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Kurasu Journal

台形ドリッパーの魅力に迫る:カリタ HA ドリッパー101/102

ORIGAMI、フラワードリッパー、KONO名門、Hario V60。 こうして最近話題のドリッパーを並べると、一つ穴が多いですね。確かに、一度ある形のドリッパーに慣れると、ついそればかり手に取ってしまいませんか?今日は少し流行や習慣から離れて、三つ穴・台形ドリッパー「カリタHAドリッパー101/102」に注目! <今日のテーマ> 波佐見焼xカリタとは? ドリッパーの特徴 レシピ 波佐見焼  x カリタとは? 透明感を感じるほど薄く、繊細でありながら、日常使いにも安心などっしりとしたつくりの波佐見焼ドリッパー。長崎県・波佐見町の地域ブランド「HASAMI」とカリタのコラボレーション商品です。 波佐見焼は、分業制で製作されます。型作りから釉かけまでそれぞれを専門にする職人たちが、各々の担当工程に集中することで、高品質な陶磁器を安定的に量産しています。地域で働く人々の約4割が陶磁器制作に携わっていることから、まさに波佐見町全体でものづくりに取り組んでいることがわかります。 陶磁器は、焼き上げると約13%ほど縮んでしまいます。これがデザインや型作りを困難にするポイント。通常の波佐見焼製品よりも複雑な形状のカリタ式ドリッパーをデザインするために、3Dモデリングなどの最新テクノロジーを駆使し、ようやく形になりました。多岐に渡る分野のプロが力を合わせ、何度も検証を繰り返した上で完成した、妥協なき波佐見焼ドリッパーです。   ドリッパーの特徴 現代と伝統技術の融合によって完成したMade in Japanドリッパー。実際にコーヒーを抽出する上で、大事な三つの特徴をご紹介します。 ①安定した抽出を実現 ドリッパーの底にある三つの穴が、流量を調整します。これにより、個人の注ぎに影響されず、毎回安定して美味しいコーヒーを淹れることができます。 ②ゆっくり抽出し、しっかりと味わいを引き出す 抽出の後半にかけて、特にゆっくりとした抽出に。三つの小さな穴がお湯の流れを比較的ゆっくりと一定のスピードに保ちます。湯溜まりが起こりやすく、過抽出に注意する必要がありますが、存分に美味しく豊かな成分を引き出すことができます。 ③保温性に優れている 吸熱性と保温性に優れた陶磁器。事前に熱いお湯でドリッパーをリンスすることで、終始高温環境でコーヒーを抽出することができます。高温なほど抽出効率が上がるので、甘くてボディもしっかりと感じられるコーヒーが好きな方にはたまりません。   レシピ それでは実際に淹れていきましょう! まず、フィルターをドリッパーにセットしたら、しっかりとお湯でリンスしましょう。今回は浅煎りコーヒー用のレシピですので、深煎りコーヒーを使用される方は豆の量を増やしてお試しください。 コーヒー:15g (Filter Grind・下記挽き目の写真を参考にしてください) お湯:240g (90℃) 合計抽出時間: 約3:00 ①0:00  /  90g  (15秒で円を描くように注ぐ) 短時間でしっかりとコーヒー豆全体を濡らすため、一般的な蒸らしに比べ、大量のお湯を注ぎます。これにより、コーヒー豆全体から均一に成分を引き出す準備を整えることができます。 ②0:15  5秒間攪拌 ①のステップのサポート的役割のステップ。より均一に成分を引き出せるようになります。また、コーヒーの粉全体をしっかりと動かす事で、抽出後半のお湯の流れをよりゆっくりとしたものにすることができます。 ③0:45  /  ~180g(15秒で円を描くように注ぐ) コーヒー豆から成分をあますことなく引き出します。早いタイミングでたくさんのお湯を注いでも抽出完了までの時間が短くなりすぎないのがKalita 101の良いところ。 ④1:15  /  ~240g...

【Youtube】Kosukeのコーヒーの話:「COE#25 Ethiopia Nigussie Gemeda Mude」

昨年COEに入賞したエチオピアのスペシャルなコーヒー豆が登場!⁠ヘッドロースターのKosukeが、その魅力を分かりやすくお伝えしています!アシスタントのReikaとの楽しい掛け合いも見所です! フレーバーノートにあるコーラとジャスミンの正体とは?! Kosukeの熱い焙煎トーク、お見逃しなく!⁠ご視聴はこちらから。

カスカラって何?

