TORCH(トーチ)は、代表・中林さんがカフェ勤務時代、自分の味覚にあったコーヒーを抽出できる器具を探し求め、自らドーナツドリッパーを開発したところから始まったブランドです。ドーナツドリッパーの特徴は、大きな穴と急な角度のつけられたデザイン。深煎りのコーヒーを、フレーバーを保ったまますっきりと抽出できるよう設計されたドリッパーは、東京を中心にじわじわと人気を広げ、次第に海外までその名を知られるようになりました。
しばらくののち、ドーナツドリッパーをベースに浅煎りコーヒーを美味しく抽出できるマウンテンドリッパーが登場。海外やサードウェーブコーヒー文化が盛んになりつつあった日本のコーヒー愛好家、コーヒーショップの熱心な声を受けて制作されました。
ドーナツドリッパーと同じく、内部に段差があることで、一定程度お湯をとどめてしっかりとしたコクが表現されます。しかし同時に、中心の大きな穴とその周りの4つの小さい穴が水の落ちる流れを妨げないため、より自然にコーヒー本来の味わいを抽出できるように設計されています。

Kurasuでも大人気のマウンテンドリッパー。私たちの印象では、お湯が一定の速度で均等に落ちていくため、酸味、甘味、コクのバランスが非常によく、クリーンな口当たりを実現してくれるドリッパーです。
発売以来、家庭での抽出はもちろん海外のロースターや国際的なブリュワーズ大会でも活躍しているマウンテンドリッパー。Kurasuでのレシピをご紹介します。
用意するもの
カリタウェーブ ペーパーフィルター 155 (もしくはハリオ V60 ペーパーフィルター01)
コーヒー豆 14g (EK43: 9 粗挽き~中挽き)
水温 90-93度
01. ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、ドリッパーとサーバーを温め、ペーパーフィルターのにおいを取り除くため、さっとお湯を通します。
02. 水温は90-93度。苦味を抑えて甘さを引き出したい時は、88度くらいまで下げることもあります。
03. フィルターの中に粉を入れ、表面が平らになるように軽くゆすります。全ての粉から均等に抽出するためです。

04.マウンテンドリッパー、付属のウッドベース、サーバーをスケールに乗せ、ゼロ表示にし、注ぐお湯の重さが量れるようにします。このレシピでは、14gのコーヒー豆に対して210gのお湯を使用します。(比率1:15)
05. タイマーを開始したら、コーヒー粉をまんべんなく湿らせるように30gのお湯をゆっくり注ぎ入れ、蒸らしを行います。しっかり蒸らすことでコーヒーの甘みを引き出します。豆の種類によりスプーンでさっとかき混ぜることにより、よりフレーバーを引き出すことができます。浅煎りのコーヒーにオススメのテクニックです。(アジテーション)

06. 30秒経ったら蒸らしは完了です。次の30秒の間に 2投目、70gのお湯を注ぎます。
07. タイマーが1:00になったら残りの110gのお湯を注ぎ、お湯が落ちきるまで待ちます。約2:00で落ち切ります。
木のぬくもりを感じる土台と優しいカラーバリエーションを持つセラミックドリッパー。デザインの部分に注目されがちなマウンテンドリッパーですが、抽出でも確実に実力を発揮する、頼れるドリッパーです。この機会に是非お試しください。>>商品を見る


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