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Kurasu Journal

Tag: レポート

Barista Blendを終えてみて 後編

こんにちは! 前回の「Barista Blendを終えてみて」インタビュー前編は楽しんでいただけましたか? 今回はより深く、5人各々の想いをご紹介しつつ、「New House Blend  Light」についてもインタビューしています。 まだ、「New House Blend  Light」をお試しでない方はぜひ参考にしてみてください。 「オリジナルブレンドを作る過程で一番楽しかったことと、難しかったことはなんですか?」 Ayaka:楽しかった部分は、良原さんとしっかり時間を作ってカッピングできたこと。いつもはどちらかというと良原さんのカッピングに参加させてもらってるって形が多いので新鮮でした! 難しかったことは、ブレンド作成時に実際にエスプレッソで抽出したらどんな味になるのかを考えるのが難しかった。正直わからなかったけど、美味しく仕上がったのでホッとしましたね。w Kume:エチオピアのエスプレッソの強化版、とゆう狙い通りいったので特に難しいと感じたことはありませんでした。それはつまり焙煎士のお手柄です。 ーーー確かに。普段、焙煎に関しては良原さん主体だったものが、今回のブレンドにおいてはバリスタそれぞれが主になって良原さんはあくまでサポートという役回りでしたもんね。 以前お話ししていて、良原さんもとても楽しかったとおっしゃっていました。それぞれのキャラクターを理解している焙煎士のサポートは何よりも心強いですね! Tsubasa:シングルの掛け合わせで、想像していた以上のものが出来上がる事。 1番、楽しくて難しかったです。 ーーーなるほど、どんな味になるのか掛け合わせてみるまでは分からないというのが、ブレンドの面白さですね。楽しいけれど、難しいと感じる部分がTsubasaさんらしいです。 HitomiさんやMizukiさんはいかがでしたか? Hitomi:そもそも自分はどんなブレンドを作りたいと思っているか、またそれをどういった事で表現するか。 それが難しくもあり、ワクワクもしました。やはり、ゴールを自分が分かってないと迷走しますね。 ーーー意外です。HitomiさんはKumeさん同様、好みというかやりたいことが明確で迷いなんてないんだと思っていました。 Mizuki:私はそもそも自分の好みってなんだ? 私はどんなコーヒーが好きだったけ?そんなことを考えながら作りました。 私がkurasuの仲間に入って約1年。今までの私の中でのコーヒー概念が覆されるようなコーヒーにたくさん出会い、どんなコーヒーが好きですか?という質問にどう答えていいのかわからないなと思っていた矢先のブレンド作りでした。 自分の好みを探ること。私にとっては難しく、そして楽しくもありました。 ーーーコーヒー好きだからこその問題ですね。コーヒーは好きだけれど、自分の好きなコーヒーって一体どんなものなのか、言葉で表現するのってバリスタでも難しいことなんだと皆さんの感想を伺って感じました。好きを追求していくのもコーヒーの持つ楽しさの一つかもしれません。奥が深いなぁ。 「悔いが残っていることなどはありますか?  また、もし次自由に作れるとしたらどんなブレンドを作りたいですか?」 ーーーAyakaさんどうでしょうか?悔いなんてありますか? Ayaka:悔いはないです。次作れるとしたら、アイスコーヒーブレンド考えてみたいかも。。。 ドリップコーヒーはホットでしょ!派の方にお勧めできるブレンドを作って飲んでもらいたいです! ーーー私もコーヒーはどんなに暑い真夏でさえホットを飲む派なので、ぜひAyakaさんおすすめのアイスブレンド飲んでみたい! Kume:次があるのであれば、またエチオピア主体のブレンドでリベンジしたいですね。 ーーーKumeさんまたもやエチオピア!!もう次回はエチオピアで豆の買い付けからやりましょう(笑) Tsubasa:ありません!!! 今回は毎日飲みたいようなコーヒーをと考えていたので、次は一口飲んでハッとするようなキラキラしたDrip用ブレンドを!ぜひ! ーーー緊張感をほぐしてくれるTsubasaさんのほんわかした雰囲気がブレンドに出ていました。ぜひ、キラキラなイケメンブレンドも飲んでみたいです!すぐ完売してしまいそう。 Hitomi:次は、ブレンドらしいブレンドを作ってみたいです。 今回はどっちかっていうと、一個の主体ありきでの補いで出来た感じだったので、豆同士を生かした調和の取れたバランスのあるものを作ってみたいです。 ーーーHitomiさんが考え抜いたブレンドの中のブレンド。逆にどんな味になるのか想像がつかなくてワクワクしますね! Mizuki:もっと色んなレシピで抽出してみたらよかったなあ・・・ いつかもう一度、同じもの作って飲んでみたいです。 ーーーまた同じものを作ってみたいと思えるのって素敵ですね。 それだけ自信を持って作ったMizukiさんの大切なブレンド、私もまた飲みたくなってきました。 「最後に、先日発売になったNEWハウスブレンドライトに関して (お勧めの飲み方・ペアリング)などオススメありましたら教えてください!」 Ayaka:最近、コーヒーメーカーで飲んでみたんですがめっちゃ美味しくて。ハンドドリップで美味しく淹れるのも最高だけど、マシンで淹れてもこんなに美味しく入るって最高やん!ってなりました。...