グアテマラから、とっても美味しいカスカラを再入荷! 今回は皆様に甘酸っぱいカスカラをまたお届けできるのを記念して、改めて「カスカラって何?」と、「カスカラってどうやって使えばいいの?」の2つの疑問にお答えするブログを公開します。   カスカラって何?   コーヒーの実が木になるときには、真っ赤なチェリーのようなフルーツの姿なのはご存知の方も多いのではないでしょうか。このチェリーが見慣れた茶色いコーヒー豆になるまでの過程で生まれるのがカスカラです。   「コーヒーチェリーティー」と呼ばれることもあるカスカラは、コーヒーチェリーの外皮を乾燥させたもの。これまでコーヒー豆の製造過程での副産物として位置付けられ、コンポストとして使用されない場合は廃棄されてしまう事がほとんどでした。 しかし最近、このカスカラが、美味しくて新しい食材として、スペシャルティコーヒーシーンで注目を集めています。 良いコーヒー豆は、良い果実、美味しいチェリーから生まれる、そんな当たり前の事を改めて考えてみると、果実の部分をただ捨ててしまうのは惜しいですよね。 天日干しによってぎゅっと味わいが濃縮されたカスカラは、乾燥時には濃い暗赤色の見た目。   味わいはコーヒーとは全く違って、ローズヒップやプラムのような甘酸っぱさと、蜂蜜のようなまろやかな甘みが特徴です。 フルーツティーのように思われますが、コーヒーの実にはカフェインが含まれています。しかし含有量自体はコーヒーの4分の1から8分の1とやや低めで、紅茶と同じような感覚でお楽しみいただけます。   Kurasuのカスカラの特徴 ① アップサイクルに貢献でき、環境に優しい 先ほどご紹介したように、これまで主に廃棄物として処理されてきたカスカラ。大量に廃棄されると、処分の際に水質汚染を引き起こす事もあるといいます。 カスカラを美味しく消費することは、無駄になる農産物を減らし、環境汚染を軽減し、農園にも新たな収入源ができることにつながります。 カスカラもコーヒーと同じく美味しく飲むことで、スペシャルティコーヒーをもっとサステナブルにできます。   ② 品質の高さと環境への影響にこだわる、信頼できる生産者   Kurasuが自信を持ってカスカラをおすすめする理由は2つ。まずは何よりも、高品質で美味しいこと。そして、生産方法が人にも環境にも優しく、スペシャルティコーヒーの未来に貢献していることです。 Kurasuのカスカラを生産してくださっているのは、グアテマラの小規模農家生産者団体、GOOD COFFEE FARMS。代表のCarlos Melen(カルロス・メレン)さんは、グアテマラ出身で、18歳の時に日本への旅行をきっかけに北海道に移住し、以来、日本を拠点にサステナブルなコーヒー生産をサポートする活動を行っています。    GOOD COFFEE FARMSでは、全ての豆のトレーサビリティが徹底して管理されています。 小規模農家と協力し、技術、精製方法など様々な面で生産をサポートしながらトレーサビリティを確保し、同時にクオリティの向上を図っています。   さらに注目したいのが、GOOD COFFEE FARMSが使用する、環境に優しく、かつ金銭的な負担の少ない新アイデア、ドライ・バイシクル・パルピング。自転車を動力とする脱穀機で、大量の水や電力を消費することなく、また精製由来の水質汚染などの環境問題も解決できる素晴らしい方法です。   グアテマラの太陽をいっぱいに浴びて熟したコーヒーチェリーの、最高品質の果実だけを厳選して作られたGOOD COFFEE FARMSさんのカスカラ。コーヒーは果実、をぎゅっと味わえる甘酸っぱいカスカラ、ぜひお試しください! (記事内写真提供:GOOD COFFEE FARMS)

カスカラってどうやって使えばいいの?

グアテマラから、とっても美味しいカスカラを再入荷! 以前販売していたものに比べて、細かく粉砕されている今回のカスカラ。そのおかげで、より短時間で、更に鮮やかな味わいを楽しむことができます。 今回は皆様に甘酸っぱいカスカラをまたお届けできるのを記念して、改めて「カスカラって何?」と、「カスカラってどうやって使えばいいの?」の2つの疑問にお答えするブログを公開します。第2弾の今回は、カスカラの美味しい飲み方と、Kurasuのカフェで使っているレシピを公開します!   カスカラってどうやって使えばいいの? カスカラの主な楽しみ方は、紅茶のようにお湯で抽出して飲むカスカラティー。Kurasuのカフェでは、効率的な浸漬式で甘さをまろやかかつぎゅっと引き出せる、HARIO Switchドリッパーでカスカラティーを淹れています。 その他にも、濃いめに抽出してシロップにし、ソーダで割ったり、細かく挽いて焼き菓子に使ったりしてもO K。色々な使い道があるカスカラはプラムジュースのような酸味と、ジューシーな果実味が魅力。 普段豆の部分だけを飲んでいるコーヒーの、果実の部分を楽しめる貴重な機会なのはもちろん、こんなに美味しいものが日々大量に捨てられてしまっているのか・・・と残念な気持ちになるほど、カスカラって美味しいんです。   カスカラティーの作り方 美味しいカスカラティーを作るのは、実はとっても簡単。 今回は先ほどおすすめしたHARIO Switchでのレシピと、ご自宅でも気軽に楽しめるサーバーと茶こしを使ったレシピの2通りの淹れ方をご紹介します。   HARIO Switchで淹れるカスカラティー 1) スイッチにフィルターをセットし、フィルターをリンス(湯通し)する。 2)カスカラを9g入れる。 3)スイッチを上げた状態で、お湯を200ml注ぐ。同時にタイマーをスタート。Kurasuでは92℃のお湯を使用しています。  4)1分経ったら、お湯がスイッチの内側をぐるりと撫でるように3回まわして対流を作る。そのままスイッチを下げる。 5)タイマーが1分30秒になったらスイッチを上げてお湯が落ちるのを止めて、出来上がり。   サーバーと茶こしで淹れるカスカラティー 1)サーバーに9gカスカラを入れて、お湯を200ml注ぐ。タイマーON 2)1分経ったら少しかき混ぜて、茶こしをセットしたカップへ注げば完成。   私たちがSwitchをおすすめする理由は、スイッチを下げるタイミングで思い通りに抽出時間をコントロールできることと、フィルターを通すので味わいがとても鮮やかに抽出できるから。茶こしでも十分美味しく淹れられるのですが、どうしても細かいカスカラの粉がメッシュを通り抜けるため、味わいにやや曇りが出る傾向があります。ペーパーフィルターを使えば後片付けも簡単です。  グアテマラの太陽をいっぱい浴びて育ったカスカラが手に入ったら、ぜひおうちでもカスカラティーを楽しんでみてくださいね!ほかにもこんな風に使ってみたよ、などコメントもお待ちしております。Enjoy!

