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Kurasu Journal

Tag: レシピ・検証

最新版!Kalita Wave ドリッパー 抽出レシピ: How to brew with Kalita Wave by Kurasu Kyoto 2023

こんにちは!今日はKalita Wave Dripperの特徴を踏まえたKurasuオリジナルの抽出レシピをご紹介します。 1.Kalita Wave Dripper とは? 2.特徴 3.抽出レシピ   1 Kalita Wave Dripperとは? 今回使用した『Kalita Wave HASAMI ドリッパー』は長崎県の伝統工芸波佐見焼で作られたもの。透明感のある真っ白な見た目と、陶器ならではの滑らかな質感が心地よいドリッパー。 底を覗くと見える、Y時の溝と3つ穴が特徴。 このY時の溝と3つの穴があることで、ドリッパーの底にコーヒーが留まることがなく、スムーズに落ちてくれるので雑味成分も抽出されにくく、安定した味わいを生み出すことができます。 Kalita Waveには他にも、あたたかみのある無釉薬のオーガニックな風合いが特徴的な『Kalita & HASAMI Wave 砂岩ドリッパー』や、軽くて丈夫、アウトドアなどでも使いやすい『Kalita Waveステンレスドリッパー』など、素材やデザインの違うシリーズがたくさん!用途やシーンに合わせて選んだりしても楽しいですね。 2 Kalita Wave ドリッパーの特徴は? どんなドリッパーにも、得意・不得意の部分があります。その上で、Kalita Waveの得意とする部分は、“抽出の一貫性、安定性”どんな人が淹れても、毎回同じように抽出することができるところ。 逆に苦手とする部分はフレーバーが曇りやすく、コーヒーの味わいに抑揚が少なく感じられてしまうというところです。KurasuではこのようにKalita Waveの特徴を捉えています。 3 オススメの抽出レシピ では、前の章でご説明したKalita Waveの特徴を踏まえた上で、どうしたらコーヒーの味わいを曇らさずによりフレーバーが明確で、酸と甘さがしっかりと抑揚のあるコーヒーを淹れることが出来るのか、そこをポイントにして今回レシピを考案しました!   <Kalita Wave Dripper レシピ> ・コーヒー豆:14g ※YouTubeの中で使用していたのは『グアテマラ マウリシオ・ロサレス [浅煎り]』 ・お湯:200g(92℃) 0〜40秒 30gのお湯をまんべんなく注ぐ 40〜1,10秒 30gのお湯を粉全体にアグレッシブに注ぐ(Tota:60g) 1,10〜...

Hario V60で淹れる Kurasuの美味しいアイスコーヒーの作り方Q&A

皆さん、こんにちは!今年の10月は残暑のようですよ。 そう!まだまだ美味しいアイスコーヒーが楽しめるということ!今日は、前回配信した『美味しいアイスコーヒーのレシピ』の番外編美味しいアイスコーヒーを作るコツ、詳しくご説明しますBarista TsubasaとShokoの少しゆるめで楽しい掛け合いにも注目です こちらのブログでは、YouTube動画のポイントを分かりやすく文字起こししていますのでぜひ実際に抽出を試される時にお役立てくださいね!   =================================== Chapter1 「どうしてコーヒー豆の量がHotの時よりも多いの?挽き目を細かくするのはなぜ?」  Chapter2 「味が薄くなってしまった時の対処法は?」 Chapter3  「どうして初めからサーバーに氷を入れるの?」  Chapter4 「サーバー内の氷はなぜ溶かし切るのか?」 Chapter5 「1投目の蒸らしのポイントは?」 Chapter6 「2杯どりのレシピは?」   ===================================   Question①Shoko:「どうしてコーヒー豆の量がHotの時よりも多いの?挽き目を細かくするのはなぜ?」 Answer Tsubasa:『理由は大きく2つ!まずはHotとIceの時の湯量に注目!』 上記図でわかるように、純粋にHotと同じ挽き目にしてしてしまうと、成分が全て引き出しきれないから。 Hotと同じようにIceも美味しい成分を全部引き出してあげたい!その為に挽き目を細かくして調整しています。 Tsubasa:「それなら細かくするだけでええんちゃうか?と思いますよね?」 Shoko:「思いますね(笑)」 Tsubasa:「ね(笑)ただ、Iceは氷を入れることを考慮する必要があります」 「サーバーに最初に入れた氷を溶かし切った時にちょうどいい濃度にする為に量を増やすことが必要なんです。」 Shoko:「なるほど!挽き目を細かくする理由は『コーヒー豆の味をしっかりと出すため』、量を増やす理由は『濃度調整のため』ということですね!」 Tsubasa:「そうです。仮にHotと同じ量で挽き目を細かくしても、氷が溶け切った時に味わいは薄くなってしまいます。」 「あと、HotとIceの大きな違いが、飲んでいる最中にグラス内の氷が少しづつ溶けていってしまうところ。」 ※ここPoint! 最後の一滴まで美味しいアイスコーヒーを作るためには少し濃いめに淹れること!   Question②Shoko:「アイスコーヒーを作ると味が薄くなってしまうことがよくある。どうしたらいいの?」 Answer Tsubasa:『まずはシンプルに豆の量を増やしてみる 』 ただ、ここで注意したいのが、①でお話したように成分がより多く抽出されてしまうので味わいが変わってしまうということ。 Shoko:「なるほど、そうなると雑味とか嫌な成分も出てしまう可能性があるということですね」 Tsubasa:『薄いけれど味わいは好き!という時は、豆の量を増やしてみる』 『薄いし、味わいも物足りない。というときは、挽き目を細かくしてみる』 ※ここPoint! 味わいは挽き目でコントロール濃度は豆の量でコントロールする   Shoko:「逆に味わいが濃くなってしまったらどうしたらいいですか?」 Tsubasa:『明るさを感じない!という時は、豆の量はそのまま挽き目を荒くしてみてください』 Shoko:「豆の量を少なくせずにですね!了解しました!」...