Barista Blendを終えてみて【前編】

こんにちは! 10週にも渡りお届けしましたBarista Blend企画、皆さま楽しんでいただけましたでしょうか? 今回は、「Barista Blendを終えてみて」をテーマに5名のKurasu Baristaたちにインタビュー。 想像以上に盛り上がってしまったため、今回は前編と後編分けてお届けします。 それぞれの味を思い出しながら読んでいただけましたら嬉しいです。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 「バリスタの皆さん、約10週間にも渡る長い企画、お疲れ様でした! 率直に今回のこの企画を終えてみて一言お願いします。」 ーーーまずはAyakaさんどうでしたか? Ayaka:やってよかった!と心から思える企画でした! ーーーうんうん、Hitomiさんは? Hitomi:楽しかったです!素直に改めて良い企画だったなって事となかなかない機会を頂いたなと思います。 ーーー確かに、自分の名前が入ったオリジナルブレンドを作れる機会なんて、そうそうないですよね。 Kume:毎朝エスプレッソの調節をするのが楽しい数ヶ月でした♪良原くん焙煎お疲れ様です! ーーーふふふ。楽しそうに調整されているkumeさんの姿が目に浮かびますね。    TsubasaさんとMizukiさんはどうですか? Tsubasa:バリスタ5人のブレンド、合計2ヶ月半と長めのイベントと思いきや、気づけば終了….。一瞬でした..!! Mizuki:私もです。2週間、とっても短く感じました。 ーーー楽しい時間はあっという間に過ぎますよね。お客様からももっと早くに買いに行けばよかったというお声をいただきバックオフィスとしても嬉しくなりました。 「一番印象に残っている自分以外のブレンドはどの人のブレンドでしたか?その理由も教えてください」 Ayaka:Tsubasa Blendです。  理由は、最初に飲んだ印象と2週目に飲んだ印象が全然違くて口のなかでハジけたエスプレッソがめっちゃ印象に残っています。 ーーー確かに、このエスプレッソ!!すごい!!という衝撃は一番あったように思います。 Kume:Mizukiさんのです。エイジングで毎日どんどん味が変わっていくのが非常に興味深かったです。 Tsubasa:僕もMizuki Blend! ーーーお!!Mizuki Blendに2票!人気ですね! Tsubasa:とにかく美味しかったです。理想のエスプレッソ用ブレンドに限りなく近くて、飲んだ瞬間、うわ〜〜やられた〜!!と思いました!笑(やられたって言うのはもちろん良い意味です!) ーーーTsubasaマネージャーから「とにかく美味しい」は嬉しいですね。    そんなMizukiさんはどうですか? Mizuki:私はKume Blendです。 私なら絶対選ばない、思い切った比率のブレンド!どっひゃーってなりました! 飲む前からワクワクする(パッケージも含め)、飲んでハッピーになれるブレンドでした。 ーーー印象の強かったパッケージツートップはKumeさんとHitomiさんでしたね。    そんなHitomiさんはどうですか? Hitomi:Ayaka Blendです。カッピングした時の最初の一口で、あ、ブレンドってこう言う事だ。って思いました。そして何より抜群に美味しかった。 ーーー美味しかったですね。Hitomiさんのブレンドとはまた全然違って優しい味わいのブレンドでしたよね。 限られた豆の中でブレンドされているはずなのに、5人それぞれ全く違う印象のブレンドになっていたように思います。面白いです。 「期間中、たくさんのお客様が飲みに来てくださったと思いますが、 心に残っているお客様とのやりとりなどあれば教えてください。 例えば、提供した後言われたひとことなど!」 Ayaka:飲みやすい!、バランスがいい!ってコメントをたくさんもらいました。 遠くに住む妹や友人がオンラインで買ってくれたのもめっちゃ嬉しかったです。...