焼き物と素材とコーヒーの話

こんにちは!KurasuのShokoです。 Kurasuでは、コーヒー豆の他にもコーヒー雑貨を多く取り揃えています。 今回は最近仲間入りしたSAIマグを通して、焼き物のリサイクルのお話をさせてください。   <目次> 美濃焼のお話 焼き物の厳しい現状 いらなくなった陶片が、世界でたった一つのマグカップに   美濃焼のお話 みなさま「美濃焼」って聞いたことはありますか?耳にしたことがある方も多いと思います。 今回紹介するSAIマグも、美濃地方で作られている「美濃焼」になります。 美濃地方は、日本一の焼き物の産地です。古くから良質な陶土や燃料がよく取れたため産業として盛んになり、現在では国内の陶磁器のシェア約5割を占めていると言われています。 (ORIGAMIドリッパーも美濃地方で作られていますよ)   焼き物の魅力といえば、釉薬の上品な表現や温かみですよね。お店で美しい陶磁器のお皿やマグカップなどを見かけると、つい手に取ってしまいませんか?暮らしの中で使うものだからこそ、何気ない日常に幸福を添えてくれるような、上質な焼き物に惹かれる人が多いのではないでしょうか。   焼き物の厳しい現状 実はそんな焼き物の原料でもある良質な陶土が、近年では枯渇してきているのが現状です。 また、焼き物にはもうひとつの大きな問題点が。それは廃棄物の多さです。 焼き物は1200℃以上の高温で焼成しているため、制作過程で発生する不良品のほとんどは埋め立てる以外に処理方法がなく、破棄されたものは1000年経っても土には戻りません。 さらに、廃棄されたものには陶器や磁器も混ざっており、安定した材質ではないため、一度焼成した焼き物を再利用することは製造上とても困難です。 実際に埋め立て地に行ってみると、こんなにも大量な商品が廃棄されているのか、、と驚かされます。 大量生産、大量消費の時代を背景に多くのものが作られ、捨てられている姿。 考えさせられます。 いらなくなった陶片が、世界でたった一つのマグカップに この大きな問題を解決しようと、活動している企業が近年多くなってきています。廃棄となってしまった焼き物を、再度原料として利用できないか模索する試みです。 このSAIマグを製造している株式会社チップスもその活動をもとに、原料の20%は自社の製造過程で発生した陶片を混ぜ込んだものを使用しています。そう、会社名の「チップス」は、「陶片」に由来しています。   こちらが、再生土が作られるまでの流れです。   実際にSAIマグを手にとってみてみると、底部分は淡い茶色でざらっとした質感。上質な陶片が、無駄なく再利用されていることを認識させてくれます。陶片と土を混ぜているので、ところどころ表面にざらつきや小さな穴などありますが、使用に問題はありません。 環境に配慮した焼き物ならではの温かみが感じられ、一つ一つがユニークな世界に一つだけのマグカップです。   いかがでしたか?コーヒーとカップって密接な関係ですよね。お気に入りのカップを使うだけで嬉しくなるものです。 今、あなたの目の前にあるカップはどこからきていますか? 手に持っているもの、飲んでいるものが「どこからできているのか」想いを馳せる。 それは生活が豊かになるきっかけにもなるのではないでしょうか。 ご家族やご友人を大切にするように、Sai Mugとも長くお付き合いいただけると嬉しいです。それでは、心温まるコーヒーブレイクを!   ** Shoko  

KONO名門ドリッパーの魅力

国内外共に根強い人気のKONO名門ドリッパー。 今回は改めてKONOドリッパーの魅力を紹介していきます。   <目次> KONO名門ドリッパーの歴史 ドリッパーの形状と出来上がるコーヒーの味わいは? 豊富なカラー展開 裏側に実は、、、? 取り扱いの注意点 おまけ:Kalitaのフラットベッドのドリッパーとの違いは?   KONO名門ドリッパーの歴史 KONOドリッパーを製造している珈琲サイフォン株式会社は、大正14年に創業。サイフォン抽出器を開発した会社です。 KONO名門ドリッパーは5年という長い開発期間を経て、1973年に発売されました。 手軽な価格帯でシンプルな形状、美味しくコーヒーが淹れられることで多くの方にご利用いただいている商品です。   ドリッパーの形状と出来上がるコーヒーの味わいは? ドリッパーの形状は無駄がなくシンプルなフォルム。ドリッパーの内側には、真ん中あたりから下まで伸びる12本のリブが施されています。このリブが、安定したコーヒーを淹れる手助けをしてくれます。   同じ円錐ドリッパーであるHario V60 ドリッパーやORIGAMIドリッパー、フラワードリッパーなどと比べると、フィルターとドリッパーの密着度が高く、比較的ゆっくりとコーヒーが落ちていきます。 (円錐の下の部分にはリブがあることで湯だまりが起こりすぎないように設計されています。) コーヒーがゆっくり落ちていくと何がいいのか。それは、ブレの少ない安定したコーヒーが淹れられるということ。 抽出が速い場合、注ぎのスピードや技術で味が大きく左右されます。 一方で抽出がゆっくりなKONOドリッパーは、コーヒー豆の味を引き出しながら、ブレなく抽出することができます。 深煎り用のドリッパーの印象が強いですが、浅煎りでもとてもまろやかで甘さがしっかり際立ったコーヒーが出来上がりますよ。  素材に関しては、KONOドリッパーはプラスチック性なので、ドリッパー内の温度も高いまま安定し、さらにゆっくり落ちるので、抽出効率も上がりやすいです。 (抽出効率の詳しい話はまた、どこかで。) ドリッパーの素材の話はORIGAMIドリッパーAirの記事にも紹介されています!要チェックです。     豊富なカラー展開 このようにとても魅力的なKONOドリッパーですが、カラー展開が豊富なのも魅力の1つ。 クリアの他にも、イエローやライトグリーンと鮮やかなドリッパーがあります。 (個人的にはチェリーピンクが好みです) おもちゃのような印象で、そこがまた可愛らしい。揃えたくなっちゃいます。     裏側に実は、、、? ドリッパーの裏側をみると、「名門」というなんともいえない渋いロゴと、なんとコーヒー豆を発見! みなさん見つけられましたか? こういう可愛らしさも魅力ですね。 取り扱いの注意点 最後になりますが、1点、取り扱う際に注意いただきたいことがあります。それは、耐熱温度が90℃というところ。 浅煎りのコーヒーは90℃以上のお湯を使用することが多いので、そこだけご注意ください! (食洗機はもちろんNGです。) Kurasuでは90℃以上のお湯を使用してコーヒーを淹れていたのですが、プラスチックの内側にひびが入ってしまいました。原因は、お湯や水回りなどの蒸気による寒暖差。内側のひびなので漏れてこない限り使用上は問題はないのですが、見た目が気になる方はいつもより低めの温度で抽出するのがおすすめです。 (ちなみにカラータイプはこのひびが比較的目立ちにくくなっています。) それではKONOドリッパーとともに素敵なコーヒーライフを!...