コーヒーを美味しく淹れる5つの秘訣

こんにちは! 前回公開した「Kurasuのベーシックレシピ」の動画がとても反響が大きくコメントをくださる方も多く、大変嬉しく感じています。 今回のYouTubeはそのスピンオフ。より詳しく、抽出の際のポイントを解説して疑問にお答えしていく内容になっています。 こちらのブログでは、YouTube動画のポイントを分かりやすく文字起こししていますのでぜひ実際に抽出を試される時にお役立てください。   =================================== Chapter1 「どうしてカフェのレシピよりも1g多くコーヒーを使うのか?」  Chapter2 「お湯を注ぐ際毎回10秒間で注ぐのはどうして大事なのか?」 Chapter3  「蒸らしと攪拌のポイントは?」  Chapter4 「最後にもう一度攪拌するのはなぜ?ポイントは?」 Chapter5 「もし目安の時間で落ちきらなかったらどうする?」   ===================================   Question①Reika:「どうしてカフェのレシピより1g多くコーヒーを使うの?」 Answer Kosuke:『業務用ミルと家庭用ミルの“性能の違い”』 実際に挽いて見比べて見ると分かりやすいのですが、家庭用ミルだと業務用に比べると明らかに雑味(嫌な味)の原因となる“微粉”が出やすいんです。 では、微粉ができるだけ出ないようにするにはどうしたら良いのか。 “粗目に挽くこと”です。そうするだけで、細かい微粉が減って味わいで言うと少しクリアな感じになります。 Reika:「なるほど!」 Kosuke:(真似して)「なるほど!(笑)解決しました?」 Reika:「ひとつ解決です!それでは次の疑問に移りましょう!」   Question②Reika:「(蒸らし後)お湯を注ぐ際なぜ10秒間で注ぐのが大事?」 Answer Kosuke:『各段階で最適な注ぎができるようになるから』 僕らは10秒間を推奨していますが大事なのは時間そのものではなく、同じ時間で違う湯量を注ぐことが大切。 時間を統一することで、自然と各段階にあった最適な注ぎ方が可能になります。 1投目:10秒間で40g 蒸らしの工程は丁寧にゆっくりと注ぐ 2投目:10秒間で60g 甘さを引き出すためにアグレッシブに注ぐ Kosuke:「実際に淹れてみていかがですか?」 Reika:「秒数を意識すると、自然と注ぎ方を調整することができました!」 Kosuke:「そう!大事なのは湯先なんです。出ているお湯の太さ」 「2投目の“アグレッシブ”って円を早く書くことや無駄に手を動かすことではないんです。やることは実はとてもシンプルで、ケトルの傾き具合を変えるだけ。傾きを大きくしてお湯を太くします。」   ここでPoint!! 湯先を変えるにはケトルの“傾き”このコントロールが味に影響する! Question③Reika:「蒸らしと攪拌のポイントは?」 Answer Kosuke:『コーヒーの粉全体にお湯が行き渡るようにしよう』 蒸らしの工程はそのコーヒーの骨格を作るようなものでとても大切。 丁寧に注いで全体にお湯が行き渡るようにスプーンで底の方までしっかりと攪拌する Reika:「蒸らし漏れがないようにということですか?」 Kosuke:「そうです!あとは毎回の抽出のブレをなるべく減らすため」...