Kurasu x WHOSMiNG コラボイベントレポート by Ann

こんにちは!以前Kurasuで働いていたAnnです。 みなさんにまたこうしてご挨拶できるのがとっても嬉しいです!今日はこの間台北で開催したコラボイベントの様子をご紹介します :) まずは、イベントの簡単なご説明から。 はじまりは2020年の夏、私がWHOSMiNGをコラボレーションに誘ったのがきっかけ。たくさんの素敵なグッズも考えて、WHOSMiNGの出身地、台北でイベントをすることにしました。 2日間の、イベントの様子をご紹介します! //事前準備// イベントスペースを提供してくださったのは、Coffee Flair。長い時間をかけ、たくさんの話し合いをしながら準備を行いました。 元々、イベントは今年の初めに開催する予定だったのですが、アナウンスの直前に台湾で数件のコロナウイルス感染が確認されたため(台湾では長い間、感染件数が0件でした。)、残念ながらイベントは延期とすることに。 幸い、状況はすぐに良くなり、準備の時間も少しだけ増えてイベント当日を迎えることができました。 //イベント開催中の様子// 始まってみると、予想以上に大盛況! こんなにもたくさんの皆さんが来てくださったことがまずとても嬉しかったし、あいにくのお天気にも関わらず、たくさんの方々が並んでくださったことにも感謝の気持ちでいっぱい。 イベントでは、Kurasuのコーヒー豆やコラボグッズなどが並びました(来てくださった方々は、京都にいるような気分にもなれたかも笑)。 私はといえばノンストップでコーヒーをサーブしていましたが(ちょっと疲れた)、本当に楽しかった!台湾のお客様にKurasuのコーヒーをご紹介でき、みなさまとっても素敵な感想をたくさんくださいました。普段コーヒーをあまり飲まないという方も美味しかったよと言ってくださって、とっても嬉しかったです。 イベントは大成功、コーヒー豆もグッズもあっという間に売り切れて、来てくださった皆様がそれぞれに楽しんで帰って行かれました。 Kurasuのコミュニティにたくさんの方々がジョインしてくださる様子は見ていてとてもハッピーなものでした!   //イベント終了後// 予想を大幅に上回る人気にお応えして、コラボグッズの販売数増量+プレオーダーも受け付けることになりました! 改めて、このイベントに関わることができて本当に感謝しています(Kurasuありがとう!!笑)。すっごく楽しく、楽しんでくださっているお顔が見れてとっても嬉しい2日間でした。Arigato !   素敵な一日を! xoxo, Ann  