darestore(宮城): 2022年3月 Kurasuパートナーロースター

「カッピングよりもブリューイングで美味しい方がいい。」   今月の#クラスパートナーロースターは、仙台・青葉区のdarestore(デアストア)。 昨年末には、2店舗目として、フードメニューを充実させたdarestore Coffee&Eateryをオープンされました。   今回、2度目ということで、創業以来、焙煎を担当されている石山さんにお話を伺いしました。 冒頭の言葉には、石山さんのお人柄やコーヒーそのもの、また、それらを取り巻く環境に対する絶妙なバランス感覚が集約されているように感じました。というのも、「焙煎士」と聞くと、ストイックな反面、拘りが強く、頑固なイメージを持たれる人も少なくないと思います。 焙煎士にとって、焙煎と品質管理はセットです。焙煎をするときは、必ず、品質を確認するために、カッピングを行います。多くの場合、カッピングで美味しいものは抽出でも美味しいのですが、時に、そうでないものもあります。カッピングでの味わいを突き詰めることが、かえって、抽出を難しくしてしまう側面があります。 ただ、石山さんの考えは違います。焙煎とカッピングという反復の中に没まず、その先にある、コーヒーを淹れる人の顔、業界の現状や未来をしっかりと見つめられています。 カッピングの重要性を理解された上で、それでもなお、「みんなが美味しく淹れられてこそ」と、抽出で美味しいことを最優先に味づくりをされています。   今回、石山さんからご紹介していただく豆はインドネシアとルワンダ。インドネシアは、伝統的なスマトラやトラジャのようなゴーンとした質感ではなく、質感の綺麗さが特徴のコーヒーで、これまで、インドネシアを敬遠していた人にも美味しく飲んでもらえるはずとのこと。 そして、なんと、ルワンダは、darestore創業以来、初めての取り扱い。今では、ポテト(異常に臭い欠点豆)もほとんど出なくなり、年々、少しずつ、だけど、確かな品質の向上を受けて、初の取り扱いを決められました。味わいは同じアフリカでもエチオピアやケニアのような弾けた印象ではなく、優しく、でも、しっかりとした甘みのあるコーヒーとのことです。 最後に、「飲んでもらえることにワクワクするし、色んな楽しみ方してもらえることが嬉しい。」と語る石山さん。本当にとても魅力的な人でした。   まだまだ語り足りないですが、続きは、きっと、コーヒーが教えてくれるはずです。