注いで待つだけ?!エアロプレスで淹れるアイスコーヒーのレシピ

皆さん、こんにちは! BaristaのRisaです。 今日も美味しいコーヒー飲まれていますか? 毎日とても暑くてヘトヘトですね。 コーヒーは通年ホット派!という方も、これほど暑いとたまには美味しいアイスコーヒーをゴクゴク飲みたいなと思うこともあるのではないでしょうか? 今回は私がおすすめする、お家でも簡単にできる美味しいアイスコーヒーのレシピもご紹介します。 おうちのコーヒーに幅が欲しい!という方も必見。 お店で飲むような、クリアで美味しいアイスコーヒーを、お家でも是非淹れてみましょう! -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- 準備するもの ・Aero press ・サーバー 今回は「TORCH コーヒーサーバー ピッチ― Pitchii」を使用 ・お水300ml(常温でOK) ・大きめの氷5個(約110g) ※オススメの量 ・挽いた豆(-豆30g / 挽き目 粗め(French press size ) Odo(7, 1/3) Comandante 35clicks)  コーヒーは『エクアドル アルナウド・カウセ レッド カトゥーラ [浅煎り]』を使いました! [挽き目の参考画像]   〝ここでPoint!〟 通常、アイスコーヒーは熱湯でドリップして氷で冷やす急冷という方法が一般的ですが、 今回は“常温”の水で抽出します! これならお湯を沸かすことの出来ない環境や、時間のない忙しい時でも簡単に淹れられるんです! それでは準備はいいですか? 一緒に美味しいアイスコーヒーを淹れていきましょう!   『Let's Brew!!』 ①挽き豆30gをAero pressにセット(通常の向き) (ペーパーはリンスしてもしなくてもOK) ②Aero Pressにサーバーセットし水を100ml 注ぐ...

実は深い、Hario Switchドリッパーの使い方

こんにちは! 今回ご紹介するのは『Hario 浸漬式ドリッパースイッチ』 スイッチ、皆さん使ったことはありますか? そのユニークな見た目と、手軽な抽出方法で発売から一気に人気を博したドリッパーです。 どんなところが人気のポイントなのか、実際にコーヒーを入れながらその特徴をちょっとマニアックな話も交えつつ Head  Barista Tsubasa が解説! 欲しいけど悩んでいる方や、既に持っているけれど使い方がワンパターンになっているなと感じている方、必見です! -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- ・スイッチならでは 3つの大きな特徴 スイッチドリッパーには上記の通り、大きく3つの特徴があります。その中でも聞き慣れない言葉、「浸漬式」と「透過式」についてご説明します。 「浸漬式」とは、フレンチプレスやサイフォンなど、コーヒー豆をお湯に漬けて抽出する方法のこと。 「透過式」とは、皆さんに馴染みのあるハンドドリップがそうで、コーヒーの入ったドリッパーの上からお湯を注いでいって抽出する方法のことです。 この2種類の抽出方法は、名前が違うだけでなく、コーヒーの味の出方も全く違います。 次に準備するものをご紹介します。 動画の中で使用している器具はこちら! ・ドリッパー:「Hario 浸漬式ドリッパースイッチ」 ・グラインダー:「Varia Hand Grinder」 ・ペーパーフィルター:「CAFEC 円錐形フィルター  アバカフィルター」 ・コーヒー豆:「グアテマラ アントニオ・コロム [浅煎り]」 動画のとおりお家で再現してみたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。   『Let's drip!!』 準備はいいですか?それでは実際に淹れてみましょう! ・スイッチドリッパー抽出方法 まずは、コーヒー豆10gを94クリックで挽きます。 ※挽き目はこちらを参考にお手持ちのグラインダーで挽いてみてください 1「浸漬式」の淹れ方 ①ペーパーフィルターをセット ② 94℃の熱いお湯でリンス&スイッチドリッパーを温めます※Point!: スイッチはサイズが大きくガラス製なのでドリッパーの温度を上げる為にしっかりお湯を入れて温めてください。 ③ドリッパーが温まったらスイッチを下げてお湯を落とします ④10gの挽いた豆をドリッパーに投入※Point!:お湯を入れ始める前に、スイッチがしっかり上がっているか確認してください。 ⑤タイマーをスタート。全体にお湯が行き渡るように注いだら、あとは15秒かけて160gのお湯を一気に注ぎいれる ⑥タイマーが2分になったらスプーンで全体を大きく3往復攪拌 ※Point!:ドリッパー全体を大きく動かすようなイメージで攪拌してください。 ⑦2分15秒になったら、スイッチを下げて落ちきりまで待って抽出完了!  ...