Kurasu 2020、農園への旅:タイ・チェンライ⁠

Kurasuのヘッドロースターとして焙煎を担当するKosukeが、Kurasu Bangkokチームと共に、タイ・チェンライの農園を訪問しました。訪れたのはSumioとDoi Tung farmという二つの美しい農園。新しい年をスタートする素晴らしい体験となりました。⁠⁠生産者の方々、精製に関わる方々、そしてコーヒーの栽培にまつわる全ての場面が、毎日のように淹れているコーヒーとこんな風に繋がっているんだ、と感動の連続。⁠Kurasuのインスタグラムでも少しずつご紹介したそんな旅の様子を、たくさんの写真と一緒にブログ記事にしました。 ぜひ、Kosuke達と一緒に旅をしたようなお気持ちでご覧ください!⁠   まず初めに訪問したのは、Mae Jan TaiにあるSumio Farm。この農園で収穫されるコーヒー豆は、Kurasu Bangkokのハウスブレンドにも使用させていただいています。⁠⁠Sumio FarmはSinthopさんとその家族が経営するファミリーファーム。Sinthopさんのご案内で、瑞々しいコーヒーチェリーが育つ環境を見せていただきました。設備なども比較的小規模な農園で、年間1万トンほどのコーヒーを出荷しています。 山伝いに広がるSumino Farmでは、それぞれの農産物に決まった土地が割り当てられてはいません。そこでは野生のコーヒーチェリーが実り、金柑、プラム、バナナ、カカオやシナモンが生き生きと共存しながら育っていました。 Sintiopさんの案内のもと、山の至る所に生育するコーヒーチェリーの状態を見て周りました。私達が見て回っている間にも、山の気温がぐんと下がったのが感じられました。ほぼ登山のような、道なき道と行ったような険しい場所を歩き、かなり疲れたと振り返るKosuke。 山の深部では気温はグッと下がり、夜間にチェリーが凍ってしまい、中には凍死してしまっているものも多く見受けられました。しかしSinthopさんは農園のオーガニックな環境を保つため、コーヒーチェリーだけを特別に保護するような栽培は行わないそうです。⁠ 「Sumio農園で飲んだ、精製したてのコーヒーをSinthopさんの手網焙煎したものが衝撃的なフレッシュさでした。普段の焙煎でも、いかに水分を残すかということを心掛けていますが、現地で飲むコーヒーは別格でした。 味の表現としては適切ではないかもしれませんが、本当に口の中でコーヒーが輝いてるように感じました。」と振り返るKosuke。     次に訪問した農園は、ミャンマーとの国境にほど近い、大規模な農園兼精製所、Doi Tung。国内では、Doi Tung Coffeeとして知られています。ここでは、コーヒーチェリーの栽培から収穫、精製、焙煎、商品化まで全ての作業が行われています。この農園は、古来よりこの地域に住んでいる山岳民族、アカ族の貧困問題を解決するために、政府の国家プロジェクトとして設立されたと言われています。2017年までの30年間で、政府主導のシステムが構築され、現在では独立経営となっています。⁠ Doi Tung農園では、チェリーのピッキング、ソーティング、パルピングなど、発酵槽に漬けるまでの工程を参加者で行いました。⁠⁠・ピッキングでは参加者向けにチェリーの熟度表が写真付きで配られ、それを元にピッキングしました。⁠ ⁠・ソーティングでは、水を張ったバケツに収穫したチェリーを沈め、浮いてきたフローターという密度の低い欠点豆だけをすくい取る作業を行いました。通常、Doi Tungではこの工程は全て機械で行われます。その後、ランダムに100粒のチェリーを取り出し、未熟から過熟までの割合を出します。これは都度、ピッカー達に伝えられ、未熟や過熟が多いようであれば、もう少し丁寧にピッキングするようにフィードバックがされるようです。この工程は赤いチェリーであれば比較的色の判断が容易ですが、黄色いチェリーは目で見るだけは判断は難しい。⁠ ・欠点豆を取り除いた後は、パルパーに通され、周りの果皮の部分を取り除きます。やや単調な作業。⁠ ⁠ミューシレージの付いた生豆は、桃などの種を想像するのが分かりやすい例えかも。種の周りには果肉のようなものが付いており、通常これは取ることは出来ません。コーヒー豆も一緒で、このミューシレージを除去するために発酵槽に数日間付け、微生物の力によって分解してもらいます。発酵槽に付けた直後はただただ甘いだけで、酸味などは感じられません。数日して、ミューシレージが完全に分解される頃には、酸味が感じられるようになっていました。⁠⁠Kosukeは、(本当に水に浸ける以外にミューシレージを取る方法はないのか、口にずっと入れていたらどうなるのか)と思い、4時間くらい口に含んでみたものの、ミューシレージは1ミリも取れませんでした、とのこと。⁠ ⁠しっかり熟したチェリーだけを摘むことは想像以上に時間や労力が必要なものでした。また、その後の機械による重量ソーティングやハンドピッキングなど、クリーンなコーヒーに仕上げるための工程がいくつも続きます。⁠ ⁠休憩時間では、実際にその地域で採れたフレッシュな焙煎豆を抽出したり、地域の伝統料理を食べて過ごしました。⁠ Doi Tung Farmの皆様、素晴らしい経験をありがとうございました!  今回の農園訪問では、コーヒーが栽培される過程、特に収穫から出荷までの様子を詳しく知ることができました。⁠ 「これまでにも、文字媒体や動画などで、過程についてはある程度は理解していました。ですが、実際に体験してみて、農園がいかに険しいところにあるか、そしてチェリーの収穫がいかに大変か、という事に気がつきました」と、Kosuke。⁠⁠一杯の美味しいコーヒーの背景には、単調でも手間暇のかかる作業が存在しています。日本で私たちが味わっているクリーンで果実味の溢れるコーヒーは、そんな努力の積み重ねの上に出来上がったものなのです。⁠ ⁠良い豆と悪い豆に選別され、良いものは国外へ、 悪いものは国内で消費されるそうですが、もちろん選別の工程が減れば減るほど、悪い豆の混入率は増え、私たちの元に届くコーヒーはどんどんクリーンでなくなります。 「正直、彼らが美味しいコーヒーを作りたいのか、より良い賃金を得たいだけなのか、どちらが彼らの原動力になっているのかは、はっきりとは分かりませんでした。ただ、僕たちスペシャルティーコーヒーを消費する側が良しとする、いわゆるクリーンなコーヒーに仕上げることで、彼らがより良い賃金を得ているのも事実です。だとすれば、やっぱり、僕たちに出来ることは正しく伝えていくこと、単なる情報ではなく、スペシャルティーがなぜスペシャルティーなのかを実感を 持って伝えていくことが重要なのかなと思います。僕たちにとってスペシャルティーコーヒーがか かせないものであるのと同じように、生産者にとってもかかせないものであってほしいです。」とKosuke。 ファーム以外では、バンコク、チェンライそれぞれ市内のカフェを数軒周ったり、南部と北部で 異なるエスニックフードを食べて周りました。辛い料理は好きだというKosukeですが、ファームトリップ中に食べた北部のエスニックフードはかなり辛く、どちらかというとバンコクなどで食べられる少し酸味の効いた料理の方が好きだったとのこと。 Dui Tungでは、抽出後のコーヒーカスを使ったコーヒー染の体験も出来ました。参加者全員で体験し、一人ひとりオリジナルのデザインを考えて楽しみました。 Kurasu初めての試みとなった、今回の農園訪問。コーヒーのことはもちろん、たくさんの人々や物事との出会いを目いっぱい体験して帰ってきてくれたKosuke。これからの彼の焙煎にも、きっとたくさんの素晴らしい経験が生かされていくことでしょう。 今回のレポートが、単なる情報共有に終わらず、私たちの体験や、この素晴らしい旅を通して感じたことまでもお伝えできていれば嬉しいです!