Meet Kurasu Partner: Niseko Coffee🇵🇭

Kurasuのコーヒーやお茶を提供してくださっている世界中のKurasuパートナーをご紹介する"Meet Kurasu Partner"。 本日のパートナーは、フィリピン・マニラのNiseko Coffeeさんです! 日本とフィリピンのコーヒー文化のフュージョンを生み出すコーヒースタンド、Niseko Coffeeさん。オーナーのDianeさんが、大好きな北海道のニセコにちなんで名付けた、今マニラで話題のお店。コロナ禍にスタートした小さな事業は瞬く間に注目を集め、2021年5月、大型ショッピングモール内にコーヒースタンドとしてオープンしました。エスプレッソやハンドドリップコーヒーに加えて、たい焼きや抹茶ラテがメニューに並びます。 「本物」を提供することにこだわり、たい焼きはスタンド内で焼き上げ、抹茶もKurasuのOKUMIDORI(砂糖なし)を使用。京都の農園から仕入れる高品質な抹茶はお客様に大好評で、フィリピンにいながら本格的な日本の味わいを楽しめると注目を集めています。ホット・アイス、また砂糖あり・なしと希望に応じて注文することができるのも、お客様にとっては嬉しいポイント! 「私たちは何よりも品質を重要視します。そのため、私たちの抹茶ラテには、高品質でミルクとも相性が良いKurasuのOKUMIDORIを使用することにしました。濃厚かつバランスが良く、フィニッシュが滑らかで、プレミアムな抹茶ならではの味わいです。余韻に、嫌な雑味は一切ありません。」ーDianeさん・Niseko Coffeeオーナー 本物の日本文化を追求する姿勢は、コーヒーの淹れ方にも表れています。規律や正確さを重んじる日本文化に習い、ハンドドリップの注文を受けると一杯ずつ丁寧に抽出します。そして嬉しいことに、2022年4月のゲストロースターとして、Kurasuの春こちをハンドドリップで提供してくださることが決定!準備が整い次第、京都の西陣で焙煎されたコーヒーが、マニラで飲めるようになります。現地にいらっしゃる方はぜひ春こちを通して、京都の春を感じてください! ハンドドリップ以外にエスプレッソメニューも充実していて、中でもNiseko Signature LatteやCampfire Latteが人気。ここでしか飲めない特別なドリンク、たい焼きとの相性もきっと抜群です。エスプレッソドリンクには、フィリピン北部に位置するベンゲット州アトック産のコーヒー(100%アラビカ種)を使用しています。 日本とフィリピンの両方の文化と味わいを楽しめるコーヒースタンド。コンパクトなスタンドながらも、溢れんばかりのパッションと豊富なメニューが素晴らしいですね。本格的な日本の味わいや文化を、フィリピンのお客様に広めてくださっているNiseko Coffeeさん、ありがとうございます。自由にフィリピンに行けるようになったら、Niseko Coffeeさんで日本とフィリピンのフュージョンを堪能しましょう! (看板メニューのたい焼き、美味しそう…!)   Greenhills Promenade, San Juan, Metro Manila, PhilippinesMON-FRI 11am-7pm あなたのお店でも、Kurasuのコーヒーやお茶を使ったドリンクを提供してみませんか?パートナーとして、あなたのお店づくりをサポートさせていただきます! ご登録フォームはこちらから。

話題のORIGAMIドリッパー:磁器製と樹脂製で味わいは変わる?

みなさんこんにちは!Kurasuマーケティング部門のNaoです。 今年に入って一番忙しかった仕事の一つ、ORIGAMIドリッパーAirの販売。従来の磁器製に加えて、この度AS樹脂製のAirが登場し、発売前からSNSで注目を集めていました。 凄まじい人気ぶりで、発売からたったの数時間で完売してしまいました。たくさんのお客様から殺到したお問い合わせの対応、メーカーさまとの在庫調整、SNSやブログの更新…とにかくわちゃわちゃと忙しかったのですが、皆さまのコーヒー器具への関心を身を持って感じることができ、嬉しい経験でした。 さてさて本題に。   磁器製とAS樹脂製のORIGAMIドリッパーで、使用感やコーヒーの味わいにどのような違いがあるのでしょうか? Airの特徴をご紹介しながら、AS樹脂製と磁器製との比較をしていきたいと思います。ORIGAMIドリッパーについてもっと知りたい方、どっちを買おうか、あるいはAirを買い足そうか悩んでいる方にぜひ参考にしていただきたいです。 まず始めに、「そもそもORIGAMIドリッパーとは?」と疑問に思っている方に、少しだけ説明させていただきます。 まるで紙を折ったかのようなリブが特徴的なORIGAMIドリッパー。メーカーのK-aiさんの開発チームが、様々なバリスタの声と向き合い設計したこだわりの逸品。世界大会でも使用され、見た目だけでなく機能性にも優れたドリッパーです。 そしてこの度、新素材のAirの登場に、根強いORIGAMIファンが熱狂したわけです。(私含む) それでは、Airの特徴と実際にコーヒーを淹れて飲んでみた感想を公開します! <目次> Airの3つの特徴 素材による味わいの違い 結局、どっちを買うべき? 可憐で丈夫:3つの特徴 ORIGAMIドリッパー最大の特徴である20個のリブはそのままに、素材だけ磁器からAS樹脂になったAir。基本的な構造は変わっていませんが、素材が変わったことにより、どのようなメリットが生まれたのでしょうか? ①約50%の軽量化 磁器製よりも約50%の軽量化を実現したAir。抽出を終えた時に、ホルダーごと持ち上げるときにかなり軽く感じます。 ②多少手荒くてもOK! 剛性、耐衝撃性がパワーアップ。傷がつきにくく、日常使いや持ち運びに便利です。洗い物をしている時にうっかり手から滑ってしまった…そんなアクシデントにも安心です。 ③安定したドリップを実現 AS樹脂は熱しにくく、冷めにくい。よって、抽出中のお湯の温度が奪われにくく、安定したドリップが可能です。 気になるお味は? 形は同じの二つのドリッパー。AS樹脂と磁器とで、味わいは変わるのでしょうか? ここからは、ヘッドロースターKosukeと一緒に検証した内容を共有致します! AS樹脂製ドリッパーは、良くも悪くも湯温の影響をあまり受けません。抽出中、ドリッパーが熱くなりにくいということですね。つまり、抽出中の温度変化が少なく、終始安定した温度で抽出することができます。その結果、ハンドドリップ初心者の方でも雑味を抑えることができ、まさにORIGAMI入門モデルです。 実際に淹れて飲んでみたところ、スッキリとした印象でした。一つ一つのフレーバーが際立ちつつ、全体としては柔らかく、優しいお味に。爽やかな朝を迎えられそうなコーヒーです。 一方で、磁器製ドリッパーは湯温でドリッパー自体が温まりやすく、外気の影響で冷めやすいことが特徴。事前に入念にお湯をかけてドリッパーを温めることで、高温を保ったまま安定した抽出ができます。使い方をマスターすれば、AS樹脂製のドリッパーよりもさらに抽出や味わいのコントロールが可能となり、コーヒーの魅力を最大限に引き出せます。少し上級者向けですが、ポテンシャルは無限大です。 コーヒーの味わいは、綺麗な酸が印象的。ジューシーでボディもしっかりあり、飲みごたえたっぷりの仕上がりです。 ORIGAMIドリッパー、どっちを買うべき? まとめると、 ・Airは、簡単に誰でもすっきりと美味しいコーヒーが淹れられます。コーヒー始めたばかりの方でまだ抽出のコントロールに自信がない方や、アウトドアなど外気の影響を受けやすい環境下で淹れることが多い方は、Airがおすすめです。 ・磁器製は、少し事前準備や工夫が必要ですが、コーヒー本来の味わいをしっかりと引き出すことができ、楽しみ方が広がります。しっかりとしたボディ感やジューシーな味わいのコーヒーが好きな方はぜひ。 どちらのモデルもそれぞれの魅力がありますね。両方ともアイコニックで機能的なリブ構造は一緒です。あとは皆さまがどのようなシーンで使いたいか、どんな味わいのコーヒーを普段飲まれるか、またどの色合いが好みかなどで選んでみてはいかがでしょうか。 私自身、全然コーヒーに詳しくない頃にフラッと立ち寄ったKurasu夷川店で、黄色のORIGAMIドリッパーの可愛らしさに一目惚れして、即買いしました。使う度にとにかく嬉しくて楽しくて、毎日コーヒーを淹れているうちにコーヒーの世界にはまりました。 もし今もなお、どっちのORIGAMIドリッパーにしようか迷われていたら、自分のハートや直感に従ってみるのも良いかもしれません。もしくは、ぜひKurasuのカフェの店頭で手に取ってみて、じっくり考えてみるのもいいと思います! ORIGAMIドリッパーは、機能性・デザイン性ともに優れたドリッパーです。素材のバリエーションも増えて、ますます魅力的になりました。その分迷う要素が増えましたが、少しでもこの記事がみなさんの役に立つと嬉しいです。みなさんが素敵なドリッパーに出会えますように! 話題のORIGAMIドリッパーAirはこちらから。根強い人気の磁器製はこちらから。 ** Nao オーストラリア育ちのマーケティングスタッフ。京都で社会人生活を送る中で、Kurasuとスペシャルティコーヒーの魅力に出会う。コーヒー、Twice、柴犬が好き!