Coffee Journey with Reika 第5回『豆のまま派?挽いてもらう派?』

皆さんこんにちは! 焙煎サポートのReikaです。 Coffee Journey、とても久しぶりの更新です。 ファンの皆様、お待たせしてすみません! 第5回目は『豆のまま派?挽いてもらう派?』がテーマです。 皆さんは普段コーヒー豆を購入する時はどうされていますか?ちなみに私は◯派です。ふふふ、答えばこの後のブログの中で♩ さて、どちらの方がより美味しいコーヒーを楽しめるのか。 豆のままの場合と挽いた場合との違いを検証して、更に美味しく飲んでもらえる方法を考えました。 1 それぞれの良い点、悪い点を洗い出す まずは、豆のまま購入し自身で挽く 良い点 ・自分で好きな挽き目や器具に合わせた挽き目に調整できる ・焙煎日からの風味の変化(エイジング)を楽しめる 悪い点 ・毎回挽くのが面倒 ・持っているグラインダーの性能に左右される 次に、お店で挽いてもらう 良い点 ・挽き目が均一で微分も少なめ ・毎回挽く手間がない 悪い点 ・時間の経過と共に香りが消えてしまう ・美味しいうちに飲みたいと思うと焦る ・挽き目の調整ができない   2 改善方法を考える! ※ここでは双方から一つずつ悪い点をピックアップしてみました   ・豆のまま購入した際の課題『微粉』 豆のまま購入する場合に考えられる課題の一つに、 「持っているグラインダーの性能に左右される」というのがあります。 具体的にどう悪いかというと、カフェで使用されているようなグラインダーと違い、家庭用のものは挽き目の均一が低く、お店のそれと比べると微粉がより多く出てしまう。 では、どうしたら良いのか? 改善策:それは “少し粗目に挽く” です! ただそうなると、どうしても味が薄くなってしまいがちなので多めに豆を使用して濃度を調整して頂く必要がありますが微粉の対策にはなります! ・挽き豆で購入した際の課題『美味しい期間が短い』 お店で購入の際に挽いてもらう場合に考えられる課題の一つに、 「粉にしてしまうと美味しい期間が短い」というのがあります。 皆さんはすでに挽いてあるコーヒーを、普段どのように保存していますか? そのまま常温の方がほとんどでしょうか。今回は、常温、冷蔵、冷凍の3つのパターンで風味にどのような変化が出るのか検証してみました!   (検証memo) 使用した豆:『エチオピア ハロべリティ[浅煎り]』 エイジング:焙煎から一週間経過したもの 気になる検証結果はこちら!! 豆を挽いてから...