ENJOY COFFEE TIME #3 イベント写真レポート

ENJOY COFFEE TIME #3 1000人以上の来場数の中、Kurasuのコーヒーを400名以上の方に飲んでいただくことができ大変楽しいイベントになりました。 また参加できることを楽しみにしています。    

石渡俊行 / Market Lane Coffee x Kurasu Kyoto イベント写真レポート

  オーストラリアのコーヒーカルチャーを牽引するメルボルンのスペシャルティーコーヒーロースター・カフェのMarket Lane Coffee (https://marketlane.com.au/)。そのMarket Laneでクオリティーコントロール(品質管理)とヘッドロースターを務められている石渡俊行さんをKurasu Kyotoにお招きし、Market Laneのコーヒーカッピングを行うイベントを開催しました。マーケットレーンからは4種類のコーヒーを用意していただきましたが、どのカップにどのコーヒーが入っているか分からない状態でのブラインドカッピング。先入観を持たずにコーヒーの味そのものにしっかり向き合うことができました。メルボルンを代表するロースタリーでヘッドロースターを務められ、近年ではブラジルなどの農園でMarket Laneの生豆の仕入れに携わっておられる石渡さんからしか聞けないような焙煎のお話や、コーヒーの産地・生産者のお話も聞くことができ、参加者の方からの質問も絶えず非常に多くのことを学ぶ機会になりました。毎日習慣として何気なく飲まれる方も多いコーヒーですが、コーヒーが生産された背景や生産者の方々の想いを大切にしながら高い品質を追求するスペシャルティコーヒーの魅力を再確認することができ、貴著な体験となりました。 石渡俊行プロフィール1977年神奈川県生まれ。05年ワーキングホリデー・ビザで来豪、地元レストランなどを経てサウス・メルボルンのカフェ『St. Ali』でバリスタを、また09年より『Market Lane Coffee』でヘッド・ロースター兼クオリティー・コントロールを勤める。国内の各大会で数々の受賞歴を持つ。 Kurasuでは今後とも定期的にカッピングを開催していく予定です。是非KurasuのFacebookイベントページをフォローしてみてください✌https://www.facebook.com/pg/kurasu.kyoto/events/ Photos: Nattapong Tienprasertkij

Kurasu Public Cupping #5 メルボルンカッピング写真レポート

メルボルンのコーヒーロースターを集めたカッピング。沢山の方にお越しいただきありがとうございました! 今後のイベントはFacebookから告知していきますので、是非フォローよろしくお願いします。 https://www.facebook.com/pg/kurasu.kyoto/events

From Asia to Europe... イギリスでKurasuのコーヒーがカッピングに参加しました!