コーヒー2杯をワンプッシュで作ろう!Hario浸漬式ドリッパースイッチ360

大人気のHario浸漬式ドリッパー スイッチ。コーヒー界のスーパースターであるジェームズ・ホフマン氏がYoutubeで取り上げた2020年の秋以降、Kurasuでは売り上げランキング上位に君臨し続けています。 そんなスイッチドリッパーシリーズに、大きいサイズ「浸漬式ドリッパースイッチ360」が登場! 個人的にとっても嬉しい新商品。一人分なら、ハンドドリップで淹れるのも慣れっこなのですが、二人分以上となるとまだまだ苦手意識があります。でも、この新しいスイッチドリッパーを使うと、スイッチ一つで2人分のコーヒーを淹れることができます! これなら、家族やオフィスの同僚にも美味しいコーヒーが淹れられそう。早速使ってみたので、その魅力を私、マーケティングスタッフのNaoがご紹介します! 一杯取りは余裕。2杯取りはちょっと苦手… 皆さんは、普段お家や会社でコーヒーを淹れますか? 私は週末のコーヒーブレイクに、シーズナルブレンドやハウスブレンドを淹れます。焼き菓子やプリンには、王道にブレンドコーヒーを合わせるのが好きです。ペアリングとか全然わからないし自信もないのですが、お菓子にはブレンドを選んでいたら間違いないだろうと信じています。コンビニスイーツをお皿に置いただけのコーヒーブレイクも、ハンドドリップで丁寧にコーヒーを淹れると特別なものに感じます。 こうして気楽に一人分をハンドドリップで淹れることはもう慣れっこなのですが、二人以上のためにコーヒーを振る舞うとなると、苦手意識が芽生えます。使う豆の量も変わって、粉に均一にお湯を行き渡らせるのも難しい。また、何回かに分けて淹れるとなると私の技量では毎回同じように淹れられないし、何かと不安が付き物です。 でも、たまに実家に帰ると、家族分コーヒーを淹れないといけません。オフィスで来客がある際も、複数人分淹れないといけません。毎度緊張が走ります。   2杯取りの救世主。お湯を一気に注いで2分待つだけ! そこで頼りになるのがスイッチドリッパー360。このスイッチドリッパーには様々なコーヒーの淹れ方があります。主な淹れ方は以下の2通り。   1. ハンドドリップやネルドリップみたいにコーヒーの粉にお湯を注ぎ、お湯を透過させて成分を引き出す方法を透過式。 2. フレンチプレスや水出しみたいにコーヒーを、一定の時間お湯に浸して成分を引き出す方法を浸漬式。   このスイッチドリッパーでは、両方の淹れ方(掛け合わせたハイブリッドも!)ができます。一番ベーシックな浸漬式ですと、ドリッパー内にコーヒー粉とお湯を入れて、少し待ってからスイッチを押すだけで最大360ccの美味しいコーヒーが淹れられます。 私のようにとにかく均一に、簡単に、美味しいコーヒーを淹れたいという方には、この王道の淹れ方がおすすめです。   Harioさんの推奨レシピはこちら。 まず、36gのコーヒー粉に440ccのお湯を注ぐ。2分経ったら、スイッチを押す。これだけで、しっかりと酸味や甘味が抽出された360ccのコーヒーができます。   これで二人分は一気にこれで賄えますね。また、お湯を注ぐだけで失敗しようがないので、毎回同じレベルの仕上がりになります。「さっきのコーヒーの方が美味しかった…」といったことはありません。 これで仕事中の合間にお客様へのコーヒー出しを任された時も、ぱぱっと簡単にコーヒーを淹れて、自信を持ってお出しすることができます。おじいちゃん、おばあちゃん、いとこなど、大人数の家族の集まりも怖くありません!   淹れ方はあなた次第!可能性に満ちたドリッパー さて、いかがでしたでしょうか。具体的にもっとスイッチドリッパーの仕組みを知りたい、他の淹れ方も知りたいという方はこちらのブログを合わせてご覧ください。   家族の集まりや急な来客時に、スピーディーに美味しいコーヒーを作らない地いけないといった時に、簡単に安定した味わいのコーヒーを何杯も作れるこのスイッチドリッパーはお家でもオフィスでも大活躍しそうな予感。 「もう時間も余裕もない!」「とにかく早く、たくさん出さないといけない!」という時に、浸漬式で淹れられるとすごく助かります。プロのコーヒー屋さんが、コーヒーイベントでよく使っているのも納得です。   あとは個人的に、浸漬式と透過式とで使い分けられるのは嬉しい特徴だと思います。前半でお話ししましたが、ハンドドリップって特別なひとときでもあるんですよね。時間にゆとりがある時など、場合によっては透過式でぽたぽたと淹れたい時ももちろんあります。   実際どの淹れ方がより良い味わいを抽出できるのか、また掛け合わせたらどうなるのか、など諸説あります。それだけ万能で可能性に満ち溢れているということですね。TPOに合わせて使い分けられる万能なスイッチドリッパー。用途に応じて、サイズや淹れ方など、一番自分に合ったものを選んでみてくださいね。 それでは、スイッチドリッパーで楽しいコーヒーライフを! ** Nao オーストラリア育ちのマーケティングスタッフ。京都で社会人生活を送る中で、Kurasuとスペシャルティコーヒーの魅力に出会う。コーヒー、Twice、柴犬が好き!  