とろっと甘い、Kurasuのネルドリップレシピ

『ネルドリップで淹れる、美味しい浅煎りコーヒー』 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こんにちは! 新商品とレシピのご紹介です! 東京で38年もの間、多くのファンを魅了した「大坊珈琲店」が監修するネルフィルター。素晴らしい職人技に惚れ込み、この度少量限定で入荷致しました。 ・ネルフィルターとは? ペーパーよりも目が粗いネルは、コーヒーオイルを通すため口当たりがまったりとしていて、飲みごたえがあるコーヒーを抽出します。ボディまでしっかりと感じることができ、「ハンドドリップにおける究極の抽出方法」とも称されています。 ネルドリップと聞くと、喫茶店でマスターが極深煎りのコーヒーをじっくりと抽出しているようなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。なかなか浅煎りのコーヒーをネルドリップしているお店ってないですよね。 そこで今回、Kurasuがネルドリップで美味しく浅煎りコーヒーを淹れることに挑戦!50回以上も検証を重ね、とろっと甘いコーヒーが淹れられるレシピが完成しました。 ・どんなコーヒー豆がおすすめ? 特におすすめするコーヒー豆はエチオピアとインドネシア。 繊細で綺麗なフレーバーを持ちつつも、質感の部分ではその繊細さが少し物足りない印象に感じてしまうこともあるコーヒーをネルで抽出するとうっとりとするような、とろみのある質感に仕上がります! ・Let's brew! それでは早速レシピのご紹介です。 コーヒー豆 13g お湯  208g (92度) 挽き目: Filter grindより少し細かい程度の挽き目 〜準備〜 ・ネルフィルターをお湯でリンス。触る事のできるぐらいの温度になったら絞って水分を出す、その後タオルなどに挟んで周りについている水分も取れると尚良い。 (絞る時、火傷しないように要注意です!) ・お湯は92度、使用するケトルの中に 208g、量って入れておく。 〜スタート!〜 0:00- timer start  蒸らし:  コーヒー豆全体を濡らすイメージで、円を描くようにお湯を注ぎます。ネルの下からポタポタと落ち出すぐらい目安。もし量るならコーヒー豆の1.5 ~ 2 倍量。  0:40-  もう一度全体にお湯をかけるイメージで、円を描くように注ぐ。ネルの下から線になってコーヒが落ちてくるぐらいまでが目安。 線になって落ちてきたタイミングで、中心一点に注ぐように切り替える。コーヒーベットの高さを一定に保つイメージで中心に注ぎ続ける。 2:00- 注ぐのをやめる。(ケトルの中にお湯が少し残っていても、OKです。) 2:30-2:45 お湯が落ちきったら抽出完了。 最後に、ケトルの中に残ったお湯で濃度を調整する。(少しずつ足して自分の好みの濃度にするのがおすすめ)   【ちょっと気になるPoint!】 Q「お湯をあまり足したくないな。」 A:ケトルの中に残っている以上にお湯を足したくなれば、挽き目を少し粗くしてみたり、温度を下げる、注ぎのスピードを意識すると美味しくなります。 Q「たくさん飲みたい、2杯どりはどうしたら?」 A:フローレートが早いので、比率さえ守れば2杯分とかでもレシピ通りの時間の目安で抽出することができます。1:16...

台形ドリッパーの魅力に迫る:カリタ HA ドリッパー101/102

ORIGAMI、フラワードリッパー、KONO名門、Hario V60。 こうして最近話題のドリッパーを並べると、一つ穴が多いですね。確かに、一度ある形のドリッパーに慣れると、ついそればかり手に取ってしまいませんか?今日は少し流行や習慣から離れて、三つ穴・台形ドリッパー「カリタHAドリッパー101/102」に注目! <今日のテーマ> 波佐見焼xカリタとは? ドリッパーの特徴 レシピ 波佐見焼  x カリタとは? 透明感を感じるほど薄く、繊細でありながら、日常使いにも安心などっしりとしたつくりの波佐見焼ドリッパー。長崎県・波佐見町の地域ブランド「HASAMI」とカリタのコラボレーション商品です。 波佐見焼は、分業制で製作されます。型作りから釉かけまでそれぞれを専門にする職人たちが、各々の担当工程に集中することで、高品質な陶磁器を安定的に量産しています。地域で働く人々の約4割が陶磁器制作に携わっていることから、まさに波佐見町全体でものづくりに取り組んでいることがわかります。 陶磁器は、焼き上げると約13%ほど縮んでしまいます。これがデザインや型作りを困難にするポイント。通常の波佐見焼製品よりも複雑な形状のカリタ式ドリッパーをデザインするために、3Dモデリングなどの最新テクノロジーを駆使し、ようやく形になりました。多岐に渡る分野のプロが力を合わせ、何度も検証を繰り返した上で完成した、妥協なき波佐見焼ドリッパーです。   ドリッパーの特徴 現代と伝統技術の融合によって完成したMade in Japanドリッパー。実際にコーヒーを抽出する上で、大事な三つの特徴をご紹介します。 ①安定した抽出を実現 ドリッパーの底にある三つの穴が、流量を調整します。これにより、個人の注ぎに影響されず、毎回安定して美味しいコーヒーを淹れることができます。 ②ゆっくり抽出し、しっかりと味わいを引き出す 抽出の後半にかけて、特にゆっくりとした抽出に。三つの小さな穴がお湯の流れを比較的ゆっくりと一定のスピードに保ちます。湯溜まりが起こりやすく、過抽出に注意する必要がありますが、存分に美味しく豊かな成分を引き出すことができます。 ③保温性に優れている 吸熱性と保温性に優れた陶磁器。事前に熱いお湯でドリッパーをリンスすることで、終始高温環境でコーヒーを抽出することができます。高温なほど抽出効率が上がるので、甘くてボディもしっかりと感じられるコーヒーが好きな方にはたまりません。   レシピ それでは実際に淹れていきましょう! まず、フィルターをドリッパーにセットしたら、しっかりとお湯でリンスしましょう。今回は浅煎りコーヒー用のレシピですので、深煎りコーヒーを使用される方は豆の量を増やしてお試しください。 コーヒー:15g (Filter Grind・下記挽き目の写真を参考にしてください) お湯:240g (90℃) 合計抽出時間: 約3:00 ①0:00  /  90g  (15秒で円を描くように注ぐ) 短時間でしっかりとコーヒー豆全体を濡らすため、一般的な蒸らしに比べ、大量のお湯を注ぎます。これにより、コーヒー豆全体から均一に成分を引き出す準備を整えることができます。 ②0:15  5秒間攪拌 ①のステップのサポート的役割のステップ。より均一に成分を引き出せるようになります。また、コーヒーの粉全体をしっかりと動かす事で、抽出後半のお湯の流れをよりゆっくりとしたものにすることができます。 ③0:45  /  ~180g(15秒で円を描くように注ぐ) コーヒー豆から成分をあますことなく引き出します。早いタイミングでたくさんのお湯を注いでも抽出完了までの時間が短くなりすぎないのがKalita 101の良いところ。 ④1:15  /  ~240g...