日本のコーヒー文化を世界に発信するーKurasuのコンセプトの根幹としてオープンして以来、これまでに色々な機会に恵まれ、コーヒーを愛する世界中の方々との出会いが生まれています。今回はイギリス・ノリッチで行われたカッピングで、日本のスペシャルティコーヒーロースターの一つとしてKurasuのコーヒーを紹介していただきました!   日本と同じく、サードウェーブが盛り上がりを見せ続けているイギリス。今最も勢いよく成長している産業といっても差し支えないほどで、ロンドンコーヒーフェスティバルは世界の中でも最も集客力・影響力の大きいイベントの一つです。都心以外でも、個性あふれるロースターやスペシャルティコーヒーを扱うカフェが熱い注目を浴びています。ロンドンから東に電車で2時間半ほどの街、ノリッチもそんなスポットが集まる街の一つ。古くから交易の中心地としての歴史を持ち、学生の街でもあり、作家やアーティストが多いこの街では、独立系のお店が多く、スペシャルティコーヒーを楽しむ人々がそれぞれお気に入りのカフェを持っています。   その中の一つが、Ancestors Coffee(アンセスターズコーヒー)。ヴィーガンフレンドリーな軽食も提供するこのカフェでは、世界中のコーヒーが常時数種類楽しめます。月に一回パブリックカッピングを主催しているのはオーナーのキーラン。新しく提供するコーヒーや、キーランが気になったものや挑戦してみたいコーヒーを集めてカッピングします。   場所柄、イギリスではヨーロッパのロースターを取り扱う事が多く、時にアメリカのコーヒーを仕入れるところもありますが、日本で焙煎されたコーヒーがイギリスでサーブされることはまだ珍しいそう。   今回カッピングテーブルに並んだ日本のロースターは、京都のWEEKENDERS COFFEE、東京のONIBUS COFFEE、埼玉のHSKWKF(星川カフェ)、そしてKurasuの4軒。日本以外からはノルウェーのSOGNEFJORD、スウェーデンのmorgoncoffeeroasters、アイルランドのCalendar Coffee、イギリスのCampbell & SymeとDark Arts Coffeeというラインナップで、参加者がそれぞれブラインドでカッピングを楽しみました。   初めてカッピングをするという人から、コアなコーヒー愛好家まで様々な人々が互いに感想や予想を交換しながらの賑やかなカッピングとなり、最後にキーランがそれぞれのコーヒーの正体を明かすと歓声が上がりました。特に日本のコーヒーはどれも好評で、人々が普段慣れ親しんでいる味わいとはまた違った特徴が印象的だったという声が多く、Kurasuのケニアにもたくさんの票が集まりました!   カッピングに並んだコーヒーは、ゲストコーヒーとして店頭でもしばらく提供されるとのこと。これをきっかけに、日本のコーヒーをより多くの人に楽しんでいただける貴重な機会となりました。 Ancestors CoffeeのInstagramはこちら

Kurasu Kyoto 2nd anniversary 振り返りフォトレポート

Kurasu Kyotoがオープンしたのは、2016年8月。私達にとって、8月は特別な時です。京都はもちろん、日本中の、そして世界中の皆様に支えられ、2周年を迎える事ができました! 海を越えてたくさんのお客様からお祝いのメッセージをいただき、京都の店舗では2周年記念イベントを開催。たくさんの方々に囲まれて、素晴らしいアニバーサリーとなりました。 1年を通して、#クラスパートナーロースターとして関わってくださったロースター様に再びご参加いただき日替わりで提供したコーヒーはどれも個性豊かで、お気に入りのコーヒー目当てにご来店くださったお客様もたくさん。日本中の様々な場所で活躍されているロースター様とお客様とのつながりに少しでも貢献できたのかな、と嬉しく感じる一週間でした。 アニバーサリー当日は、待ちに待ったパーティー!バリスタのTsubasaとKeisukeがカクテルシェーカーを振り、Ayakaはマシンフル稼働、笑顔も200%。更にMisakoがマッシュルームバーガーを振舞い、気づけばパーティーはお店の外まで…こんなにたくさんの方々に支えられてここまで来たのだと、改めてスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいになりました。 当日の雰囲気を、写真でシェアするフォトレポート。お越しくださった方も、そうでない方にも、アニバーサリーの様子をお届けします! 改めて、Kurasu Kyotoに関わってくださっている全ての方々に感謝申し上げます。また新しい1年、皆様にとって素晴らしい時になりますように!      

