浅煎りのスペシャルティコーヒーを美味しく抽出するためにデザインされた、TORCHマウンテンドリッパー。
そのシリーズのオリジナルラインナップに、中~深煎りのコーヒーを美味しく淹れられるドリッパーがあるのはご存知ですか?
その名もTORCHドーナツドリッパー。
TORCH(トーチ)は、代表・中林さんがカフェ勤務時代、自分の味覚にあったコーヒーを抽出できる器具を探し求め、自らドーナツドリッパーを開発したところから始まったブランドです。
ドーナツドリッパーの特徴は、大きな穴と急な角度のつけられたデザイン。内部に段差があることで、一定程度お湯をとどめてしっかりとしたコクが表現されます。
マウンテンドリッパーと比べるとやや細身で深さのある形状が厚いコーヒー粉の層を作り、喫茶店でじっくり淹れたような、コク・甘味とまろみのある深煎りの良い所をしっかりと引き出す抽出ができます。
喫茶店の作法にインスパイアされたというサードウェーブコーヒーカルチャー。
日本のコーヒー文化を発信する、というブランドコンセプトを元に、Kurasuでも日本の喫茶店で長らく親しまれてきた中深煎りと改めて向き合い、新しい解釈で2つ目のハウスブレンド、Kurasu ハウスブレンド ダークを作りました。
中深煎りの甘味、旨味を美味しく表現できるドリッパーとは?そう考えたときに、真っ先に浮かんだのがTORCHのドーナツドリッパー。
焙煎を担当するKosukeとバリスタのTsubasaが、中深煎りにはこれ!というレシピを教えてくれました。
使用ドリッパー:TORCHドーナツドリッパー
コーヒー粉:Kurasuハウスブレンドダーク 18~19g(粗挽き)
お湯:200g、 88℃
1)1投目、36gのお湯、そして蒸らし。
10秒間以上は下にお湯が滴り落ちないように、優しく粉に乗せるようにお湯を注ぐ。
2)40秒経過したら2投目の64g。20秒間かけて、64g注ぎます。このときなるべく一点集中で湯先を動かさないこと。
3)1分10秒経過したら3投目、50g。10~13秒かけて注ぎます。
内から外へ、外から内へ、ここからはリズミカルに。
4)1分30秒になったら4投目、50g。3投目と同じように。
落ちきり時間:2分20〜30秒
出来上がり量:165g前後
0sec~36g
40sec~100g
70sec~150g
90sec~200g
ペーパーフィルターは、台形のペーパーフィルターを使用します。カリタ「103」・メリタ「1×4」サイズがおすすめですが、少量なら、カリタ「102」・メリタ「1×2」サイズで。
底のミシン目を基準に、側面のミシン目に向かって写真のように、少しななめに折ります。
裏返して、裏側面のミシン部側を、底が4cmになるように、底を基準に約115°のラインで折ります。
浅煎りのレシピと比べるとお湯の温度が低めなのも、甘さを引き出すポイントです。ぜひお試しください!
浅煎りのコーヒーを美味しく飲むためのマウンテンドリッパーのレシピはこちらから。
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