさらに華やかに。コーヒーの抽出される様子を目で楽しむことが出来ます。ベースは大きな穴を3つを設けることで、空気抜けを良くするデザイン。空気循環を良くして、不要な湯たまりを防ぎます。
ドリッパーを選ぶ際の追加ポイント
ドリッパーを選ぶ際には、素材だけでなく以下のような点にも注目すると、より自分に合った一台を見つけやすくなります。
要素 | 影響するポイント | ポイントの詳細 | 具体例 |
リブの形状 |
お湯の流れ・抽出速度・味わい |
お湯の流れを左右し、抽出速度や味わいに影響。メーカーごとのこだわりも楽しめるポイント。 |
縦リブ・螺旋リブ・平底 |
フィルターの種類 |
油分の残り方・味のクリアさ |
ペーパーはクリアな味、金属はコクとまったりした口当たり。欲しい味わいに合わせて選ぼう。 |
ペーパー・金属 |
サイズ |
1杯用 / 大容量 |
よく淹れる量に合わせる。2杯用ならシーンに応じた使い分けも可能。 |
1杯用(OREA, V60 01)・大容量(V60 02, Kalita 185) |
重量・持ち運びやすさ |
アウトドア / 自宅などの使用シーン |
アウトドアなら軽くて丈夫なもの、自宅用ならデザインやインテリアと調和するものを。 |
軽量(プラスチック, 金属)・自宅向け(ガラス, 陶器) |
デザイン | 見た目・雰囲気 |
色や質感のバリエーション豊富。伝統工芸やバリスタ監修モデルも要チェック! |
シンプル・クラシック・無骨(金属系) |
平底(フラットボトム)のドリッパーについてはこちらの記事もご覧ください!
Tsubasa's Blog: フラットベッドのドリッパーが好き!
最後に
「結局どれを選べばいい?」と迷ったら、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 初心者向け → プラスチック・トライタン(扱いやすくて安定)
- アウトドア向け → 金属(耐久性◎)
- コクを出したい → 陶器
-
クリーンな味が好き → ガラス
最終的には、自分のライフスタイルやコーヒーの好みに合わせて選ぶのが一番です。
ぜひ、自分にぴったりのドリッパーを見つけて、最高の一杯を楽しんでください!
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