Misako's Eye: ワールド・オブ・コーヒー/WBC 2018 レポート

Kurasu Kyotoでバリスタ、ヘッドロースターとして活躍するMisakoが、アムステルダムで開催されたワールド・オブ・コーヒー(WOC)、そしてワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC)に行ってきました!素晴らしい会場に、到底まわり切れないほどの魅力的なブースの数々、そして憧れのロースターやスターブリュワー達。旅情あふれるMisakoのレポートをお届けします!   World of coffee / World barista championship 2018 in Amsterdam 中世から残る運河に囲まれ穏やかな時間が流れるオランダ アムステルダム。自転車で通勤、通学する人たちで溢れる街の中心地をくぐり抜け、たどり着いたのは 今回の会場であるRAI AMSTERDAM。   開催期間は3日間。ヨーロッパのみならず、世界中からコーヒーエキスパートが集結し、ロースターの私にとっては、まるで夢のような環境であった。今までロースティングを勉強するために 本やブログを読み込んだり、YouTubeで毎日見続けていた憧れのロースター、ブリューワーが勢揃いしていた。この場を借りて、彼らの分析、検証を繰り返した成果、そしてそれらの貴重な情報をシェアしてくださっている寛大さに 心から感謝を伝えたい。   話は戻り、今回のWOCには 合計200以上のブースが出店していた。 それぞれ、ロースタービレッジ、ブリューバー&エスプレッソバー、サステナビリティーフォーラム レクチャー、カッピングルームなどセクションごとに分かれていた。   そして同じ会場では 世界バリスタチャンピョンシップが開催されている。 正直に言うと、あまりのブースの数に 3日間朝から夕方までいたのにもかかわらず、私は全てを見終わることができなかった。 まず全体の印象として挙げたいのが、全てのブースのセットアップが素晴らしかったこと。本当にこの3日間のために作られたのか?と思ってしまうほど大掛かりなセットがあったり、細部まで綺麗な装飾がされていて、それぞれ美しく、見るだけで気分を高揚させるものがあった。   パブリックカッピングが至るところで開催されていた。 ロースターのみならず世界各国のコーヒー生産者も出店しており、地元のロースターとのコラボレーションで行われたカッピングブースでは、生産者と一緒にテーブルを囲み、好みのものがあれば少量ロットから直接オーダーできる仕組みだ。 個人的に好みだったのが ブリューイングマシンmarcoのブースで飲んだイエメンのコーヒー。バーの中で、バリスタたちが 異なる器具で抽出してくれた。ほんの少しスパイシー感もありながらパッションフルーツのような甘さと綺麗な酸味が絶妙だった。   同時開催されていた、ワールドバリスタチャンピョンシップ。 もうご存知の方が多いと思うが、今年度のチャンピョンは 史上初女性チャンピョン。ポーランド代表のAgnieszka Rojewskaさんだ。彼女のプレゼンテーションはかなり斬新なものだった。 エスプレッソ、カプチーノ、シグネチャービバレッジの順に提供するコンペティターが主流である中、 自分のカフェでは初めてきたお客さんはいつも、とりあえずカプチーノ、その後何か目新しいドリンク(シグネチャードリンク)、そしてエスプレッソを提供するから、と、その順で。長年の経験を落とし込んだプレゼンテーションだった。 日本代表の石谷さんのプレゼンテーションも本当に素晴らしかった。石谷さんのシグネチャードリンクは 白味噌とパッションフルーツを混ぜあわせた意表を突くニューフレーバー。日本で飲める日がくるのが本当に待ち遠しい。また、会場にたくさんのサポーターが駆けつけていたのも印象的だった。   どのコンペティターのプレゼンテーションも本当に素晴らしかった。3日間を通し、決勝へと勝ち進んでいく中で さらに磨きがかかっていくのが目に見えるのも、このような大会の見どころの一つだと思う。   3日間開催で毎晩のように La Marzoccoや Victoria Arduinoなどが主催するパーティーが行われた。最終日の夜、世界中のコーヒー関係者が集結し、チャンピョンも全てのコンペティターも垣根なく 一緒にダンスをして盛大に祝ったのは アムステルダムで一番の思い出だ。

