こんにちは。KurasuのBaristaの中で1番、平底のドリッパーを愛している Barista のつばさです!!
私も平底好きだよ!!という方は、ぜひお気に入りのドリッパーやレシピを教えてください。
さて本題。今日は大好きな平底ドリッパーの中の1つ、Kalita Wave Hasami ドリッパーについて紹介しようと思います!!
今からお話しする内容は Instagram の @kurasujp のアカウントでも紹介した内容なので、
見てくれた方には知っている内容になると思いますが、少しまとめてみたのでぜひ読んでみて下さい~!!
まずKalita Wave ドリッパーの1番の特徴は、底が平らな事、そして小さい穴が3つある事です。⠀
この特徴で、お湯が落ちる速度が一定に制限され、お湯をゆっくりと注いでも、勢いよく注いでも、ほとんど同じ抽出時間でコーヒーを淹れる事ができます。
またコーヒー豆の挽き目に関しても、 粗いもの細かいものどちらを使っても、抽出時間がドリッパーの形状によりコントロールされ、ほぼ一定の時間でコーヒーを抽出する事ができます。⠀
抽出時間以外にも底が平らな事によるメリットはあります。
それはコーヒー豆全体に均一にお湯をかける事が出来る事です。⠀ ⠀
よく目にする円錐形や台形のドリッパーでは、どうしてもドリッパー内の場所によってコーヒーベッドの厚みに差がでてしまい、コーヒー豆全体に均一にお湯をかけるには高度なテクニックが必要になります。
でもカリタウェーブの場合は底が平らな事によって、コーヒーベッドの厚みが、均一に。そしてHarioなどの円錐形のドリッパーに比べて薄くなる傾向にあり、とても簡単にお湯を均一にかける事ができます。
ここまではWaveドリッパーの大まかな形状のお話。⠀
じゃあ素材による違いは??ってなりますよね。ぼくもそこが疑問になりました。⠀
ドリッパーの素材についての議論になる時に1番に話されるのが、素材の違いによる熱伝導率や比熱の差、重さによる蓄熱性の違い。この辺はカリタウェーブだからどうなるっていうより素材のお話かな、と考えています。⠀
なので今回は少し違う角度から。⠀
Kalita Waveのシリーズは通常のモデル以外にも、HASAMI(長崎県波佐見焼)やTSUBAME(新潟県燕三条)など日本の伝統的な物づくりの技術とコラボレーションして作られている物があります。⠀
その製品からぼくが感じるのは、単に素材が違う事によって形状が異なるのとは違う、『伝統技術を活かして制作したからこの形状になった。』みたいなところ。言葉にするのが難しいのですが.... 素材の違い以上に、技術由来の意図と歴史を感じる形状の違いに魅力を感じています。⠀ ⠀
また小難しい話になってしまいました...
ざっくりまとめると、Kalita Waveはどのシリーズを選ぶかによって、(素材の熱云々の話以上に)味の出方が少しずつ変わる。というのがぼくの今の印象です。⠀
例えば、Hasamiには甘みが引き出しやすい印象、カリタ & HASAMI ウェーブ 砂岩(SG)ドリッパーはクリーンに抽出できる印象を感じています。
長くなってきたので、最後におすすめのレシピを紹介して終わろうと思います~!!
- おすすめのレシピ - ⠀
13.0g / 中細挽き⠀
お湯の温度 90~91°C⠀ ⠀
0s : ~40g⠀
40s : ~100g⠀
70s : ~150g⠀ 100s : ~200g⠀
⠀
ドリッパーにペーパーフィルターをセットしたら、お湯でリンスするのがポイント。⠀
⠀ ⠀
大きいサイズのドリッパーを持っている方は、コーヒーの挽き目は少し細かめ、お湯の温度は少し高めを。中深~深煎りのコーヒーを淹れる時は、コーヒー豆の量を1.5~3.0gほど増やしてみて下さい。⠀
これを読んでフラッドベッド好きがちょっとでも増えたら嬉しいなぁ~!
ではまた~!!
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