日本一、家庭用コーヒー器具が並ぶカフェ 〜Kurasu夷川店の魅力〜

皆さん、こんにちは!Kurasu 夷川店でバリスタとして勤務しているRISAです。 読んでくださっている方の中には、夷川店や京都スタンドでお会いした事がある方もいらっしゃるかもしれませんが、大半の方が初めましてだと思うので少しだけ自己紹介させてください。   私は主にKurasu 夷川店で勤務してます。たまーに、京都スタンドにもいます。 Kurasuに入社して約半年です。その前は、ドイツに5年ほど住んでいて、カフェで2年ほどバリスタをしていました。 もっともっと前は、アパレル業界に長く勤めていました。バリスタ歴は浅いですが、コーヒー愛は強めです!! 好きなものは他にも、観葉植物やお花、インテリア、キャンドル、自然、オーガニック製品、全然行けていませんが、スノーボードも好きです。好きなものが多くて書ききれません。。最近は、コーヒーを淹れて家でのんびりと映画を見ることが多いです。  そんなRISAです、どうぞよろしくお願いします。   さて、今回は夷川店の魅力を紹介したいと思います。   カフェ?器具屋さん?夷川店の特徴   私たちは、「家庭用コーヒー器具を(多分!)日本一取り揃えているカフェ」です!   細い夷川通にパッと現れる、真っ白な外観に、木枠と大きなガラスドアがアクセントになっているKurasu夷川店。京都のクリエイティブスタジオeveredgeさんにデザインを手掛けていただいたスタイリッシュな空間が、穏やかな夷川通の中で目を引きます。インスタグラムでも、たくさんのお客様が外観をアップして下さっていてとても嬉しいです!(密かにこの外観とても気に入ってます。) 店内にたっぷりの日光を取り込む開放的なガラスドアを開けると、大きなカウンターキッチンと、ズラっと並ぶコーヒー豆と器具達が出迎えてくれます。ゆっくりと店内でコーヒーを飲んで、気になるコーヒーや器具や豆を買って帰って、お家で淹れてみる。そんな素敵な体験を提供できるように、皆さんのおうちコーヒーをより良くするお手伝いができるお店を目指して、毎日元気に営業しております。(定休日なしです!) Kurasuではオンラインショップで器具を販売していますが、ここでは、実際に触って、見て、体験していただけるのも魅力の一つ。 私も器具が大好きなので分かりますが、例えばケトルの注ぎ口やノズルのカーブ具合など実際注いでみたいなー、ハンドグラインダーなら、どれくらいの力が必要で、どんな感じの挽き目か見てみたいなー、とか思ったりしませんか? 特に高額なものなら尚更。 オンラインショップではレビューなど確認するしかないですが、ここでは実際に見て、触って、時には体験していただけます。   お店で使っている器具は、全て家庭用!  また、お気づきの方、ご存知の方もいらしゃるかもしれませんが、夷川店のカフェメニューにラテがありますが、どこにもエスプレッソマシーンはありませんよね。 じゃあどうやってラテを作っているの? まず、エアロプレスというフィルターコーヒーを作る器具に、別売りしているFELLOWから出ている特殊なプリズモフィルターに付け替えることで、エスプレッソを作ります。そして、家庭用のスチームマシーンでスチームミルクを作って、エスプレッソと合わせて提供しています。これまた、艶やかなミルクができるのです。   それが夷川店のコンセプト!ご家庭用の器具のみを使ってドリンク提供し、お店で使っている器具は全て購入していただけるカフェ!   こだわりのカフェ空間 京都で夷川通といえば、家具屋さんの通りということもあり、シンプルかつ温もりのあるこだわりのテーブルやソファを揃えています。ぜひお気に入りの席を見つけてみてくださいね。それでは各席のお勧めポイントをご紹介します! まず、特等席のカウンター。バリスタが目の前でドリンクを作るのを観察できます!コーヒーについて、器具について気になることがあればなんでも聞いてください。大きなガラスドアの側で、フレッシュな風を感じ、日光を浴びながら飲むコーヒーは格別です。 カウンターを通り過ぎると、大きな四角いオーダーメイドのソファと、二人掛けのIdeeのソファ。それぞれの席に、Hayのおしゃれなテーブルをご用意しております。ドリンクとお菓子を置くのにちょうどいいサイズで、カジュアルなコーヒーブレイクにぜひ。 一番奥にはカリモクの温もりのあるテーブル。角ばった形をしているのも、とってもチャーミング。 くつろげる席で、美味しいドリンクやお菓子をお楽しみください。   夷川店では様々な企画やイベント実施! カフェ兼器具屋さんであるということで、カフェ営業の中で器具の魅力をお伝えできるように、様々な企画やイベントを行っています。 直近で言うと、昨年の12月から2月まで実施したフラワードリッパーイベント。全てのハンドドリップコーヒーをフラワードリッパーで提供しておりました。 そして、3月19日(土)からはHarioスイッチドリッパーイベントをスタート!大人気のスイッチを、私たち流の淹れ方で使用します。ヘッドバリスタのTsubasaさんと長期間検証し、ユニークで美味しい淹れ方を考案しましたのでぜひぜひ飲みにきてくださいね!   それでは、Kurasu夷川店でお会いしましょう〜!   Kurasu夷川店 月〜日 10:00-18:00