2周年!Kurasu Kyoto アニバーサリーイベント 8/1~8/11

8月11日で、Kurasu Kyotoはオープンから2周年を迎えます。この日を迎えるまでに関わってくださったすべての人たちに感謝を込めて、8月1日から当日の11日まで3つのイベントを開催します!1. 先着15名様(15杯)ハンドドリップコーヒー無料提供過去1年間で取り扱いをさせて頂いた各ロースター様のコーヒーを毎日1ロースター限定で毎日無料で提供します!*コーヒー豆提供スケジュール(豆の状態や在庫等で変更の可能性もございます。ご了承下さい。)8/1 Single O Japan :FIRECRACKER LAUNCH EDITION8/2 Finetime Coffee Roasters :Kenya Gicherori AA8/3 Saredo Coffee :Guatemala La Tacita8/4 And Coffee Roasters :Kenya Kiangoi8/5 COFFEE COUNTY :Honduras Saturino Martinez8/6 TRUNK Coffee Nagoya 高岳本店 Ethiopia Gedeb8/7 Beyond Coffee Roasters Myanmar8/8 EMBANKMENT Coffee Colombia Francisco Alvarado8/9 カリオモンズコーヒーロースター Nicaragua Lo Prometido8/10 Mount Coffee Ethiopia8/11 Kurasu Special Beans!現在店舗で提供中のKurasuの豆やMOUNTCOFFEEさんの豆、 PRANA CHAI JAPAN も期間中変わらず提供しています!2.限定ステッカー、記念テイクアウトカップ、窓アート2周年を記念して、Kurasuのデザイナー、Aya Kudoが手がける限定ステッカーを添付したテイクアウトカップでドリンクを提供。イベント期間中窓にも特大サイズのステッカーを貼ってお祝いします♪3. 8/10・8/11の2日間限定で夜も営業します! 前日の10日金曜日はKurasuのイケメンバリスタ TSUBASA and KEISUKEによるコーヒーカクテルNight!人気のコールドブリュースパークリングに加え、二日間限定のカクテルが多数登場♪ FRIDAY NIGHT限定カクテルも必見!人数制限はございませんのでお気軽にお立ち寄りください。2周年当日11日の夜はアニバーサリーパーティー(入場無料出入り自由です♪)今年も閉店後の18時半からパーティーを行います。当日も限定コーヒーカクテルやビール、と美味しいコーヒー、フードご用意してます。イベントの楽しみの一つとしてご希望のお客様にはご自分のドリンクをドリップしていただけたり、ミルクの注ぎをやっていただけます。店内にはKurasuの思い出の写真、イベント出店や常連のお客様との楽しい時間を写真におさめたものを展示予定です♪ FOODはKurasuのロースターMisakoによるスペシャルマッシュルームバーガー!見逃せない美味しさです!限定50個、早い者勝ちです!当日ドレスコード2周年の”2”にちなんで2にまつわるものならなんでもOK!!〜2日間の営業時間について〜8/10 (Friday) 通常営業 8:00~17:00 BAR営業 17:00~21:00 (20:45 LO) 8/11 (Saturday) 通常営業 8:00~18:00anniversary...

第二回 Kurasu ブリュワーズトーナメント イベントレポート

kurasu主催 第二回ブリュワーズトーナメント。 会場は 旧小学校内の元職員室(TRAVELING COFFEE)。小学校の時に使った背の低い椅子に座り、ビールとコーヒーを片手に、ストーブを囲い暖を取りながらコーヒー好きな人たちが、コーヒーのイベントを通して繋がっていく。 出場者は18名。1グループ3名ずつの対戦の、勝ち抜き戦のトーナメント。ルールは至ってシンプル。当日発表されたコーヒー豆を、一番美味しく淹れた者が優勝。 各自持参した抽出器具を使い、3名のジャッジにより勝者が選ばれる。   旧小学校の黒板にチョークで書かれたトーナメント表に 勝ち残った方の名前が色付けされていく。   今回のコーヒー豆は kurasu焙煎の中浅煎りのケニア。フレーバーノートは レーズン、オレンジ、ブラウンシュガー。前回大会で使用した浅煎りのコスタリカは かなりエアロプレス抽出に有利な印象であったこともあり、今回は kalita, hario v60,konoなど異なる抽出器具により、違ったフレーバーに幅が出るように、このケニアを選んだ。 Kalita waveを使用して、ほど良いボディ感を出すか、Hario v60を使用してバランスの良さを強調するのか—ここに参加者の力量が問われる。   練習中の出場者を見ると、Kalita waveとエアロプレスの両方持参された方。kruveを使用し、微粉量を調整されている方などさまざま。全体的には、短時間で抽出できる観点からエアロプレスを使用する出場者が多く、またAmerican press, Hario v60やKonoを使用する参加者も見られた。   今回のジャッジは3名。 TRUNK COFFEEの鈴木康夫氏、前回大会覇者である小川珈琲の良原皓介氏、そして今回の大会で豆のスポンサーをつとめてくださった株式会社DCS/ CAFE IMPORTSの辻本貴弘氏だ。 抽出器具、温度、濃度の違いもあり、今回はかなりジャッジが分かれる結果に。何を強調するのかが やはり重要になってくる。ケニアらしいシトラス感なのか、レーズンのような甘く複雑な味わいなのか。   優勝された笹田さん(light up coffee)の決勝戦のカップは、程よいコク、フレーバーノートにあるフレーバーを全て出し切った上で、ご本人のエアロプレス抽出の技術により、素晴らしいバランスの良さがある一杯。優勝おめでとうございます! 全体を通して非常にレベルの高い戦いであり、前回に引き続き新たな発見がたくさんあった第二回 Kurasu ブリュワーズトーナメント。 プロ・アマチュアの割合が半々となった大会だったものの、ホームブリューワーの方がkruveを使って微粉を取っている様子が見られるなど、スペシャルティーコーヒーが確実に広まっているのだと実感する機会となった。 ****** Kurasuでは、さまざまなイベントを企画しています。 FacebookでKurasuをフォローして、最新のイベント情報をお見逃しなく!