カスカラってどうやって使えばいいの?

グアテマラから、とっても美味しいカスカラを再入荷! 以前販売していたものに比べて、細かく粉砕されている今回のカスカラ。そのおかげで、より短時間で、更に鮮やかな味わいを楽しむことができます。 今回は皆様に甘酸っぱいカスカラをまたお届けできるのを記念して、改めて「カスカラって何?」と、「カスカラってどうやって使えばいいの?」の2つの疑問にお答えするブログを公開します。第2弾の今回は、カスカラの美味しい飲み方と、Kurasuのカフェで使っているレシピを公開します!   カスカラってどうやって使えばいいの? カスカラの主な楽しみ方は、紅茶のようにお湯で抽出して飲むカスカラティー。Kurasuのカフェでは、効率的な浸漬式で甘さをまろやかかつぎゅっと引き出せる、HARIO Switchドリッパーでカスカラティーを淹れています。 その他にも、濃いめに抽出してシロップにし、ソーダで割ったり、細かく挽いて焼き菓子に使ったりしてもO K。色々な使い道があるカスカラはプラムジュースのような酸味と、ジューシーな果実味が魅力。 普段豆の部分だけを飲んでいるコーヒーの、果実の部分を楽しめる貴重な機会なのはもちろん、こんなに美味しいものが日々大量に捨てられてしまっているのか・・・と残念な気持ちになるほど、カスカラって美味しいんです。   カスカラティーの作り方 美味しいカスカラティーを作るのは、実はとっても簡単。 今回は先ほどおすすめしたHARIO Switchでのレシピと、ご自宅でも気軽に楽しめるサーバーと茶こしを使ったレシピの2通りの淹れ方をご紹介します。   HARIO Switchで淹れるカスカラティー 1) スイッチにフィルターをセットし、フィルターをリンス(湯通し)する。 2)カスカラを9g入れる。 3)スイッチを上げた状態で、お湯を200ml注ぐ。同時にタイマーをスタート。Kurasuでは92℃のお湯を使用しています。  4)1分経ったら、お湯がスイッチの内側をぐるりと撫でるように3回まわして対流を作る。そのままスイッチを下げる。 5)タイマーが1分30秒になったらスイッチを上げてお湯が落ちるのを止めて、出来上がり。   サーバーと茶こしで淹れるカスカラティー 1)サーバーに9gカスカラを入れて、お湯を200ml注ぐ。タイマーON 2)1分経ったら少しかき混ぜて、茶こしをセットしたカップへ注げば完成。   私たちがSwitchをおすすめする理由は、スイッチを下げるタイミングで思い通りに抽出時間をコントロールできることと、フィルターを通すので味わいがとても鮮やかに抽出できるから。茶こしでも十分美味しく淹れられるのですが、どうしても細かいカスカラの粉がメッシュを通り抜けるため、味わいにやや曇りが出る傾向があります。ペーパーフィルターを使えば後片付けも簡単です。  グアテマラの太陽をいっぱい浴びて育ったカスカラが手に入ったら、ぜひおうちでもカスカラティーを楽しんでみてくださいね!ほかにもこんな風に使ってみたよ、などコメントもお待ちしております。Enjoy!