Meet Kurasu Partner:Hikari Life 🇦🇺

Kurasuのコーヒーやお茶を提供してくださっている世界中のKurasuパートナーをご紹介する"Meet Kurasu Partner." 本日はオーストラリア・メルボルンのHikari Lifeさんのご紹介! メルボルン市の中心に位置するスワンストンストリート。大阪の御堂筋と姉妹ストリート協定を結ぶ賑やかな通りに、昨年11月日本のコーヒー文化を取り入れるHikari Lifeさんがオープンしました。 Kurasuを含む日本のスペシャルティコーヒーロースターのハンドドリップコーヒーや、抹茶・ほうじ茶ラテ、柚子スプリッツなど、様々な日本テイストのドリンクを提供しています。そのユニークなメニューに惹かれるお客様で、毎日お店は大盛況。 店内には、直接日本から仕入れるこだわりの食器やコーヒー器具がまるでギャラリーのように並べられています。ウッドのぬくもりと白を基調としたモダンなデザインが融合するおしゃれスポットです。 代表のDerekさんは元々コーヒーとは関係のない業界でバリバリ働いていたビジネスマン。出張で何度も日本を訪れていて、貴重なプライベートの時間をスペシャルティコーヒーショップ巡りに当てていたそう。Kurasu京都スタンドにも、実際にご来店いただいておりました。 当時の経験と深い日本のコーヒー文化への愛情から、自ら開くカフェでは日本のスペシャルティコーヒーを紹介したいと思い、日本からコーヒーを輸入して提供することを決意。Kurasuだけでなく、その他日本を代表するスペシャルティコーヒーロースターのコーヒーを、メルボルンのコーヒーラバーに提供しています。 「より良い品質のコーヒーを追い求めるという点で、メルボルンは日本は似ています。私たちは地理的に日本から遠く離れていますが、最高品質の日本のスペシャルティコーヒーをメルボルンで広めたいという想いは揺らぎません。ご来店いただくすべてのお客様に、私たちが提供するサービスを通して日本を感じてもらえると嬉しいです。」 大人気の抹茶ラテとほうじ茶ラテは、Kurasu自慢のOkumidori抹茶とほうじ茶を使用。Okumidoriは抹茶本来の味わいを持ちながら、雑味やクセが少なく、牛乳やお砂糖ともほどよくマッチしてラテにぴったり。ほうじ茶もまだまだ珍しいようで、「他ではなかなか飲めない!」と大注目のメニューだそう。 もちろん、ORIGAMI dripperで丁寧にハンドドリップするシングルオリジンコーヒーも要チェックです。その時旬なKurasuやその他日本を代表するロースターのコーヒーを提供しています。 熱いパッションを持って、日本のコーヒーやお茶をメルボルンの街で発信してくれているDerekさんと彼が率いるチームには感謝の気持ちでいっぱいです。早くメルボルンに飛んで、一緒にコーヒートークをしたいですね!それでは、メルボルンでお会いしましょう! 317 Swanston Street, Melbourne, Australia 3000Monday-Friday, 08:30-16:00 and Saturday-Sunday, 09:00-17:00 あなたのお店でも、Kurasuのコーヒーやお茶を使ったドリンクを提供してみませんか?パートナーとして、あなたのお店づくりをサポートさせていただきます! ご登録フォームはこちらから。